諏訪湖カヤックプロジェクト始動!

諏訪湖カヤックプロジェクト始動! https://camp-fire.jp/projects/view/130084 地元諏訪市で仕事がしたい、諏訪を理想の地に!という強い想いからスタートした諏訪湖カヤックプロジェクト。 多くの方々からご協力を頂き、本日クラウドファンディング公開までたどり着くことができました。 当プロジェクトに対する想いや展望についてはページ内に書かせて頂きました。 私の考え、これからの流れについてしっかりと理解して頂きたいと考えた結果、少し長いページとなってしまいましたがぜひ最後まで読んで頂けたらと思います。 諏訪観光の中心地諏訪湖でカヤックツアー 2019年ゴールデンウィークオープンに向け動き始めました! 当プロジェクトに対する想いと活動にご共感頂けたら嬉しいです。 できる限り多くの方に読んでもらえるよう、皆様のお力をお貸しください。 よろしくお願いいたします。

初めまして。井川竜太と申します。まず簡単ですが自己紹介をさせて頂きます。

1992年7月、長野県諏訪市に生まれる。

2011年3月、諏訪清陵高等学校を卒業。

『18年間、諏訪の地で育ちました。』

2011年4月、横浜国立大学へ進学し、人生初めて長野県外での生活をスタート。

2015年4月、東京のアパレル・靴・雑貨を取り扱う商社に就職。国内外を結ぶ数多くの仕事を経験させて頂きました。

2016年10月、「長野県で働きたい」「長野県で暮らしたい」という想いに心揺らぎ始める。

『何度も考え、悩みました。』

2017年3月、長野県で仕事がしたいという強い想いを力に、思い切って会社を退職。

『長野県にUターン後については、下記「これまでの活動」にまとめました。』

【実現したいこと】= "地元"つまり"諏訪"を、【"誰もが、大小関係なく、夢を実現できる場所"にしたい】

" 諏訪を、皆で手を取り合うことで誰もが夢を実現できる場所に "

つまり、共感出来る想いを持って諏訪に来た人の想いを形にするべく、たくさんの人が手を差し伸べ合い、最終的にその人の夢が叶う。そんな場所にしたい。

どうしたらそんな理想の場所が生まれるのか考えました。

 

少人数では出来ないことでも、大人数集まると出来るようになったという例はよく耳にします。

 

事例① 《2人では運べない大きな机を4人で協力したら運べた。》

事例② 《部員数7名の野球部。2名が新たに加入し、大会に出場出来るようになった。》

事例③ 《1人では解決できない問題を友達に相談したら解決出来た。》

事例①〜③は、どれも少人数では出来ないことが、大人数になった場合に出来た点においては同じですが、変化に至る要因が異なります。

事例① ⇨ 物理的要因

 (今回のケースの場合、重さ)

事例② ⇨ 規制的要因

                (今回のケースの場合、野球のルール)

事例③ ⇨ 能力的要因

 (今回のケースの場合、思考力)

上記3つの要因以外においても人が力を合わせることで実現に向かうことができる事例は数多く、日常生活・仕事・夢の実現等、何をするにも「人の力」がいかに重要かがわかります。

食品や雑貨、車など多くの業界において、厳しい競合を勝ち抜く術の1つとして用いられてきた「規模の経済性」という考え方。これは事業規模が大きくなることで単位あたりのコストが下がり、結果競争力が向上するというものです。

私は、この考え方が "楽しさ・幸福感・満足度" にも共通して言えると考えます。

例えば、身近なところから、1人での食事と大人数での食事において規模の経済性に当てはまる事例を考えてみます。

《大人数での食事》

①多くの人がいることで、豊富な知識・経験談、多様な考え方・捉え方、価値観・世界観が混在し、1つの話題に対して多角的にアプローチすることが出来る。

⇨ 話に広がりが生まれる ⇨ コミュニケーションの充実 ⇨ 満足度の向上

②1人では食べきれないため、通常2〜3品ほどしか食べられないところ、大人数の食事ではシェアすることによってたくさんの味を楽しむことができる。

⇨ お得感が生まれる ⇨ 食の楽しさ・幸福感・満足度の向上

などなど。

このように、多くの人が集まる事で"楽しさ・幸福感・満足度"が向上するのではないか。

たくさんの人が集まることで、盛大なマラソン大会や自転車レース、音楽イベントなど、これまでその地で出来なかったことを開催することが出来るようになるかもしれません。

 

実際、諏訪市で毎年8月15日に開催されている諏訪湖祭湖上花火大会には、地元企業を始めとする数多くの協賛と、全国各地から50万人近い観光客が訪れることから、約4万発もの花火が打ち上げられる盛大な花火大会が開催出来ています。

8月15日だけ活気付くのでなく、通年活気に満ち溢れる場所であれば、もっと多くの人が諏訪に行ってみたいと思うはずです。

都会のようにただ人が集まれば良いのではなく、みんなで力を合わせて何かを成し遂げようという思いに共感出来る人が集まったら、その場所はどこにも負けない活力を手に入れるのではないか。

人が生き生きと過ごす、活気付いた田舎ほど楽しい場所はないのではないか。

そんな魅力的な場所なら、「戻ってきたい」、「移住したい」と思えるのではないか。

つまりその状況こそ、本当の意味での地域活性化と言えるのではないか。

このような考えのもと、私個人レベルでまず初めに何が出来るだろうか。

1つ1つ考えてみました。

その中で出た課題。

 

観光に行きたい、遊びに行きたいと思える場所作りが必要。

・諏訪観光の中心地 は?⇨ 諏訪湖。

・諏訪湖に足りない場所は? ⇨ 遊べる場所、諏訪ならではの体験

・どんな遊び・体験を? ⇨ 湖を活かしたい

 

「使わないと廃れてしまう」という点で諏訪湖の利活用と空き家の問題は共通している。

利用する人が増えることで諏訪湖を気にかける人が増え、利活用が進めば進むほど

整備にかけられる時間・お金・人数も増える。

あれだけ大きな空き家(諏訪湖)を改修することは一筋縄ではいかない。

だからこそ、賛同して頂けるメンバーを増やしていくことが必須。

綺麗な水、綺麗な景色、賑やかな諏訪湖に!

そんな考えを元に、諏訪湖カヤックプロジェクト着手に至るまでの流れを下記に記します。

諏訪盆地の中央に位置する諏訪湖。

湖畔沿いには温泉・美術館・神社などの観光名所が数多く存在します。

毎年行われる夏の諏訪湖祭湖上花火大会は、約4万発もの花火を観るために全国各地から約50万人の観光客が訪れる一大イベントとなっています。

天下の大祭の1つともされている御柱祭(正式名称:式年造営御柱大祭)は7年目毎、「寅」と「申」の年に開催されます。社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年前後の樅の巨木を建てる諏訪大社最大の神事です。804年 桓武天皇の時代から現代まで続いてきたと言われており、歴史的にみても諏訪の重要な文化の1つとなっています。

諏訪湖は穏やかな湖面や開けた視界、生活空間にある湖がゆえの魅力により、古くから多くの人々の心を魅了してきました。

明朝、夕暮れ時にしか見ることができない橙色の空を写した諏訪湖は絶景で、12月中旬から2月下旬には白鳥が飛来することから数多くのカメラマン達がその絶景をカメラに収めようと集結します。

また、2016年8月に公開された新海誠監督作 映画「君の名は」に登場する「糸守湖」の舞台が諏訪湖なのではないかと話題になり、立石公園(諏訪市)から眺める諏訪湖の絶景を求めに多くの観光客が訪れました。

このように「諏訪の地」は、都会の喧騒から離れた場所で、諏訪の自然・歴史・文化に触れ、ゆったりとした自然の流れと、長い年月の積み重ねによって生まれた歴史の重厚感を感じさせてくれます。

これは私が幼少期から高校卒業までの間、諏訪で暮らす中で日々感じていたことでもあり、また、諏訪の外で暮らし、帰って来る度に感じていたことでもあります。

花火大会も御柱祭もあって、一見賑やかな印象を受ける諏訪市。

しかし、いざ友達を連れて、彼氏・彼女を連れて、家族を連れて遊べる場所がまだまだ少ない。

周辺の山々まで足を運べばトレッキング、ものづくり体験、乗馬やスキーなど様々なアクティビティを楽しめ、諏訪湖では、遊覧船や足こぎボート、サイクリング、ジョギング、秋から冬にかけてはワカサギ釣りが楽しめます。

しかし、2017年11月30日、諏訪湖観光のシンボルの1つであった「おやこはくちょう丸」が廃船となってしまいました。1991年6月就航、全長22m、幅5.6m、排水量82トン、1,2階を客室とする178人乗り大型遊覧船の廃船は26年間にわたって親しんできた市民や観光客にとって大変衝撃的で、寂しさを感じさせる一大ニュースとなりました。

諏訪湖畔は、花火大会や諏訪湖マラソン等のイベント時には多くの人通りが見られ、活気にあふれていますが、そうでない多くの日は閑散としており、どことなく寂しさを覚えます。

そのような背景の中、「諏訪湖にはまだまだ秘められた可能性がある!」「もっと諏訪湖で遊びたい!」「湖面に繰り出し、諏訪湖から諏訪の地を見てほしい!」「諏訪湖が元気になれば諏訪市が元気になる!」「諏訪をもっと元気にしたい!」

「小さなことでもいいから動いてみよう」

そんな想いから動き始めた諏訪湖カヤックプロジェクト。

Uターン後、同じ長野県内の木曽郡王滝村に地域おこし協力隊として着任しました。

王滝村は霊峰 御嶽山(標高:3,067m)の麓に位置する面積310.86平方キロメートルと長野県内で一番の広さを持つ村ですが、人口はたった760人。著しい人口減少・高齢化、厳しい財政問題を抱えています。

また、2014年9月27日11時52分、御嶽山噴火に発生した噴火により、58名の方が犠牲となる日本における戦後最悪の火山災害をきっかけに、王滝村を訪れる観光客が大幅に減少してしまった背景もあります。

会社を辞め、長野県へ戻って何をしようと考えながら、長野県中の情報収集をしていた際、偶然王滝村に村営の塾があるということを知りました。

管理人が辞めてしまい、運営がストップしてしまっていることを聞き、かねてから興味のあった教育分野に携わることができ、かつ地域活性化にも寄与できる仕事に惹かれ、王滝村に移住することを決めました。

「おうたき寺子屋」と名付けられたこの塾は、小学生・中学生・高校生に向けた学習の場としての側面と、勉強だけに限らず読書やお絵かき、交流の場としての側面を持っています。平成30年4月時点での生徒数は王滝村小学校 20名 王滝中学校18名 合計38名。

通常の塾とは違い、利用は無料で、カリキュラムに沿った授業のようなものはなく、個々の進捗に合わせた個人学習・指導が主体となっています。自習する中で出てくる疑問点等を一緒になって解決に向かって学習していく流れが基本です。おうたき寺子屋の利用者は2〜10名/日であることと、小学生から高校生までが同じ教室で学ぶ環境のため、授業形式では生徒ごとの理解に差が出すぎてしまい、非効率であることからこのようなやり方を取っています。

おうたき寺子屋は学校帰りに立ち寄る場として開放しているので営業時間は16時から21時。日中に時間があるため、寺子屋以外にもキャンプ場の運営や特産品開発の仕事にも携わりました。地域のために働くことが、いずれ自分が生活していく基盤になると考え2年間王滝村で様々な活動を行なってきました。

2年間の活動の中で、個人的に魅力を感じた仕事が「カヤック体験」。

王滝村ではダム湖を活用したカヤックと自然湖と呼ばれる河川を活用したカヤックの2種類のカヤックを体験することができます。

遠路はるばる王滝村にお越し頂いた観光客の皆様がカヤック体験を通して感じる自然のパワーやインストラクターから教わる王滝村の歴史、一緒に過ごした仲間・家族との特別な思い出を持ち帰る。

私個人としても、カヤックに乗った後に残る独特の浮遊感や湖面から見る外の景色、陸とは違った風の心地よさなどが忘れられず、友達や家族が遊びに来る際にはまず最初にお勧めする観光スポットとなっています。

ここで、かねてからの「諏訪への想い」と「カヤック」が繋がりました。

なぜ諏訪湖に行ってカヤックが体験できないのだろう。

諏訪湖でカヤックができたら絶対に面白い!カヤックツアーを通じて諏訪の魅力をもっと伝えたい。ここで冒頭に抱えていた課題解決に向けた最初の糸口を見つけました。小さなことでも動かないと変化は起きない。

 

解決策⇨ 諏訪湖カヤック

諏訪湖カヤックは【"地元"つまり"諏訪"を、"誰もが夢を実現できる場所"にしたい】という目標を達成するための第1ステップにすぎないかもしれない。でも何か小さなことでも変化を起こしたい。人が集まる魅力的な地域づくりの第一歩。

思い立ってから、すぐ行動に移しました。

終業後や休日を使い事業計画書を作成し、諏訪市の商工会議所へ相談に行き、諏訪商工会議所の担当の方に「諏訪湖活用にあたる諸手続き」や「関係各所との連携」等、多方面にわたるアドバイスを頂きました。

ここからいよいよ具体的な動きの始まりです。

まず最初の課題として、カヤックの発着拠点となる「桟橋」の確保。

新規で建築するには多額の費用が必要となることに加えて、新規の桟橋建築はハードルがかなり高いと言われていました。

どうしよう...。と模索する中で。

株式会社ホテル紅や 加藤社長との出会い。

左:(株)ホテル紅や 加藤社長、中:井川 竜太、右:紅やマリーナ担当 佐藤さん

諏訪湖カヤックプロジェクトについて多くの方々にお話を聞いてもらう中で、株式会社ホテル紅や 加藤社長との出会いがありました。

ホテル紅やは1987年に都市型ホテルと旅館のぬくもりを一つにしたニューリゾートとしてオープン。2017年には30周年を迎え、多くの観光客、また諏訪市民に愛され続けるホテルです。

ホテルは諏訪湖畔沿いに位置し、14階建 総部屋数132室を有しており、客室からは諏訪湖を一望することができます。ホテルの目の前には、「紅やマリーナ」と呼ばれる足こぎボートやサイクリングの発着拠点となる施設があります。

 

 

加藤社長に当プロジェクトへ対する想いをお伝えし、今後の展望を聞いて頂きました。

「諏訪湖にはまだまだ秘められた可能性がある!」「もっと諏訪湖で遊びたい!」「湖面に繰り出し、諏訪湖から諏訪の地を見てほしい!」「諏訪湖が元気になれば諏訪市が元気になる!」「諏訪をもっと元気にしたい!」

加藤社長はこの「諏訪への想い」に共感して下さり、その施設を共同活用させて頂ける運びとなりました。

それからというもの、ホテル紅やさんに諏訪湖カヤックプロジェクト実現に向けて多方面にわたってご協力を頂いており、大変心強いパトロンとなって頂いています。

・桟橋の使用

・カヤック保管場所の提供

・諏訪湖活用にあたる申請手続き

・諏訪湖に携わる関係各所へお繋ぎ頂く などなど。

ホテル紅やさんが主体となって当プロジェクトを推進してくださることで、私の夢が現実へとぐっと近づきました。

 

本当に感謝していると同時に、ここまでご協力頂いている以上なんとか事業を形にしなければいけないという思いがさらに強くなりました。

おうたき寺子屋についても、王滝村の学習の1拠点としてなくすわけにはいきません。寺子屋の営業時間は平日学校終わりの夕方から夜が多いため、並行して運営してまいります。諏訪-王滝間は車で約2時間。約100kmの道のりです。行き来は大変になりますが、お世話になった2拠点(諏訪市・王滝村)で仕事ができることは大変幸せなことだと考えますし、どちらも全力で取り組んでいきたいと考えています。諏訪湖カヤックはグリーンシーズン(4月〜10月)の営業を予定しております。

 

ご支援頂いたお金は、諏訪湖カヤック運営にあたり必要となる備品の購入費用や、カヤックを収容するための艇庫建築費用に使わせて頂きます。その他にもホームページ作成やプロモーション費用、ロゴ作成、各種申請手続きや運転資金等、多くの資金がかかります。支援金で全てをまかなうわけではなく、私個人だけではどうしても不足する部分を補完させていただき、そして支援金によって、より魅力的な事業に成長させることができると考えております。なにとぞよろしくお願いいたします。

 

(下記、金額がわかっている購入予定の備品のみ記載しております。)

 

 

※諏訪湖カヤック受付展示用寄贈プレート名入れについては、印字したものを紅やマリーナにて展示させて頂きます。※寄贈プレート・サンクスクレジットに掲載希望のお名前またはニックネームを、支援時の備考欄に記載してください。 未記載の場合はCAMPFIREのアカウント名となります。

 

 

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

ご支援頂いたお金は諏訪湖カヤックの発展に向け、上記の【資金の使い道】の内容に沿って誠実・確実に使わせて頂きます。

運営する側も心からカヤックの魅力に惚れ込み、お客さんと一緒になって感動し、笑顔になれる環境づくりを目指します。

 

2019年は土日祝日や長期休暇等のみの営業とし、2020年以降はグリーンシーズンを通じての営業を行っていく予定です。受付は事前予約制で行い、悪天候、強風時には安全を考慮し、その日の営業を中止にする場合がございます。

動画内に流れる曲は、中学生の頃からお世話になっている後輩が提供してくれました。

アーティスト : 【 秒針 / vo. kino 】  曲名「 いつでも 」

たくさんの方々の協力のおかげでこのプロジェクトは成り立っています。

 

至らぬ点も多く、また新たな挑戦ということもあり不安もありますが、ここまで多方面に渡り多大なご支援を頂いているホテル紅や様をはじめとするご協力者の皆様への感謝を忘れず誠心誠意、猪突猛進していく所存です。

井川 竜太

 



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企業情報

企業名 諏訪湖カヤック
代表者名 井川 竜太
業種 旅行・観光・地域情報

コラム

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