【日本初】裁判の当事者が弁護士とともに裁判費用を集めるクラウドファンディングを開始「タトゥー裁判をあきらめない!」
タトゥーアーティストの増田太輝が、担当弁護士 亀石倫子のサポートを受け、「医師免許がないのにタトゥーの施術をした」として医師法違反に問われ、昨年9月、大阪地裁で有罪とされた裁判の控訴審の裁判費用を集めるクラウドファンディングをCAMPFIREで開始しました。
今回のクラウドファンディングでは、裁判を担当する弁護団の活動費用の支援を募集します。
タトゥーアーティストの増田太輝は、タトゥーを彫るためには医師免許が必要だとして、大阪地方裁判所より有罪判決を言い渡されました。弁護団は控訴し、これから大阪高等裁判所での控訴審が始まります。
弁護団は、着手金や報酬を受け取っていませんが、弁護活動にはさまざまな経費(裁判記録のコピー代、交通費、調査費、研究者・専門家に支払う報酬、翻訳費用など)が必要となるため資金をクラウドファンディングで調達します。
プロジェクトオーナー 増田太輝より
私は、自分を表現する手段として、そして、自分の生き方としてタトゥーを彫ることを選び、この仕事に誇りをもって生きてきました。このままでは、私たちの仕事が、タトゥーという表現が、永遠に奪われてしまいます。
私たちが安心して働けるようになるために、これからも裁判で戦い続けたいと思っています。
担当弁護士 亀石倫子より
この裁判は彫り師だけの問題ではなく、社会全体の問題だという考えから、弁護団は、裁判の争点に関する調査活動をしたり、多くの学者や医師などの専門家に協力を求めてきました。
こうした弁護活動には相当な経費がかかり、これまで支援してくださる方々からの寄付でまかなってきました。
弁護団は、もし今「この摘発はおかしい」と声をあげなかったら、これからも別のかたちで「社会にとって好ましくないものは排除しても構わない」を許すことになってしまうという思いから、着手金や報酬をいただかずに裁判を戦っています。しかし、今後さらに活動費用(実費)が必要となります。
そこで、この裁判の意義を理解し、応援してくださる方々に、ぜひ支援をお願いしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
先行事例
イギリスで運営される、訴訟のために寄付金を募るクラウドファンディングプラットフォーム CROWD JUSTICE(https://www.crowdjustice.com/ )では、弁護士が訴訟を引き受けることに同意している裁判の費用をクラウドファンディングで個人から調達するプロジェクトを掲載している。日本国内において、被告本人やその支援者が裁判費用の寄付を募る事例は多くあるが、担当弁護士のサポートを受け、クラウドファンディングで資金調達をする事例は国内初。
クラウドファンディング概要
■タイトル
タトゥー裁判をあきらめない!日本初、裁判費用をクラウドファンディングで集めたい
■URL
http://camp-fire.jp/projects/view/66613
■募集期間
2018年3月1日(木)〜 2018年4月20日(金)23:59
■目標金額
300万円
■リターン例
5000円 控訴審の進捗状況報告メール
10000円 控訴審の進捗状況報告メール/Facebookページの支援者一覧に名前掲載
100000円 控訴審の進捗状況報告メール/Facebookページの支援者一覧に名前掲載/最終報告書郵送/報告会参加
【本件に関するお問い合わせ先】
Tatoo Trial クラウドファンディング事務局
Mail:tattootrial@gmail.com
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企業情報
企業名 | Tatoo Trial クラウドファンディング事務局 |
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代表者名 | 増田太輝 |
業種 | ネットサービス |