【開催レポート】慶應義塾大学 協生環境推進室×D&I共催「障害者雇用3.0セミナー」

2019年7月5日、障害者雇用・教育事業を行うD&I(ディーアンドアイ)は、慶應義塾大学協生環境推進室との共催で「地方創生×障害者雇用×テレワーク」をテーマとした「障害者雇用3.0セミナー」を開催致しました。本分野に精通されている関係者様方にご登壇いただき、現状の課題から新しい雇用手法、障害者の戦力化を実現されている企業様の話までそれぞれの立場よりご説明・ご紹介頂きました。

2019年7月5日、障害者雇用・教育事業を行うD&I(ディーアンドアイ)は、慶應義塾大学協生環境推進室との共催で「地方創生×障害者雇用×テレワーク」をテーマとした「障害者雇用3.0セミナー」を開催致しました。本分野に精通されている関係者様方にご登壇いただき、これからの障害者雇用の在り方についてそれぞれの立場よりご説明・ご紹介頂きました。

 

 

■セミナー概要

【講演 第1部】「障害者の経済学」からみた日本の働き方

慶應義塾大学商学部教授 中島 隆信氏

 

【講演 第2部】 多様な企業事例から学ぶ 障害者雇用の新たなチャレンジ

株式会社D&I 代表取締役 杉本 大祐

 

【講演 第3部】 パネルディスカッション「障害者の戦力化事例」

司会 中島 隆信氏

パネラー①:寺嶋 文之氏(NULアクセシビリティ株式会社 代表取締役社長)

パネラー②:藤原 秀永氏(株式会社ウィザス 統括支援本部 人事部 次長)

パネラー③:杉本 大祐

 

■実施内容

【講演 第1部】「障害者の経済学」からみた日本の働き方

現在、多くの企業で行っている障害者雇用は法定雇用率を達成するだけのものだとし、従来の仕事の枠にとらわれず「障害者の戦力化」を推進するべきだとお話しされました。単純作業などの“障害者仕事”を脱し、特例子会社に頼らず本業での業務増加、テレワークを活用した地方への業務発注、直接雇用ではなくA型施設などに業務を発注する「みなし雇用」といったアイデアをご説明されました。

 

【講演 第2部】 多様な企業事例から学ぶ 障害者雇用の新たなチャレンジ

既存の体制では受け入れが難しい障害者に対する「新たな雇用モデル」を考える必要があるとし、在宅就業(テレワーク)型雇用モデル「エンカク」を提案。通勤ストレス軽減や継続就業などの障害者メリットだけでなく、労働人口の確保や地域活性化、生産性向上や人材確保といった社会・企業の双方にもメリットがあると説明しました。

 

【講演 第3部】 パネルディスカッション「障害者の戦力化事例」

中島氏の司会進行のもと、パネラーの3名が様々なテーマに対する自社の取り組みや考えをお話しされました。

(以下、ディスカッション内容を一部抜粋)

「テレワークの訓練について」

寺嶋氏 :すぐに生産性を求める事はせず、「どのくらいの生産性があるのか」を見極める事をまず実施。納期を設定する事で「成果物の品質が低い=生産性が低い」という事を本人に気付かせ、生産性の向上を図ると説明されました。

藤原氏 :自社とフォローをお願いしているD&Iの双方から成果についてお伝えするようにしている。在宅勤務者に関してはその人に最適な業務を新たに創出し任せたりもしていると説明されました。

 

「今後のキャリアについて」

寺嶋氏 :初めて会社勤めをする方がほとんどで、キャリアについて深く考えられていない人が多い。そのため、業務の中で将来のキャリアに繋がる事を伝えるようにし、自ら吸収して頂くようにしていると説明されました。

藤原氏 :自社の取り組みとし50歳を迎える社員に対し「ライフキャリアセミナー」を開催しており、障害者の方も参加して頂くようにしている。会社としてキャリアについて考えるきっかけを与えているので、自ら考えてもらえればとお話しされました。

 

■登壇者紹介

慶應義塾大学

商学部 教授

中島 隆信氏

商学博士。平成5年から7年まで米イエール大学エコノミックグロースセンター訪問研究員。平成13年から慶應義塾大学商学部教授。著書に「障害者の経済学」「お寺の経済学」など多岐に渡る。

NULアクセシビリティ株式会社

代表取締役社長

寺嶋 文之 氏

2018年、日本ユニシス(株)の特例子会社としてNULアクセシビリティ(株)を設立。Webアクセシビリティ検査という業務を通じ、地方の障害者をテレワークで雇用をしている。

株式会社ウィザス

統括支援本部 人事部 次長

藤原 秀永氏

第一ゼミナール等の学習塾事業、通信制高校、幼児英語プリスクール・学童スクールなど約45年にわたり教育関連事業を展開する同社に2012年入社。採用・研修などの人財開発、人事制度設計など人事業務全般に従事。

株式会社D&I

代表取締役

杉本 大祐

2009年、(株)D&I創業。誰もが挑戦できる社会を目指し、企業向け障害者雇用事業と障害者向けの教育事業を展開。また、在宅雇用支援サービス「エンカク」を展開し、自治体との連携モデル創出やアワードを多数受賞。

 

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■株式会社D&Iについて( https://di-corp.jp

設立 2009年8月20日

所在地 東京都千代田区神田錦町3-3 竹橋3-3ビル5F

資本金 10,000,000円

従業員数 94名(2019年5月現在 パート・アルバイト含む)

代表取締役  杉本 大祐

事業内容 

■HRソリューション事業(障害者雇用事業)

❏障害者雇用コンサルティング ❑在宅雇用支援サービス「エンカク」 ❑有料職業紹介「BABナビエージェント」(13-ユー306397) ❑採用イベント「BABカンファレンス」 ❑障害者の就職・転職総合サイト「BABナビ」 ❑定着支援サービス「ワクサポ」 ❑就労移行支援事業「ワークイズ」

■教育事業

❑"体験学習型"放課後等デイサービス「テラコヤキッズ」

 

■本リリースに関する報道関係のお問い合わせ

株式会社D&I  広報担当 陶 珠美

TEL: 03-5577-6257  MAIL:info@d-and-i.jp / tamami.tao@d-and-i.jp



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企業情報

企業名 株式会社D&I
代表者名 杉本 大祐
業種 ビジネス・人事サービス

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