球体関節人形作家の清水真理先生による『球体関節人形ワークショップ』を宝塚大学東京メディア芸術学部にて実施

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宝塚大学東京メディア芸術学部では、球体関節人形の第一人者で国際的にも活躍されている清水真理先生をお迎えし、ワークショップを実施いたしました。ワークショップでは、球体関節人形のキットを使用し、磨きから彩色、組み立てまでを行いました。6時間という短い時間でしたが、受講者は休憩時間も惜しんで取り組み、個性豊かな球体関節人形を作り上げました。

宝塚大学東京メディア芸術学部では、球体関節人形の第一人者で、作品集も何冊も出版され国際的にも活躍されている清水真理先生をお迎えし、『球体関節人形ワークショップ』を実施いたしました。清水先生は、国内外問わずワークショップの経験も豊かで、楽しいトークを交えながらの作業となりました。

今回は清水先生の30センチ球体関節人形のキットを使用し、サンドペーパーによる磨きから、下地の彩色、メイク、組み立てまでを行いました。

受講者は、在学生、卒業生、助手など10名。普段から人形やものづくりの好きな受講生ばかりが集まり、6時間の開講中、休憩をとるのも惜しんで取り組みました。

最後には自分が彩色した人形を持って集合写真を撮影いたしました。キットを使ってのワークショップとは言え、受講者は皆、クリエイターやクリエイターの卵。個性豊かな球体関節人形が出来上がりました。

普段、立体物の制作をする機会が少ない受講者が多かったのですが、創作の幅を広げる貴重な経験になりました。

■清水真理先生プロフィール

人形作家。熊本県天草出身。

多摩美術大学美術学部二部芸術学科映像コース卒業。

主に球体関節人形のほか、実験的な人形オブジェ作品を制作する。

2000年、バンド “ムック” のCDジャケットに人形写真が使用され注目される。テレビドラマ「赤い糸の女」（東海テレビ）や「カラマーゾフの兄弟」（フジテレビ）、虚飾集団廻天百眼の舞台「少女椿」への人形提供、松岡正剛プロデュース書店「松丸本舗」での人形展示など、従来の創作人形の枠を超えた表現活動を行っている。

2011年から毎年、イタリア・ブレシアでの展示「Il Giappone nel chiostro」に参加。

2013年冬、ファッションブランド「ペイ* デ* フェ」とのコラボレーションワンピースを発表。

これまでの掲載誌に『アートコレクターズ』、『yaso夜想』、『トーキング・ヘッズ叢書』など。

主な作品集に『Miracle～奇跡～』『WACHTRAUM（白日夢）』がある。

2015年秋、全編人形が活躍するアニメ映画『アリス・イン・ドリームランド』公開。

清水真理公式サイトよりhttps://shimizumari.jimdo.com

＜ワークショップ概要＞

・日時：2017年12月26日　10：00〜16：00

・会場：宝塚大学東京新宿キャンパス　501教室

＜宝塚大学　東京メディア芸術学部概要＞

・所在地　：東京都新宿区西新宿7丁目11番1号

・学部長　：北見隆