700%の高速化を達成した世界最高水準の音声処理技術 ”PHISYX2” を発表

“PHISYX2”は”PHISYX” と比べて約７倍の処理速度を実現、更なる
音質の向上と、音声処理に有効な新機能を追加しました。昨今の次世
代情報端末の進歩や携帯音楽プレイヤーなどの普及によるモバイル・
サウンド・テクノロジーの必要性に伴い、当社では今後、”PHISYX2”
の利便性をより広い分野で活用して頂けるよう、他社のソフトウェア
やハードウェアへの組込み技術ライセンス事業を展開して参ります。
また、“PHISYX2”技術応用製品として、タイムストレッチ/ピッチ
シフトソフトウェア“CHRONOStream (クロノストリーム) 2”を開発中
です。

■“PHISYX2”の特徴
PHISYX (Phase Interpolated and Synchronized Expansion) サウンド
テクノロジーとは、当社が独自に研究開発した世界最高水準のタイム
ストレッチ／ピッチシフト処理技術です。この技術は、音声波形に含ま
れる周波数成分の詳細な解析手法と、独自の位相処理によって、かつ
てない高品質なタイムストレッチとピッチシフト処理を実現するもの
です。
※PHISYX は現在、商標登録申請中及び特許出願中です。

〜“PHISYX2”３つの特徴〜

【特徴１】”PHISYX” に比べ約７倍速い処理速度を達成
音声データ処理の全てを最適化した事により、高速データ処理が可能
となったため、より低スペックなコンピューターでも充分なリアル
タイム性能を発揮するほか、組込み用途にも対応可能となっています。

【特徴２】更なる音質の向上
”PHISYX2” は、最大の特徴である「位相を同期化する」アルゴリズ
ムを更に最適化したことで、音質がより鮮明になりました。

【特徴３】フォルマント・コントロール機能の追加
フォルマント（個人の声の特徴）を補正する機能を新たに搭載した事
で、より自然な声質のままピッチシフト処理が可能となりました。
また、意図的にフォルマントを移動させることもできます。
（男性の声→女性の声、女性の声→男性の声に変換、など）

■技術応用例
“PHISYX2” はソフトウェア及びハードウェアへの組み込み応用が
可能です。プラットフォームに依存した特殊なコードなどは含んで
おらず、一般的プログラム言語によって記述されています。技術応用
が見込まれる製品には、携帯音楽プレイヤー、次世代レコーダー/
プレイヤー、次世代カラオケ機器、プロオーディオ機器、ボイスレ
コーダー機器、デジタル補聴器具、語学学習機器、携帯電話など
の話速変換、防犯用途の声色変換など様々で、その他にも付加価値
的なサウンド機能として活用できます。弊社では、”PHISYX2”の
利便性をより広い分野で活用して頂けるよう、事業パートナー様へ
”PHISYX2”ライブラリの提供を行います。ライセンス形態の詳細
につきましては、弊社へ直接お問い合わせ下さい。

■ 技術および製品の詳細
PHISYX2
http://www.psoft.co.jp/audio/ja/about/press/051004/ (10月4日公開)
CHRONOStream
http://www.psoft.co.jp/audio/ja/products/chronostream/

■ 本リリースに関する問合せ先
担当者名：玄福順　(ヒョン　ポクスン)
E-mail：info@psoft.co.jp
TEL：022-295-2711　(10:00-17:00)

■ 株式会社 ピー・ソフトハウスについて
代表者氏名：畠山慶輝　(ハタケヤマ　ケイキ)
住所：983-0852　仙台市宮城野区榴岡3-10-7
http://www.psoft.co.jp/
TEL：022-295-2711