AWS特化型、沖縄県IDCを活用したバックアップサービスの提供開始

　バレットグループ株式会社（本社:東京都新宿区/代表 小方 厚）は、主要クラウドサービスのひとつであるAmazon Web Services(以下AWS)に特化した、データバックアップサービス（IDC所在地：沖縄県宜野座村）の提供を開始いたしました。

 

　主要クラウドサービスにおいて、AWSの国内利用シェアは25％以上（出典：2017年版 中堅・中小企業におけるクラウドインフラ活用の実態と展望レポート／ノークリサーチ）とされております。昨今では、銀行や保険会社といった扱われるデータの機密性が高い業種においても、AWSへの全面移行を進める動きが加速しています。当社バレットグループにおいても、複数のプロダクトがクラウドサービス環境下において稼働しており、AWS環境下での稼働プロダクトも多く存在しています。

 

　バレットグループのテクノロジー部門はグループ会社であるBGテクノロジー株式会社（以下/BGT）が運営するアドソリューションとなるSLVRbulletをはじめ、社外においても複数の上場企業、大手通信キャリア、国内最大級規模の会員数を有するデータベンダー企業等にも、広告技術関連プロダクトのOEM、システム提供を行ってきております。提供先企業のインフラ選択において、クラウドサービスを選択することが多く、特にAWSを指名される企業が増加傾向にあります。

 

　社内外において、AWSの選択が増えてきている背景を踏まえて、特定企業の一社のネットワーク内に依存する運営環境下におけるリスクについて考察を行うようになりました。万が一、ネットワーク全体における障害が発生した場合、もしくは大地震等の災害に見舞われた場合など、サービスの稼働はもとより、マーケティング上必要なデータや、請求根拠となるような重要なデータのログを消失する可能性が想定されます。どのようなクラウドサービスであれ、コンピュータプログラムで構成されている以上は100％の稼働安定性はあり得ません。

 

　バレットグループは、AWSをはじめとするクラウドサービスの利用を促進する立場において、まずは自社プロダクトにおいてクラウド環境から切り離された、オンプレミス環境下にデータログをバックアップするプログラムを構築、稼働を開始いたしました。またバックアップ先としては、本州とは電源回線・インターネット接続回線においても別離されている、沖縄県のIDCに物理サーバを設置し、本州における災害発生時においても、データ保全及びディザスターリカバリー（DR）の観点においても安全性・再稼働性を高めております。

 

　自社プロダクトにおいてバックアップが正常稼働していることを背景として、既存顧客及びAWS環境において広告関連のプロダクトを運営されている企業に向けて、バックアップサービスの提供を開始することといたしました。

 

■遠隔地バップアップサービスの料金形態

初期費用 30万円

月額費用 68,000円

＊長期契約におけるディスカウント、初回申込特典を別途用意

※Amazon Web Servicesは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

 

バレットグループ株式会社

代表者 小方  厚

所在地 東京都新宿区新宿5-18-14新宿北西ビル10F 

資本金 1,000万円

設立  平成25年1月

事業内容  ADソリューション事業、ICTソリューション事業等

問い合せ先

アドソリューション事業部 開発チーム 平田

TEL 03-5155-4101