Piyomaru Software、６角形の色付きセルでアイデアを練る新型アイデアプロセッサ「Kamenoko」バージョン1.1をリリース

アイデア作成のためのソフトウェアには、アウトラインプロセッサやマインドマップといったものがあります。Kamenokoはこれらよりも、各ノードの関係性を「あいまい」にして、各セルに記入できる文字数を制限し、キャンバスの広さに明確な制限を設けることで、アイデア要素が埋没しにくく、目に入りやすいよう配慮しています。まとまっていない段階のアイデアの断片を視覚化しながらアイデアを練ることで、無意識のうちに各要素の関連性に気づきやすくなるように設計しています。深層意識の海に埋もれた宝物（アイデア）を引き上げて視覚化する道具を目指します。

・【ご参考資料】アイデアを練るソフトウェアとは？（2017年発表のプレゼン資料）

http://piyocast.com/as/docs/アイデア出しソフトウェア

■色とコトバで考える！　新感覚アイデアプロセッサ

Kamenokoは、ユーザーが６角形のセルを並べてアイデアをまとめるためのソフトウェアです。キーワードを記入したセルを自由に並べたり、セルの色で課題のレベルやグループ分けを視覚的にしながら、テーマを発展させたり、関連性のある言葉を追加してアイデアを検討できます。

■関連キーワードを自動収集

選択セルに関連するキーワードをWeb上から自動的に収集して[注1]、周辺セルに自動配置することで、途切れることのない「ひらめき」の流れが提供されます。選択中のセル上でコンテクストメニューを表示させ、「Expand Taxonomy List」コマンドを実行するだけで、セル内のキーワードから関連語句を展開。一覧表示してキャンバス上に選択した関連語句を展開します。

https://www.youtube.com/watch?v=Y5EuLTKNf70&t=72s

[注1]Wikipediaなどの記述からタクソノミー展開することで実現

■iPhone、iPadとの連携

Mac上のKamenokoで編集中の書類を、AirDrop経由でiPhoneやiPadなどのデバイスにPDF形式で転送できます。Kamenokoの画面上で見える範囲を転送するか、あるいは書類全体を転送するか指定できます。

■KeynoteやPowerPointなどのプレゼンソフトとの連携

Kamenokoで編集中の内容を背景透過のPDFとしてコピーし、KeynoteやPowerPointなどの他のアプリケーション用の素材としてご利用いただけます。また、Adobe Illustratorの書類として書き出す機能を備え[注2]、これらの他のアプリケーション上でKamenokoのデータを素材としてご利用いただけます。

[注2] 要・Adobe Illustrator。別途ご用意ください

https://www.youtube.com/watch?v=o_Tef2ZLbtg

■Kamenokoを持っていない方とのデータ交換

Kamenoko書類はPNG形式の画像に書類データを埋め込んで書き出せる（Info Embedded PNG）ようになっているため、Kamenokoを持っていないユーザーには単なる画像として見える一方で、Kamenokoユーザーには埋め込み画像を読み取って元データを再現、内容を修正・編集できるようになっています。

■アイデアを練る作業の初心者向け資料を添付

Kamenokoのヘルプメニューには「Kamenoko Penmanship」を備えており、アイデアを練る際の初歩的なノウハウをご覧いただけます。

■Piyomaru Softwareについて

Piyomaru Softwareは元雑誌編集者を中心としたユニットで、さまざまなソフトウェアの開発を行ったり、電子書籍をオンラインで発行しています。なお、実際にKamenokoを用いてSNS上で質問に答えた内容をまとめた電子書籍「質問サイトで元雑誌編集者がいろいろ答えてみた」（価格500円、全257ページ）も、Kamenokoの使い方の具体例としてご用意しています。

https://piyomarusoft.booth.pm

■メディア向けプレスキットのご案内

画面のスナップショット（PNG）、サンプルデータ作例（PDF）、ネイティブ形式のサンプル（kame）などのデータをご用意しています。Zipアーカイブが展開できない場合などには、ご連絡いただければ非圧縮データをお送りいたします。

http://piyocast.com/as/wp-content/uploads/2020/07/mediakit.zip