ギリシャ悲劇の新体験!劇団 Wacky Goats が、参加型コメディ「Orestes」のエディンバラ演劇祭上演に向けクラウドファンディング開始

日本人演出家がイギリスで率いる劇団Wacky Goats(ワッキー ゴーツ)が、クラウドファンディングプラットフォームのMotionGalleryにて7月13日よりクラウドファンディングを開始しました。ギリシャ悲劇を誰でも楽しめる参加型コメディへと脚色した新作 「Orestes」(オレステス)を、世界最大の演劇祭の一つであるエディンバラ・フェスティバル・フリンジで上演するための資金調達を行っています。実施期間は8月10日までです。一口1000円から支援することが可能であり、作品のストーリー決定に関わる投票権や公演映像の限定リンクなどのリターンを手に入れることができます。

 

日本人演出家がイギリスで立ち上げた劇団Wacky Goays(主宰:津谷緑)は、2018年7月13日よりクラウドファンディング・プラットフォーム「MotionGallery」にて、エディンバラ演劇祭での「Orestes」上演のためのプロジェクトを開始しました。

 

「ギリシャ悲劇をコメディに!日本人ならではの観点で描く「Orestes」 をエディンバラ演劇祭で上演したい!!」

https://motion-gallery.net/projects/orestes

 

 

【「Orestes」(オレステス)について】

Wacky Goatsは、正義と法の間で苦しむ青年オレステスを描いたエウリピデスによるギリシャ悲劇を、誰でも楽しめる参加型コメディへと脚色しました。特に注目すべきは、アポロ神をとあるSNSとして設定した点です。原作ではオレステスによる母親殺しの正当性を示すアポロ神の神託ですが、Wacky Goats 版ではSNS上の不特定多数のコメントとして、劇中のオレステスの行動を決定していきます。舞台作品「Orestes」はSNSに振り回されるオレステスを風刺的かつコミカルに描くことによって、SNSとの付き合い方について問いかけます。

 

またこの作品では、観客の皆さんに劇中でSNSアポロのユーザーとして投票や意見の提案をしてもらい、それをもとにストーリーや結末が変化していきます。劇場にいらっしゃれない皆さまにも、実際のウェブサイトを通して、事前投票やコメントという形で作品に参加していただけるようになっています。Wacky Goats は皆さまに全く新しいギリシャ悲劇の体験をお届けします!!

 

「Orestes」あらすじ

実の母親に父親を殺されたオレステス。SNSアポロでは「親の仇を討つのは子の務め!」「夫を裏切った妻に制裁を!」といったコメントが溢れ、それに背を押されたオレステスは母親殺しを決行します。ですがその後、市民はオレステスに罰として死刑を求め、SNSアポロのユーザー達も手のひらを返してオレステスを責めたてます。頼みの綱の叔父メネラオスは、世論に押されてオレステスを助けてはくれません。にっちもさっちもいかなくなったオレステスは、スマートフォンに語りかけます「ヘイ、ピュラデス、一体どうしたらいい―?」

 

 

【プロジェクトについて】

今回の公演は、演出家役者共に新進気鋭の若手メンバーです。皆さまのご支援をいただくことで、メンバーの負担を減らし作品のクオリティを向上させることによって、Wacky Goats及び各メンバーの今後一層の活躍へと繋げていきたいと思っています。

また今回のクラウドファンディングプロジェクトでは、資金獲得だけでなく、ストーリーを進めるための投票参加やコメント募集も大きな目的となっています。皆さまからのコメントが、劇中でのオレステスの選択の幅を拡げます!エディンバラという日本から遠く離れた場所で行われる舞台であっても、インターネットを通じて演劇に参加できるーそんな‘体験’をコレクターの皆さまと楽しむことができたらと思っています。

 

<プロジェクト概要>

「ギリシャ悲劇をコメディに!日本人ならではの観点で描く「Orestes」 をエディンバラ演劇祭で上演したい!!」

URL:https://motion-gallery.net/projects/orestes

目標金額:120,000円

募集期日:2018年8月10日(金)23時59分まで

リターン例:

・ストーリー分岐への事前投票、コメントができるSNSアポロのアカウント 1,000円

・公演プログラムにお名前記載+お礼のエディンバラご当地ポストカード 2,000円

・エディンバラ演劇祭での公演動画(約45分)+公演プログラム  3,800円

・別ストーリー、別エンディングの特別動画 +公演プログラム、フライヤー 6,500円

・Orestes スペシャルパック(特典映像付きDVDまたはUSB、上演台本、公演プログラム、フライヤー、ポスター、お礼のエディンバラご当地ポストカード) 10,000円

 

 

 

【MotionGalleryについて】

MotionGalleryは、みんなの共感を力にクリエイティブなプロジェクトを実現する、国内最大級かつ手数料最安値のクラウドファンディング・プラットフォームです。2011年7月のサービス開始から4年が経ちました。芸術家ヨーゼフ・ボイスの「人間は誰でも芸術家である」という言葉をコンセプトに、アーティスト・クリエイター・表現者の活動を支援しており、累計応援金額の半分以上が「映画製作」という特徴があります。

 

 

 

【劇団Wacky Goats(ワッキー ゴーツ)について】

URL:https://wackygoats.wixsite.com/wackygoats

主宰:津谷 緑

文学座附属俳優養成所で演技を学んだのち、演出家になる決意を固め2014年に渡英。University of Kentで舞台演劇を学術的に学び、2017年からはロンドンのEast15 Acting Schoolの修士課程で舞台演出を専攻している。ギリシャ悲劇を、セクシャルマイノリティーに着目したコメディへと脚色した「Hippolytus: Asexual Man」(2017年)演出のほか、シェイクスピア劇「Twelfth Night」(2018年)やエイクボーンによる現代劇「Woman In Mind」(2018年)などの演出助手も務める。

 

主宰より

紀元前5世紀から現代まで、時を越えて観客の心を掴み続けているギリシャ悲劇。ですが現代劇とは大きく異なる形式のため一見すると分かりづらく思える部分もあります。劇団Wacky Goatsは、そういった「とっつきづらさ」をコメディという形で取り除き、ギリシャ悲劇に興味を持つきっかけとなれたらという思いで立ち上げました。このプロジェクトを通じて、より多くの皆さまにギリシャ悲劇の面白さを伝えることができたらと思います。8月の初公演にむけ、メンバー一同力を合わせて稽古に励んでおりますので、ご支援いただけたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

 

 

【本件に関するお問合せ先】

Wacky Goats 津谷 緑

TEL:+44 7376 247 156

MAIL: leaf24_28@yahoo.co.jp



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企業情報

企業名 Wacky Goats
代表者名 津谷 緑
業種 エンタテインメント・音楽関連

コラム

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