グリーンリバーホールディングスと佐賀市、バイオマス資源利活用協定を締結。同市にスマートアグリファームを新たに建設。
IoTを活用した農業を推進するグリーンリバーホールディングス株式会社の傘下であるグリーンラボ株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役:長瀬勝義)と佐賀県佐賀市(市長:秀島敏行)は、平成31年3月12日「バイオマス資源利活用協定」を締結しました。同社独自の縦型水耕栽培装置である「3D高密度栽培」と、佐賀市清掃工場の余熱とCo2を組み合わせ、地域のバイオマスを利活用した産業を創出。地域の特色を活かした社会負荷の少ない持続可能な農業の実現と、地域雇用及び所得向上を推進してまいります。
【リリースの概要】
IoTを活用した農業を推進するグリーンリバーホールディングス株式会社の傘下であるグリーンラボ株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役:長瀬勝義)と佐賀県佐賀市(市長:秀島敏行)は、平成31年3月12日「バイオマス資源利活用協定」を締結しました。同社独自の縦型水耕栽培装置である「3D高密度栽培」と、佐賀市清掃工場の余熱とCo2を組み合わせることにより、バジル生産向け植物工場(スマートアグリファーム)において地域のバイオマスを利活用した産業を創出し、農業と地域の特色を活かした社会負荷の少ない持続可能な農業の実現と、地域雇用及び所得向上を推進してまいります。
【さがスマートアグリファームについて】
投資総額は約2億円で、敷地面積約5,000㎡に新たな農業新規参入企業棟1棟と自社ファーム棟3棟の計4棟を建設します。栽培品目はバジルで、生産目標は年間約60tを見込んでいます。
【バイオマス資源利活用協定書とは】
佐賀市は、平成26年7月に「佐賀市バイオマス産業都市構想」を策定し、環境の保全と経済的な発展が両立するまち「バイオマス産業都市さが」の実現を目指し取り組んでいます。そのバイオマス資源を利活用するための協定書です。
【佐賀市での排熱及び温室効果ガス利用の図】
【3D高密度栽培とは】
同社傘下のジーマテック株式会社が開発した、縦型水耕栽培プランター「バイグロウ」装置を使った密植栽培方法です。「バイグロウ」は高さ150cmの縦型プランターの両面に18株の苗を定植する栽培方法で、バジルの一般的な露地栽培と比較して、面積比約10倍以上の収穫が可能です。葉物野菜全般に対応しており、また、養液、湿度、温度等をIoTで制御することにより、従来の農業と比較して簡易な管理で栽培することが可能になります。圃場の状況もモバイル端末によって確認、遠隔制御可能な次世代型農業システムです。
【国内バジルの栽培状況】
バジルは国内でも栽培されておりますが、生産量は年々減少傾向で海外からの輸入に依存しています。主な減少の要因は、農業従事者の高齢化や離農によるもの。安心安全な国産バジルを求めるニーズは高く、安定的に提供する為、同社ではスマートアグリファームでのバジル栽培を推進しております。
【現在の状況と今後の見通し】
現在同社は、岩手県八幡平市、福岡県久留米市、宮崎県都城市、沖縄県恩納村において、バジル生産向け植物工場(スマートアグリファーム)事業を展開しており、この度、佐賀市と平成31年3月12日に「バイオマス資源利活用協定」を締結し、バイオマス資源を有効利用したスマートアグリファーム事業を展開します。今後その他の地域として、千葉県、岡山県での事業展開を予定しております。地域の持続可能な価値同士を結び付け、豊かな社会の実現を目指してまいります。
【日本各地のスマートアグリファーム】
【本リリースに関するお問い合わせ先】
グリーンリバーホールディングス株式会社
〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1-4-4 JPR博多11F
TEL.092-471-7332 (担当者:岩下)
佐賀市 企画調整部 新産業推進課
二酸化炭素活用推進室
〒830-8501 佐賀県佐賀市栄町1番1号
TEL.0952-40-7192(担当者:増本・田中)
●関連情報
【本件に関する詳細ページ】
https://www.greenriver-hd.co.jp/
(グリーンリバーホールディングス ホームページ)
(スマートアグリファームプロジェクトページ)
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企業情報
企業名 | グリーンリバーホールディングス株式会社 |
---|---|
代表者名 | 長瀬 勝義 |
業種 | その他製造業 |
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