システム会社の事業撤退で更新プロジェクトが頓挫、販売管理システム「ADPS(アドプス)」を旧OSのまま延命
株式会社ファナティック(本社:東京都千代田区、代表取締役 内 義弘)は、株式会社ミヤキ(本社:福岡市中央区、代表取締役 宮崎 基幸)が、システム会社の事業撤退で頓挫した、販売管理システム「ADPS(アドプス)」の更新プロジェクトに「ファナティック ハード入替サービス」を採用。次期システム稼働までの延命策として活用されたことをお知らせします。
ミヤキは、1993年にカシオ情報機器より販売管理システム「ADPS(アドプス)」を導入。専用機(オフコン)時代から利用を開始し、世代交代を経て現在では4世代目となるWindowsベースのシステムとして稼働。OSやシステムのバージョンアップと機能向上を目的としたプログラム修正は、納入システム会社であるカシオ情報機器が長年にわたり支援してきました。
過去同様、サポート期限が終了したサーバーOSのバージョンアップにともない、現場のニーズを反映した機能強化を目的とした更新プロジェクトをカシオ情報機器と進めていたところ、プロジェクト開始から約半年後の2017年1月、同社からシステムに関する事業撤退の方針が告げられました。情報システム関連の事業は他のシステム会社に移管されるということでした。
移管先のシステム会社では、予定していた要件に対し、サーバーOSのバージョンアップとそれにあわせたプログラムの調整は行うが、機能強化を目的とした改修の対応は難しく、また同様の移管プロジェクトが複数並行しているため、スケジュール面で柔軟な対応が見込めませんでした。
作業とコストのバランスが見合わず、また進行上で不安を抱えたミヤキでは、プロジェクトをいったん白紙とし、次期システムを全面的に刷新することを決定します。これにより、新システム稼働までの間は、現行システムを維持することが不可欠となりますが、経年劣化したサーバー本体(ハードウェア)の対応が問題として残りました。
この対策として、現行システムのサーバーOSであるWindows Server 2003とそのOS上で動作する業務アプリケーション「ADPS(アドプス)」一式を、そのままファナティック製のコンピューターに移行する「ファナティック ハード入替サービス」が採用されました。
移管先のシステム会社の対応との比較において、サーバーOSの新旧バージョンで異なるものの、機能強化の更新がないため、操作性や運用など利用者視点での違いはなく、かつ約1/5以下のコストで対策を可能としました。
ミヤキでは、次期システム稼働までの間、現行システムを使い続けることにおいて、安価かつ新しいハードウェアで安定して利用するための合理的な選択であると「ファナティック ハード入替サービス」を評価しています。
【株式会社ミヤキについて】
株式会社ミヤキは、1973年に設立した建築用木材・石材・金属の特殊洗浄剤、保護剤の製造・販売会社で、重要文化財の木造彫刻や神社、仏閣、最近では丸の内の丸ビルなどにも採用され、その効果や信頼性が実証されています。
【ファナティックについて】
ファナティックは、企業・大学・研究機関向けにオーダーメイドのサーバー、ストレージ、産業用コンピューターを国内の自社工場で製造しており、大手メーカーでは対応が難しい、少ロット対応や長期供給、Windows Server 2003などの旧OSが動作するハードウェアの製造などを特長としています。
【ファナティック ハード入替サービスについて】
全面刷新の必要のない業務システムのOSを含めたシステム全体を、何も変えずに新しいファナティック製ハードウェアに入れ替えて、システムを継続利用(延命)することを独自技術によって可能とした移行サービスです。これまで300台、150社超にご利用いただいています。
※記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
株式会社ファナティック 広報担当:枝並
〒102-0076 東京都千代田区五番町1-11 五番町TMビル3F
TEL:03-5212-1466 FAX:03-5212-1467 E-mail:mkt_p@fanatic.co.jp
URL:https://www.fanatic.co.jp/p2p/
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企業情報
企業名 | 株式会社ファナティック |
---|---|
代表者名 | 内 義弘 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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