エフセキュア、MDRサービス『F-Secure Countercept』を日本で提供開始

エフセキュアは、フラッグシップのマネージド検知/対応サービス (MDR: Managed Detection & Response) となる『F-Secure Countercept』の日本での提供を開始すると発表しました。F-Secure Counterceptは、エフセキュアが2018年に買収した英MWR InfoSecurityがヨーロッパを中心に展開していたMDRサービスであり、この度日本でも金融/製薬/エネルギー/インフラなどの、セキュリティがクリティカルとなる、ユーザ数の多い企業を中心に提供を開始するものです。

先進的サイバー・セキュリティ・テクノロジーのプロバイダであるF-Secure (本社: フィンランド・ヘルシンキ、CEO: Samu Konttinen、日本法人: 東京都港区、以下、エフセキュア) は、フラッグシップのマネージド検知/対応サービス (MDR: Managed Detection & Response) となる『F-Secure Countercept』の日本での提供を開始すると発表しました。F-Secure Counterceptは、エフセキュアが2018年に買収した英MWR InfoSecurityがヨーロッパを中心に展開していたMDRサービスであり、この度日本でも金融/製薬/エネルギー/インフラなどの、セキュリティがクリティカルとなる、ユーザ数の多い企業を中心に提供を開始するものです。

 

高度化/巧妙化する脅威により、すべての企業や団体がサイバー攻撃の標的となる可能性があり、侵害はもはや「発生する可能性はあるのか?」ではなく、「いつ発生するか?」という状況となっています。こうした状況に対し、企業のセキュリティ担当部門は24時間365日の検知/対応のために、自動化されたツールへの依存を強めています。実際に攻撃を受けた場合に、ツールだけでなくセキュリティに対して十分なスキル持っている企業とそうでない企業との違いが明らかになります。

 

攻撃の検出をおこなうソリューションは市場で多数提供されていますが、攻撃の最中に攻撃をスローダウンさせたり遮断することにおいては、それだけではあまり有効とはいえません。実際に攻撃を阻止するためには、単に優れた検出機能だけでなく、高度なテクノロジーと熟練スレットハンターの組合せが必要となります。攻撃者は、標的とするネットワークへの足掛かりを築いた後に、検出されることを避けるために、正規のシステムユーザーの動作を模倣し、そして、一般的な検出方法を回避するために正規ツールと認証情報を悪用します。

 

F-Secure Counterceptは、最新のテクノロジーと高度に熟練したスレットハンティングとインシデントレスポンスのチームとの組合せによる、包括的なリアルタイムのMDRサービスであり、自動攻撃ではない、直接のハンズオンキーボード攻撃を行うサイバー攻撃者 (国家から支援を受けるハッカー、サイバー犯罪者グループ、ハクティビストなど) から、主にセキュリティがクリティカルとなる金融/エネルギー/社会インフラなどの業界の企業を防御します。このサービスの中核となるスレットハンティングのチームは攻撃者の考え方を熟知しており、攻撃者の次の動きを予測し異常な行動を探り、データサイエンティストのようなハンティング、専門家としての対応とマルウェアの分析/リバース、そしておよびAPTのような攻撃の検出/対応/封じ込めをおこないます。スレットインテリジェンス、最新のレッドチーム演習、公的/私的なリサーチ、そして誤検知を排除するための既知の攻撃者の行動などF-Secure Counterceptプラットフォームを利用してエフセキュア社内外の幅広いセキュリティコミュニティからの情報を取り込み、エンドポイント/ログ/センサー/Office 365など、お客様の組織全体から豊富なデータを継続的に収集および分析します。

 

エフセキュアの北米地区担当マネージングディレクターであるRebecca Rathbun (レベッカ・ラスバン) は次のように語っています。

「攻撃を受けた場合のコスト面でのインパクトを正しく認識する企業が増えてきています。企業がさらに高可用性とデジタル化されたビジネスモデルに移行するにつれて、これは今後も続くと予想されます。サイバーセキュリティに対して長期的なアプローチをとることは非常に重要であり、攻撃を受けた際、多くの企業がインシデント対応コスト、法的な罰金、ネガティブ報道などの侵害直後の被害のことばかりを考えてしまいがちですが、実は本当の痛みは攻撃による長期的なダメージにあるのです。」

 

企業の持つ資産を把握し常に監視している熟練のスレットハンターは、フォレンジック訓練を受けたファーストレスポンダと協力して第1段階の脅威に対応し、そして勝利します。F-Secure Counterceptは、コンティニュアスレスポンス (継続的な対応) を用いて、グローバル連携を通じて24時間365日のスキルアップタイムを実現しています。これにより、クライアントの保護に一貫して高いレベルのコンピテンシーが適用され、可能な限り最高の防御を提供することができるのです。

 

リサーチ会社であるGartner社は、MDRに関して次のように述べています。「企業は、24時間365日稼働の脅威の検出と対応の必要性をより強く感じており、MDRサービスはこの需要を満たすものとなります。中堅規模企業は、求めている条件に見合ったサービスを探すなかで、MDRにも関心を寄せています。正しく機能しているセキュリティ運用チームとセキュリティに対する高い意識を持つ企業は、マネージドEDRや脅威ハンティングのようなサービスを通じて、自社でカバーできない箇所を補うためにMDRに目を向けているのです。」*1

 

F-Secure Counterceptの詳細は www.f-secure.com/countercept にてご覧いただけます (英語)。

 

*1 - Source: Gartner, Magic Quadrant for Managed Security Services, Worldwide Kelly Kavanagh , Toby Bussa, Pete Shoard, Sid Deshpande, 02 May, 2019 (ID: G00354867)

 

 

◆エフセキュアについて

 

エフセキュアほど現実世界のサイバー脅威についての知見を持つ企業は市場に存在しません。数百名にのぼる業界で最も優れたセキュリティコンサルタント、何百万台ものデバイスに搭載された数多くの受賞歴を誇るソフトウェア、進化し続ける革新的な人工知能、そして「検知と対応」。これらの橋渡しをするのがエフセキュアです。当社は、大手銀行機関、航空会社、そして世界中の多くのエンタープライズから、「世界で最も強力な脅威に打ち勝つ」という私たちのコミットメントに対する信頼を勝ち取っています。グローバルなトップクラスのチャネルパートナー、200社以上のサービスプロバイダーにより構成されるネットワークと共にエンタープライズクラスのサイバーセキュリティを提供すること、それがエフセキュアの使命です。

エフセキュアは本社をフィンランド・ヘルシンキに、日本法人であるエフセキュア株式会社を東京都港区に置いています。また、NASDAQ ヘルシンキに上場しています。詳細はhttps://www.f-secure.com/en/welcome (英語) および https://www.f-secure.com/ja_JP/ (日本語) をご覧ください。また、Twitter @FSECUREBLOG でも情報の配信をおこなっています。

 



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企業情報

企業名 ウィズセキュア株式会社
代表者名 藤岡健
業種 ネットサービス

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