スポーツによる健康促進と、子どもたちが安心して遊べるスポーツグラウンドづくりを同時に実現する「50PJ」を開始。

 

 

世界各地でサッカーグラウンドづくりと地域課題解決に取り組む米国ＮＧＯの日本支部「love.fútbol Japan（LFJ）」（神奈川、代表・加藤遼也）は、2018年11月18日から、スポーツをすると50円が寄付になり、子どもたちが安心して遊べるスポーツグラウンドづくりにつながるプログラム、「50PJ」を始めます。

 

世界には、50円あれば１人の子どもが1時間、安全な場所でサッカーができる国があります。

50PJでは、50PJに賛同する企業・個人が提供する健康プログラムやスポーツイベントに一人が参加するたびに50円がLFJに寄付され、LFJが日本・アジアで子どもたちの安全なスポーツグラウンドをつくります。

寄付は、導入法人・個人または利用者の参加費から支払われ、一定の金額が集まったところでLFJが日本・アジアで子どもたちのスポーツグラウンドをつくります。

 

＜導入例＞

・健康経営を進めたい企業の従業員向けの健康促進プログラム

・企業の従業員向けサークル・部活動支援や運動会

・企業が主催またはスポンサードするスポーツイベント

・フィットネスジムの会員向けサービス

・寄付つき商品としてスポーツ系商品の販促　　など。

 

 

また、50PJでは、ただ寄付を集めるだけではなく、スポーツをしたくてもできない子どもたちの状況と課題を特設ウェブサイト上で見える化し、社会と共有していきます。

 

50PJを始める背景には、子どもたちが安全なスポーツ環境を必要としている理由、安全なスポーツ環境がないゆえに子どもたちに起きている課題が日本から見えづらいという現状があります。例えば途上国では、地域に安全なスポーツ環境がないため、路上でサッカーをしている時に交通事故で亡くなる子どもたちがいる一方、グラウンドがきちんと整備されたおかげで犯罪や薬物などの命の危険から守られている子どもたちもいます。

日本でも海外でも安心してスポーツを楽しめる場所は、子どもたちの健全な成長に必要であると多くの人に認識されていますが、支援においては衣食住や教育等と比べて安全なスポーツ環境の整備は見送られる傾向にあります。

 

50PJは、シューズブランド「PATRICK」を取り扱うカメイ・プロアクト株式会社と連携し、同社が11月18日に主催するサッカー大会「Le Ballon Patrick2018」にて開始します。本大会では参加人数に加え、ゴール数に応じた寄付を企画しています。

50PJの導入を検討する法人、個人の方は特設ウェブサイト上で申し込みのガイドライン資料の入手と、申し込みが可能です。

 

50PJを通じてできるサポーターの皆さんとともに、LFJはこれからも日本・アジアで子どもたちが安心して遊べるスポーツグラウンドづくりを進めていきます。

 

■　50PJウェブサイト

https://lovefutbol-japan-50pj.tumblr.com/

 

＜love.fútbol Japanとは＞

love.fútbol は、サッカーグラウンドづくりとグラウンドを拠点に貧困、教育、治安、環境、ジェンダー問題などの地域課題の解決に取り組むNGOです。2006年にアメリカで設立されて以来、７カ国33地域で33か所のグラウンドをつくり、４万人以上の子どもたちが安全にサッカー、スポーツを楽しめる環境づくりに携わっています。love.fútbol Japanは日本支部として2012年から、日本国内のほか、アジア、ブラジルを中心に活動しています。http://www.lovefutbol-japan.org

 

■当件への問い合わせ先

特定非営利活動法人love.futbol Japan代表　加藤遼也

E-mail： japaninfo@love.futbol.org