世界の見方を再創造する 「Worldmaking Art Gallery」初開催 ― 社会やビジネスを新しくする概念に触れる3日間 ―

 設樂剛事務所 (所在地:東京都世田谷区、代表:設樂剛)は、2018年11月16日(金)から18日(日)まで「Worldmaking Art Gallery ―ビジネスの新潮流―」を初開催します。  ビジネスの新潮流である「生命論マーケティング」を中心に、これからの社会やビジネスをつくる概念と、これらを体現する先駆的な取り組みをする人々が、企業、NPO、自治体、個人などの領域を超えて集います。2日目にあたる11月17日(土)には、「インターミディエイター・フォーラム 2018」を同時開催します。従来のリーダーとは異なる新たな役割を担い、多様化社会のかなめとなる「インターミディエイター®」(注1)たちの新たな動きを提示します。3日間を通じて従来とは異なる見方に触れ、知的刺激が喚起される「Co-learningの場」を提供します。

 設樂剛事務所が提供する「世界構想プログラム」(注2)は、新たな連携・協働が生まれる知的プラットフォームとして、2014年からスタートしました。創業者、経営者、経営幹部、経営幹部候補、研究者、公益事業や公的機関の責任者など、時代に先駆け、ブレイクスルーをうみだすクリエイティブな人びとが参加するプログラムです。

 

 「Worldmaking Art Gallery ―ビジネスの新潮流―」は、「世界構想プログラム」の一環として、5年目にあたり初開催します。時代は大きく変動し、ビジネス・パラダイムの転換が起こっています。これからの社会では、人間相互の多様な協働関係のみならず、「機械」の世界(人工知能・人工生命など)、「自然」の世界(動物・植物・微生物など)を含め、超領域的な協働関係の形成が重要になります。

 

 イベントでは、「Worldmakers」(注3)たちの社会的プロジェクトを、ギャラリー・トーク、対話、展示を通じて紹介します。彼らは、人間・機械・自然の3つの領域において、またこれらの領域を媒介しながら、先駆的な取組みをしています。その活動は、世界の認識を再創造していくアートさながらです。

初日のキーノートでは、長期的かつ大きな枠組みで、ビジネスの新潮流を「生命論マーケティング」として提示します。具体的には、人間・社会・自然を手段とするビジネス論から、人間・社会・自然との関わりの中でより望ましい結果を出すビジネス論へと発想を転換する試みです。

 

 また、2日目の「インターミディエイター・フォーラム」は、組織・社会・自然など、切れ切れになった網の目を結び、あいだから新しい価値を創造する「インターミディエイター」が1年に1度集まるイベントです。インターミディエイターの思考と行動、その背後にあるフィロソフィーをCo-learningします。

 

イベント開催の内容は以下の通りです。

◉日時:2018年11月16日(金)~18日(日)

◉場所:代官山ヒルサイドテラス アネックスB棟2F CLUB HILLSIDE SALON

    (東京都 渋谷区猿樂町30-2 http://hillsideterrace.com/club/

◉参加費(税込):

Worldmaking Art Gallery 一般 ¥5,400 / 学生 ¥2,160

インターミディエイター・フォーラム 一般 ¥21,600 / 学生 ¥3,240

*学生の対象年齢は26歳まで

◉対象:企業・行政・NPO・個人を問わず、停滞打破に意欲的な方々、次代を担う方々、新しい価値観の創造に関心のある方々

◉主催:設樂剛事務所

◉インターミディエイター・フォーラム共催:株式会社コスモピア、株式会社ダンクソフト

◉URL:Worldmaking Art Gallery  https://www.worldmaking.jp/

    インターミディエイター・フォーラム https://www.intermediator.jp

 

対話的に、従来とは異なる見方に触れ、
知的刺激が喚起される「Co-learningの場」

 

キーノートにて、大きな枠組みで、ビジネスの
新潮流を「生命論マーケティング」として提示

 

 今後も、人間・機械・自然、これらすべての協働関係を包摂する、新たな「協働社会」の実現に向け、人々の認識を刷新するようなビジネス・フィロソフィーを提示して行きます。また、各領域で新たな価値創造に取り組み、ブレイクスルーを生み出す方々とともに、セクターを超え、対話的に世界を構想・行動する「Co-learningの場」を展開してまいります。

 

 

 

(注1)インターミディエイター

いま組織も社会も、いたるところが切れ切れになっています。ですが、ビジネスも、地域も、およそ人間の共同社会は「関係の網の目」のなかで成立しています。だからこそ、その「あいだ」に立って、失われたリンクの数かずを修復、再生、再創造するモノやヒトが必要です。こうした「あいだの知」を担う媒介役を 「インターミディエイター( intermediator )」といいます。誰かの 上か前 に立とうとする“強いリーダー”とは異なる役割です。しかし、新たな需要が生まれ、社会や歴史が動き出すプロセスには、異なる領域を媒介し、互いの違いを十分認めながら「対話と協働」を促進し、それまでにない変化を起こす人たちが躍動してきました。企業・行政・NPOの中の複雑な課題を解決し、ビジネスや地域社会にブレイクスルーをおこし、様々な次元で創造的循環を生み出す存在でもあります。設樂剛事務所では、2015年よりインターミディエイターの育成プログラムを開始し、2018年から認定制度を提供しています。

 

(注2) 「世界構想プログラム」について

設樂剛事務所が2014年より提供するプログラムです。社会が激動するなか、ビジネス界も大きく揺れ動いています。それは「ビジネスの大転換」とも呼ばれ、これまでのビジネス用語、枠組み、思考法ではとらえきれない方向にビジネスが動きはじめています。本プログラムで提供するアドバイザリー、講演、講座、ワークショップ等を通じ、ビジネス・パラダイムの新潮流を案内しています。創業者、経営者、経営幹部、研究者、経営幹部候補、公益事業や公的機関の責任者など、10代から80代までの多様でユニークなクリエイティブな人々が参加し、新たな連携・協働が生まれる知的プラットフォームになっています。受賞者・昇進昇格者・変革推進者など多数輩出。英語名は、N3Program(Node of Narrative Networks)。

 

(注3)「Worldmakers」

今回のWorldmaking Art Galleryには、株式会社ダンクソフト、株式会社光英科学研究所、社会福祉法人いぶき福祉会、スマイルプラス/一般社団法人遊心、Hライフラボ、設樂剛事務所が参加しています。

 

                                                              ◇◇◇

 

設樂剛事務所

対話と物語による一人ひとりのエンパワリングをミッションとし、ビジネス・フィロソフィー、マーケティング・フィロソフィーを通じて、認識の拡張・転換、人間回復、自己成長、能力開発を促進しています。

URL http://www.archipelagos.jp/

 

設樂剛 略歴

設樂剛事務所 代表

世界構想プログラム 社頭

慶應義塾大学 博士〔 政策・メディア 〕

 

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修了後、シンクタンクに所属し、コーポレート・ブランディングに携わる。2000年、LINEの母体企業ハンゲームジャパン(株)の創設メンバーとして初代チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO) 兼副社長を経て、設樂剛事務所を設立。革新型経営者のアドバイザーとして、今後の大きな方向性をイメージできるよう、新たなビジネス・パラダイム(ビジネスの見方・考え方)の導入・形成に取り組んでいる。対話的に未来構想を描く「ナラティブ・アプローチ」を重視。

論文(査読付):「物語ブランディングの政策効果」(政策情報学会)「ブランディングにおける物語効果」(情報文化学会)

 

※インターミディエイターは設樂剛事務所の登録商標です。

 

 

<参考資料>

Worldmaking Art Gallery アジェンダ:

 

Day 1 2018.11.16(金)Worldmaking Art Gallery

13:00-18:00  ギャラリー・トーク 「世界の観え方が変わる」

13:00 人間篇 「生活システムの再創造 -贈与と交換の織りなす場を求めて-」

        Hライフラボ 代表 岩本友規

14:00 人間篇 「OUT OF COMPETING -「競争」せずに価値と幸福をつくる人たち- 」

        いぶき福祉会 専務理事 北川雄史

15:30 自然篇 「微生物という媒介者-人類と地球を左右する“いと小さきもの”-」

        株式会社光英科学研究所 専務取締役 小野寺洋子

17:00 機械篇 「“Boys and Girls, Be Digital!” -Peer・Community・Multitude がひらく新世界- 」

        ダンクソフト株式会社 代表取締役 星野晃一郎

18:30-19:30  キーノート「生命論マーケティングの時代へ」

        世界構想プログラム 社頭 設樂剛

19:30-20:30  オープニング・レセプション

 

Day 2  2018.11.17(土)インターミディエイター・フォーラム 2018

13:40 - 14:40 キーノート 「インターミディエイターによる世界制作」

        世界構想プログラム 社頭 設樂剛

14:45 – 16:55 インターミディエイター ケース

14:45     「女性が語る右脳型思考と社会的知性」

        コスモピア 代表取締役 田子みどり

15:25    「福祉イノベーションと人間の再定義」

        いぶき福祉会 専務理事 北川雄史

16:15    「響きあう物語と人間回復」

        LITALICO発達ナビ・仕事ナビ 編集長/NPO Soar理事 鈴木悠平

16:55 - 17:55    ダイアローグ & ポリフォニー

18:15 - 19:30    対話と懇親の場

 

Day 3  2018.11.18(日) Worldmaking Art Gallery

10:00-15:45 ギャラリー・トーク

10:00 自然篇 「2重の環境問題(1)自然環境と再人間化」

        スマイルプラス 代表 木村智子/遊心 代表理事 峰岸由美子

11:00 自然篇 「2重の環境問題(2)腸内環境と再人間化」

        光英科学研究所 専務取締役 小野寺洋子

13:00 人間篇 「「寄付」による世界制作 -交換の威力・贈与の魅力-」

        日本財団CANPANセンター 代表理事 山田泰久

14:00 人間篇 「「百々染」奮闘記 -創造と再創造のプロセス-」

        いぶき福祉会 専務理事 北川雄史

15:00機械編 「「対決する地域」から「対話する地域」へ -非破壊的創造による信頼社会への途-」

        ダンクソフト 代表取締役 星野晃一郎

16:15-17:00 総括    世界構想プログラム 社頭  設樂剛

 

以上



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企業名 設樂剛事務所
代表者名 設樂剛
業種 その他サービス

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