休業要請、外出自粛要請で迫る倒産危機。京都・大阪の菓子メーカーの垣根を越えた救済プロジェクトが発足。

食品関連

休業要請や外出自粛により、観光客や出張の方が激減し、京都の清水や大阪の道頓堀だけでなく、主要駅での販売店や百貨店も急な休業となっています。販売店が休業のため、返品やそれまでに作っていた商品が売り場を失い、賞味期限が来て廃棄されるのを待つ商品の在庫の山で、多くの菓子メーカーは苦しみ、倒産危機に直面しています。多くの菓子メーカーから「原材料分だけでもいいので回収できたら。また、せっかく作った商品を売ることもなく、廃棄するのは忍びない」との声が多く届きます。そこで、賞味期限が来て廃棄されるのを待つのではなく、京都や大阪のお菓子店が垣根を越えて、何とか原料価格でいいので販売したい、少しでも商品廃棄をなくしたいと手を結び、賞味期限がある商品を集めた【京都・大阪菓子メーカーの詰め合わせ】を販売する製造メーカー救済プロジェクトを発足致しました。

新型コロナウィルスの影響で、春の選抜甲子園、お花見、大相撲、造幣局の桜の通り抜け、葵祭、プロ野球の開催が延期、中止。

ユニバーサルスタジオジャパンや吉本新喜劇、太秦映画村や枚方パーク、宝塚歌劇団、映画館などは休業。

さらに追い討ちをかけるように移動自粛や外出自粛により、観光客の方、出張の方も激減し、京都の清水や大阪の道頓堀だけでなく、京都駅や新大阪駅での販売店や百貨店も急な休業となっています。

イベントの延期、中止、施設や販売店、百貨店の休業により賞味期限のある進物やお土産菓子は、すべて返品されます。

また、これからの販売のために製造されていた商品も、休業が続き、販売場所が失われることで、やがて賞味期限が切れ、廃棄されるのを待つだけの商品が工場には沢山残っています。

そのため、売上よりも返品の方が多くなり、昨年対比が0を越えてマイナス%に落ちこむメーカー、さらには、原料代や家賃の支払いは待ったなしのため、赤字、倒産の危機が迫るメーカーも出てきております。

各菓子メーカーは、お客様に喜んでいただきたいとの想いを込めて商品製造を行っております。

心を込めて作った商品は自分の子供のようなものであり、それを捨てることは本当に心が痛みます。

そこで京都の最高級献上菓子あられ専門店である京西陣菓匠宗禅（京都市上京区）の店主山本宗禅が立ち上がり、製造メーカーの垣根を越えた救済プロジェクトを立ち上げました。

それは、菓子製造メーカーの枠を越えて助け合うために、そして少しでも商品ロスをなくすために京都、大阪の菓子メーカーが手を結び、まだまだ賞味期限がある商品を集めた【京都・大阪菓子メーカーの詰め合わせ】の販売です。

　「いろいろなお菓子の詰め合わせですので『お家で過ごす時間』が楽しくなります。

お子様のおやつや間食にも最適です。