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チェコの伝統を感じる12月

チェコ政府観光局 - チェコツーリズム

! 2018年10月22日 9時

チェコでは秋ごろからクリスマスに向けた準備を始めます。ヨーロッパの風習の一部としてよく知られていますクリスマスの習慣のうち、チェコらしいアドベント・リース作りや12月4日の聖バルボラの日、5日の聖ミクラーシュの日など、様々なイベントをご紹介します。

 

ヨゼフ・ラダによるクリスマスシーン© 2014 Josef Lada https://www.joseflada.cz


中央ヨーロッパでは秋も深まる頃、チェコの人々は12月の伝統行事向けて準備を始めます。~クリスマス~ヨーロッパの風習のひとつとしてよく知られていますが、全ての習慣が同じではありません。。例えばアドベントリース作りや12月4日の聖バルボラの日、5日の聖ミクラーシュの日など、様々なイベントがあります。http://czechtourism.com/jp/n/traditions-of-czech-advent/

 

チェコのクリスマスを象徴するもの:アドベント・リース、聖バルボラの日、聖ミクラーシュの日

© 2014 Josef Lada https://www.joseflada.cz

 

4本の蝋燭が乗ったアドベント・クリスマス・リースは、チェコのクリスマスを象徴するものです。クリスマス1カ月前に作成し、クリスマスの3週間前の日曜日に最初の蝋燭に火を灯します。その後毎週末1本ずつ蝋燭に火を灯してクリスマス当日に4本の明かりを楽しみます。クリスマス・マーケットで美しい蝋燭を購入できるのはこの伝統のためでもあるのです。チェコの伝統を真似てアドベント・クリスマス・リースを手作りしてみませんか?

 

12月4日に街を歩いていると、人々が桜の木を手に帰宅する様子が見受けられます。クリスマス前に桜が咲くと、次の年に幸運が家族にもたらされるという言い伝えがあります。この桜の枝をバーボラキーと呼びます。これは12月4日が聖バルボラの日であることと、桜が純潔の象徴であることからです。他にも、子どもが寝る前に靴下を窓にかけておくと、寝ている間に聖バルボラが、悪い子にはジャガイモや石炭を、良い子にはお菓子を入れてくれるという言い伝えもあります。現代のチェコ人の多くは無神論者ではありますが、このような伝統はキリスト教行事であるのとは関係なしに、日々に魔法やロマンスを与えるものとして愛されているのです。

 

それはチェコの有名イラストレーター・ヨゼフ・ラダ(https://www.joseflada.cz/en/)の絵にもよく表れています。チェコ人からこよなく愛されているラダの作品は、チェコの伝統には欠かせないもので、クリスマスカードやチェコレートが入ったアドベントカレンダーにラダのイラストが描かれているのを多く見かけることでしょう。

 

聖ミクラーシュの日© 2014 Josef Lada https://www.joseflada.cz

 

上の写真には、もう一つのユニークな12月の伝統行事が描かれています。聖バルボラの翌日には、天使、悪魔、聖ミクラーシュが一組になって練り歩く姿を街中で見かけます。聖ミクラーシュは白い髭を生やし、赤い司教服を纏い、司教杖を持っている姿が特徴的です。この三人組は小さな子供がいる家庭を訪ね、その年一年彼らがどのように過ごしていたかを評価します。良い子はまたお菓子が貰えますが、悪い子は悪魔に地獄へ連れていかれてしまいます。(天使と聖ミクラーシュが助けてくれるので、今まで誰も地獄に連れていかれたことはありませんが、このことはお子様には内緒です。)また、スーパーマーケットなどでこの三人組を模したチョコレートを見かけるのも、この時期だけの楽しみです。

 

チェコで一番のクリスマス・マーケット

チェコのクリスマス・マーケットは一見の価値があります。伝統料理やお菓子、クリスマス・パンチや温かいはちみつ酒などの伝統的な飲み物もあります。チェコのクリスマス料理と言えば、自分で捕った鯉をフライにして、マッシュポテトと一緒に食べるものです。クリスマス前になると街中で鯉が売られているのを良く見かけるでしょう。

町中で鯉を買う人々© 2014 Josef Lada https://www.joseflada.cz

 

クリスマスと言えば、ベツレヘムもお見逃しなく。ベツレヘムはキリスト降誕の様子を人形などで表現したもので、クリスマス・マーケットの中に設置されています。運が良ければ、役者が演じるベツレヘムを見ることが出来るでしょう。もしくは、チェコで一番評価の高いベツレヘムを見に、Třebechovice pod Orebemにあるベツレヘム博物館(http://www.betlem.cz/en/)へ足を延ばしてみるのも良いでしょう。

 

伝統的なチェコのクリスマス・マーケットを体験するならオロモウツやブルノへ。観光客向けではなく、地元の人が楽しむために造られたクリスマス・マーケットは、素朴で温かみのある雰囲気を湛えています。

オロモウツのクリスマス・マーケット(http://czechtourism.com/jp/e/christmas-market-olomouc/)は、2つの広場がつながっている旧市街の中心地区で開かれます。美味くて様々な種類が楽しめるクリスマス・パンチが有名で、それ以外にも伝統行事やアイススケートなどが楽しめます。スケート靴を持参すればリンクの使用料は無料、もちろん靴のレンタルも可能です。もしもスケートを楽しまれる場合は、パンチの飲み過ぎにお気をつけて。

【オロモウツのクリスマス・マーケット開催期間】2018年11月23日~12月23日(http://www.vanocnitrhy.eu/)

 

南モラヴィア州の州都であるブルノ(http://www.czechtourism.com/jp/e/brno-christmas/)では、また異なった経験が出来ます。3つの広場で異なるテーマと雰囲気のクリスマス・マーケットが開かれるので、好みのマーケットを見つけてショッピングを楽しんだり、クリスマスドリンクを飲みながら伝統菓子を楽しむことが出来ます。また、街中の喧騒に疲れた場合は、味自慢のバー(http://czechtourism.com/jp/n/clubs-bars/)で大人の夜をお楽しみください。

【ブルノのクリスマス・マーケット開催期間】2018年11月23日~12月28日(https://www.gotobrno.cz/en/actions/brno-christmas/)

クリスマス・イブには静かな夜を

© 2014 Josef Lada https://www.joseflada.cz

 

クリスマス・イブの真夜中には教会を訪れてみましょう。チェコの人々はあまり信仰心が強くありませんが、中世からの習わしとしてクリスマスには友人と連れ立って教会に行くという風習があります。賑やかなクリスマス前の雰囲気から一転、1年の終わりを迎える静謐な雰囲気を味わうのに最適です。もしもオロモウツやブルノに行かれた際には、是非体験してみてください。少し気が早いですが、メリー・クリスマス!



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