駅猫おさむに届け!ひたちなか市立那珂湊第一小学校ヘッドマーク+BANKOKKI制作ワークショップ開催。宝塚大学東京メディア芸術学部における地域連携活動
6月28日にひたちなか市立那珂湊第一小学校において、宝塚大学東京メディア芸術学部の教員・学生が主催した小学生と協働するワークショップが開催されました。先日亡くなった那珂湊駅の「駅猫」おさむをモチーフとした鉄道ヘッドマークの制作と、那珂湊駅を彩る旗を制作するワークショップを行いました。この展示は、夏の期間に那珂湊駅と、湊線で実施されます。
宝塚大学東京メディア芸術学部、渡邉哲意教授、中村泰之准教授、橋口静思専任講師が実践している那珂湊第一小学校(茨城県ひたちなか市)におけるワークショップも今回で5回目の開催となりました。本年より、主催・運営も本学部が行い、それぞれのゼミに所属する学生たちが、小学生と密接なコミュニケーションをとりながら、制作体験を共にしました。
今回実施されたワークショップのひとつは、渡邉哲意教授が主催するひたちなか海浜鉄道湊線の鉄道ヘッドマーク制作です。以前から那珂湊駅の駅猫「おさむ」と「ミニさむ」をモチーフとしたヘッドマーク制作を行ってきた本企画ですが、今回は6月23日に亡くなったとWebニュースなどで全国的に報道された駅猫おさむに「ありがとう」を伝えるためのワークショップ制作となりました。
那珂湊第一小学校の4年生58名は、本学部の学生と共に、「ありがとう おさむ」とデザインされたヘッドマークに、児童ひとりひとりがフェルトで自由にデザインしたマークを重ねました。
本ワークショップで制作されたヘッドマークは7月より、ひたちなか海浜鉄道湊線の運行列車に取り付けられる予定です。7月6日に開催される駅猫おさむのお別れ会でも、おさむへの感謝と追悼の気持ちを乗せて走ります。
もうひとつのワークショップは、作家グループ「43(よんさん)」が企画する作品「BANKOKKI」です。1つ1つの旗を小学生に制作してもらい、その個性ある旗をしばしば笑みを浮かべながら良く眺めて並び方を調整し“万国旗”の形式で展示します。この作品は2016年から毎年制作し、回を重ねていくほどに、数量も、色や柄のバリエーションも、制作してくれた生徒の数も増えています。象徴、目印、装飾、そのどれかの意味に特化しない個性ある旗の集まりは、大きなうねりとなって、この街の新たな意志の表れのように成長していきます。
4回目となる今回は、51名の児童とともに、本学部の中村ゼミ・橋口ゼミの学生が制作の楽しさを伝えながら作りました。
この作品は、8月11日より茨城県ひたちなか市を舞台に開催される現代アートプロジェクト「みなとメディアミュージアム」の会期中に、那珂湊駅のホームと待合室を彩ります。
<ひたちなか市立那珂湊第一小学校ワークショップ 概要>
・日程:2019年6月28日(金)
・会場:ひたちなか市立那珂湊第一小学校
< 宝塚大学 東京メディア芸術学部 概要 >
・所在地 :東京都新宿区西新宿7丁目11番1号
・学部長 :北見隆
・アクセス:JR新宿駅西口から徒歩約5分
・設立 : 2007年4月
・学科 :メディア芸術学科
・専門分野:イラストレーション、マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアデザイン
・Webサイト :https://www.takara-univ.ac.jp/tokyo/
・メールアドレス:tokyo@takara-univ.ac.jp
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企業情報
企業名 | 宝塚大学 東京メディア芸術学部(新宿キャンパス) |
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代表者名 | 南部 英幸 |
業種 | 教育 |
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