９９％の熱を反射する、米国製特殊シートにより、住宅の欠点を解消！ 夏涼しく・冬暖かい・自宅避難ができる「コンクリート住宅」を、販売開始！

【今までのコンクリート住宅は、夏暑くて、冬寒くて、カビやすい家】

今までのコンクリート住宅は、素材のコンクリートの特性から、外気を室内に伝える熱伝導率が高いので、どうしても「コンクリート住宅は、夏は暑くて・冬は寒い」というイメ

ージがありました。

特に夏場の日中は、太陽の光で熱せられて、夜になっても室内の温度が下がらず、逆に冬場は、外が寒いので、なかなか室内の温度が上がらず、非常に外気の温度変化の影響を受けやすい住宅でした。

また、コンクリートは吸水性が高く、表面から水分を吸い込んで貯めやすく、どうしても結露して、ガビが発生しやすいという欠点がありました。人の出入りや空気の入れ替わりが少ない納戸や普段使わない和室などは、換気や除湿の対策が必要でした。

【たった８ミリの米国製・遮熱シートが、コンクリート住宅の欠点を解消】

サンオリエントにおいても、従来からコンクリート住宅のこうした欠点を抑えるために、建物の断熱材の材質（グラスウール・発泡ウレタン）や厚みなど、さまざまな改良を行ってきました。

たまたま2015年12月に参加した住宅関連のセミナーで、断熱・遮熱についての基礎知識を勉強して、米国製の特殊な遮熱シート（厚み：8ミリ）に巡り会ったことが、快適な温度変化の少ないコンクリート住宅を作ることのきっかけとなりました。

セミナーでは、熱の移動方法は対流・伝導・輻射の３つがあり、現在の断熱技術は対流・伝導だけで、輻射には対応おらず、熱移動の７５％である輻射を防ぐ遮熱の方が、断熱より温度変化には効果的である点など、詳しく知ることができました。

そして、「９９％の熱を反射して、遮熱ができる商品」として紹介されたのが、米国製の遮熱シート：「リフレクティックス」でした。

米国製遮熱シート：「リフレクティックス」説明ページ＝https://www.fsatake.co.jp/reflectix/

「リフレクティックス」の構造は、純度 99.999％のアルミ箔を、シートの両側に使用して、その間に2枚のバブルポリエチレンシートと3枚のポリエチレンシートをはさんだ、７層の単純構造体のシートでした。

見た目は、車の日よけアルミシートや冷バックの内側のアルミ箔と同じで、厚みもたった8ミリと薄く、何の変哲もないシートですが、純度 99.999％のアルミ箔と米国リフレクティックス社の反射技術によって、熱の反射率99％と、非常に高い遮熱性を発揮するというものでした。

そこで直ぐに、サンオリエントは、この遮熱シート：「リフレクティックス」の認定加盟店となり、実際にコンクリート住宅に使用してみることにしました。

「リフレクティックス」をコンクリート住宅の外側に貼ると、屋外からの熱の影響を抑えて、さらに室内の熱を逃さないことで、「夏涼しく、冬暖かい室内環境」を作ることが見事にできました。

また、シートの両側の純度 99.999％のアルミ箔が水蒸気の流入を防ぎ、そして、シートの中の空気層が、建物内外の温度差を絶縁することで、結露が起こらず、カビの発生も防ぐことができました。

さらに、温度変化の少ない室内環境の実現により、エアコンの使用度が大幅に減り、省エネ・節電・ＣＯ2削減にも非常に効果がありました。

【緊急避難場所と同レベル、災害に強い、自宅避難ができるコンクリート住宅】

2016年から、毎年数棟程度、「リフレクティックス」を使用したコンクリート住宅を、建設してきました。

実際に「リフレクティックス」のコンクリート住宅を建てた方には、室内の温度変化が少なく、非常に住みやすく、しかも省エネ・節電に繋がっていると、大変喜んで頂きました。

また、従来はコンクリート打ち放しのモダンな感じが気に入って、建てられる方が多かったですが、近年は、木造住宅より優れている耐久性・防音性・耐火性を重視して、建設される方が増えています。

緊急避難場所の学校や公民館などの施設と同じ材質のコンクリート製なので、地震や台風などの災害時にも、そのまま自宅にいて、避難ができるので、非常に安心な住宅としても選ばれています。

今回、「リフレクティックス」を使用したコンクリート住宅を、本格的に販売することで、「夏涼しく・冬暖かく・災害にも強いコンクリート住宅」の良さを世の中に広めていきたいと考えております。

また、住宅を建設する材質として、木造や鉄骨以外にも、コンクリートという選択肢が増えることで、住宅の長寿命化によって、資源のムダ使いを減らすことにも、貢献できたらと考えております。

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