0商店街(釜石大観音仲見世)復活に向けた新会社設立とカフェ運営のクラウドファンディングのお知らせ

東日本大震災で津波の被害を受けた岩手県釜石市で、復興の一助になるべく集まった「釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクト」メンバー有志が2018年12月、不動産活用を推進していくための会社sofo(ソホ)を立ち上げました。釜石市内初のリノベーションまちづくりを推進していく会社です。 最初の事業としてカフェの運営を行うため、その資金のために1月20日(日)からクラウドファンディングをスタートします。当日は19:30から旧味奈登庵(カフェ予定地)でイベントを行い、オンラインで配信します。 シャッター通りとなっている仲見世再生への活動を多くの方に知っていただきたく、ご取材方お願い致します。

東日本大震災で津波の被害を受けた岩手県釜石市に、釜石大観音があり、その門前町に、仲見世商店街があります。昭和57年ごろに完成し、平成4年ごろには釜石大観音の来場者が年間20万人とピークであったことに伴い、人に当らずに歩くことが出来ないほどのにぎわいぶりでした。

ところが、それから徐々に来場者が減り始め、今では来場者が年間5万人程度に減少。それに伴い、廃業する店舗が増え始め、2018年のはじめには最後の1軒となった飲食店が休業(現在は再開)。ついに全ての商店街がシャッターを閉じる状態に。0商店街になってしまいました。

一方でその商店街を再生させる活動が2015年から始まっていました。東日本大震災の復興支援の目的で移住した、一級建築士の宮崎達也が立ち上げた任意団体、釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクトです。メンバーは地域の経営者や、まちづくり団体の職員、大学の助教授などで、イベントなどを主催していました。そこに2017年からはじまった地域おこし協力隊、釜石ローカルベンチャーのメンバーが加わりました。

メンバーであり釜石ローカルベンチャーである東谷いずみが、商店街のひとつの建物の2階、住居部分となっていたスペースで、民泊事業を始めました。

その他のメンバー、神脇隼人と、ローカルベンチャー募集のイベントで釜石のことを知り、釜石に足を運ぶようになった東京在住の堀越圭介、宮崎達也の3人で、エリアマネジメントの会社(合同会社sofo)を2018年12月に立上げました。

最初の事業として、この事業が0商店街からの復活の第一歩となるように、地域住民と旅行者が出会うカフェをつくることになりました。東谷の民泊スペースの1階で、スターバックスで指導的な立場で働いたことのある神脇を主体として、カフェを運営、そのための資金は、クラウドファンディングで募ることになりました。

 

<新会社について>

●正式名称  合同会社sofo

●設立年月日 2018年12月11日

●事業内容

・釜石大観音仲見世の物件の企画・提案・テナントマッチング・サブリース

・カフェ「sofo cafe」の運営

・その他、エリアマネジメントに関する業務

●設立メンバー

神脇隼人、宮崎達也、堀越圭介(プロフィール後述)

●住所

〒026-0002 岩手県釜石市大平町3-9-1 co-ba kamaishi marudai内

●FaceBookページ

https://www.facebook.com/sofo.kamaishi/

●会社名について

sofoは仲見世通りの特徴になっている赤い屋根の色、「赭(そほ)色」に由来しています。また、ニューヨークのSoHoからも由来しています。ニューヨークのSoHoは、倉庫街からリノベーションなどをして芸術家が住むようになり、文化発信地に変わっていきました。つまり、昔からの想いを引継ぎつつも、リノベーションまちづくりによって、新たな風を吹き込んでいきたいという思いでsofoという名前をつけました。

 

<sofo caféについて>

「はじめにいくところ×いつもいるところ」をテーマに、sofoが直営します。建物は以前、そば屋として営業されていた旧味奈登庵をリノベーションします。同じ建物の2階には、昨年9月に民泊をはじめた「あずま家」があります。

 

<クラウドファンディングについて>

1月20日(日)からCAMPFIREにて、クラウドファンディングをスタートします。

sofo caféの上下水道、換気設備、消防設備などの工事と、厨房機器の購入に300万円程度必要なため、リターンやCAMPFIREの手数料をのぞき400万円を目標とします。

なお、復興庁のクラウドファンディング支援事業を活用しています。

 

<メンバープロフィール>

神脇隼人(かみわき はやと)

合同会社sofo 代表社員

1988年6月30日生まれ

千葉県佐倉市出身

2008年4月早稲田大学政治経済学部入学。大学在学中にスターバックスコーヒージャパンに勤め、当時史上最年少で南関東北海道エリアエリアコーヒーマスターとして活動。2012年9月早稲田大学政治経済学部卒業。

2013年4月三井不動産レジデンシャルに入社し、営業、マーケティング、ブランディングの業務を経験。2018年7月三井不動産レジデンシャルを退社し、仲見世通りの再生に携わるために、釜石ローカルベンチャーコミュニティーに所属。ジュエリーブランドHABAYA.のデザイナー兼代表も務める。

 

宮崎達也(みやざきたつや)

合同会社sofo 代表社員

1971年12月28日生まれ

三重県鈴鹿市出身

(株)宮崎建築事務所、代表取締役 一級建築士

2012年 三重県鈴鹿市から震災復興に関わるため釜石に移住

2015年 釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクトを立ち上げ、仲見世商店街の再生のための活動を始める

2018年 仲見世にシェアオフィスco-ba kamaishi marudaiを設立

 

堀越圭介(ほりこしけいすけ)

合同会社sofo 社員

1980年8月28日生まれ

東京都豊島区出身

文房具の専門商社にてマーケティング、営業、物流業務に従事、大手量販店やEC企業を担当し、売場づくり、販売企画、商品品揃えなどに携わる

2015年 慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)

震災後ビジネススクール在学中に、福島・南相馬の子ども支援のNPOを手伝ったことから東北の暮らしに興味を持ち、主にボランティアとして継続的に南相馬へ関わっている

現在、その南相馬の他、豊島区・池袋本町、岩手・釜石大観音仲見世通りでリノベーションまちづくりに取り組んでいる

 

<お問い合わせ>

合同会社sofo 〒026-0002 釜石市大平町3-9-1 co-ba kamaishi marudai内

担当:宮崎達也 090-4857-5693

 



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企業情報

企業名 合同会社sofo
代表者名 宮崎達也
業種 不動産

コラム

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