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『鉄工島FES』開催!京浜島40年で初めての大型イベント ドキュメント映像もリリース

鉄工島FES実行委員会

! 2017年11月7日 10時

 東京最後のフロンティア、鉄工所の島=大田区京浜島でクリエイティブフェス「鉄工島 FES~鉄工所の島 = 京浜島で始まる創造祭」が2017(平成29)9月30日、10月1日に初開催され、二日で約2000人の来場者がフェスティバルを楽しんだ。  この京浜島は羽田空港近くにあり、住民が一人しかいない、面積1.03 km²の小さな人工島。かつては鉄工所の音や火でにぎわったこの島も、時代の移り変わりと、廃棄物処理場やリサイクルセンターの集まるエリアになりつつある。本フェスティバルは、京浜島のおかれた現況を逆手にとり、この島を、音楽、アート、映画やキャンプなど様々なカルチャーをミックさせ、もっと面白くできないか? という想いから開催。石野卓球、七尾旅人、TRI4THなどが出演した。 公式ホームページ http://tekkojima.com

新たに、ドキュメント映像もリリース。本企画は、クラウドファンディング、チケット、東京文化プログラム助成、寺田倉庫をはじめとする企業の協賛により開催されたが、そのファンディングの特典ともなっている。

ドキュメント映像>>> https://youtu.be/r59zLd6vQMY

 

【「鉄工島FES」とは。。。】

住民が一人しかいない、羽田空港目の前の、面積たった1.03㎢の小さな人工島。かつては鉄工所の音や火でにぎわったこの島も、時代の移り変わりと、個々の鉄工所の設備の大きさゆえに、廃棄物処理場やリサイクルセンターの集まるエリアになりつつあります。

NYのSOHOやDUMBO、LONDONのEAST END、あるいは北京の798地区のように、工場地帯をアーティスト達のクリエイティビティにより再活性し、世界中から観光客が集まる文化発信都市に変えた事例を参考に、まずは京浜島内の鉄工所の一部をアーティスト制作の場とする「BUCKLE KÔBÔ」プロジェクトが昨年スタートしました。

京浜島のおかれた現況を逆手にとり、この島をもっとおもしろく、音楽、アート、映画やキャンプなどで楽しみながら、クリエイティブに変えられないかと、BUCKLE KÔBÔのチームを中心に、周囲の人々や団体を巻き込み、「音楽・アート・映画など様々なジャンルのカルチャーがミックスした、SXSWのような複合的なフェスを作ることで、クリエイティブな化学反応を起こす為の起爆剤となりたい! 」との想いから「鉄工島FES」は企画されました。

 

【開催概要】

『鉄工島FES』〜鉄工所の島=京浜島で始まる創造祭

 日程:2017年9月30日(土)12:00〜22:00、10月1日(日)11:00〜19:00

場所:BUCKLE KÔBÔ(大田区京浜島2丁目11−7)須田鉄工所、京浜島防災広場、その他

 

参加アーティスト:

【ART】根本敬、PBC(谷崎テトラ、ジャン・ピエール・テンシン、松蔭浩之)、

鈴木昭男+宮北裕美、市川平、遠藤一郎、SHUHALLY松村宗亮、花坊

IRON∞MAN+α実行委員会“CARt”(飯島浩二、上野雄次、Yotta、市川平、遠藤一郎)

BUCKLE KÔBÔ ARTISTS cureted by 青木彬(藤元明、山田健二、TENGAone、関川航平、Aokid)、

SCENERY(二宮佐和子、Dee Lee、木村亜津、南出直之(NANDE)、牧 唯、岩切章悟)

SIDE CORE(市川デュン、STANG、EVERYDAY HOLIDAY SQUAD)

 

【MUSIC】石野卓球、七尾旅人、社長(SOIL&”PIMP” SESSEIONS)、INDUSTRIAL JP、TRI4TH、サイコバブ(SAICOBAB)、明星/Akeboshi、F.I.B JOURNAL、KAIRI、galcid、おやすみホログラム、APOCALYPTO、Tsuyoshi Sato (Black Edition)、UMEZO、沙彩

 

【FILM】「鉄男」「人類遺産」「オラファー・エリアソン 視覚と知覚」

トークゲスト:SHIMURA bros、下道基行

 

主催:鉄工島FES実行委員会 後援:大田区

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京

(本事業は、東京文化プログラム助成を受けています)     

 

[企画協力]根本敬ゲルニカ計画実行委員会、MotionGallery、、IRON∞MAN+α実行委員会“CARt”、island JAPAN、BLOCK HOUSE [協力] @カマタ / 美学校 / EARTH PLUS / / Theater s upport by Do it Theater / FabCafe / HATONOMORI / 株式会社ラストワンマイル / 一般社団法人 日本フォトツーリズム協会 / OpenCU / 一般社団法人おおたクリエイティブタウンセンター / 大森消防署 / 株式会社スノーピーク / 東京消防庁 第二消防方面本部消防救助機動部隊 / VOID operation by TOKYO SOUNDSYSTEM LABORATORY / 安田造船所

[制作協力] infusionfesign inc. / CRAFTIVE

[協賛] BEAMSARTS [特別協賛] 寺田倉庫

 

代表:須田 眞輝(株式会社須田鉄工所 代表取締役)

副代表:茨田 禎之(@カマタ メンバー)大高 健志(MotionGallery 代表取締役)

幹事:杉村 克之(大田観光協会事務局長)栗原 洋三(大田観光協会)

相談役:大越 章光(しながわ観光協会)松下 康平(EARTH PLUS) /  監査役:柴田 亮 

委員:山野 道彦(東京モノレール株式会社)中村 文彦(東京都京浜島工業団地協同組合連合会 専務理事)野原 卓(一般社団法人おおたクリエイティブタウンセンター代表理事)山本 章子(一般社団法人おおたクリエイティブタウンセンター事務局) 穂原 俊二(太田出版 編集者)

事務局長:伊藤 悠(BUCKLE KÔBÔ)事務局次長:羽田 美恵子、冠 那菜奈 / 企画メンバー:藤原 さゆり、澤 隆志

 

【レビュー】

「鉄工島」の祭典──創造的〈宝島〉の発見

楠見清(美術評論家、首都大学東京准教授)

 

羽田空港の北西に隣接する京浜島は、住民わずか1人、面積わずか1.03平方キロメートルの人工島である。1980年代には鉄工所が立ち並び、重工業を支えてきた〈ものづくり〉のエリアだが、21世紀のいま多くは廃棄物処理やリサイクルセンターなどに変わってきた。そして、この島はまだこれからも変わっていく予感に満ちている──その方向性のひとつを「鉄工島フェス」は具体的な提案として、わずか2日間ではあるが具現化してみせた。

島のほぼ中心部に位置するBUCKLE KÔBÔはギャラリーとシアターに、その隣にある須田鉄工所はライブ・ステージに生まれ変わった。普段はトラックやトレーラーが走る周辺の街路には大掛かりなアート作品が設置され、飲食の屋台やバンが並ぶ解放区になった。路上の随所ではパフォーマンスが繰り広げられ、大勢の観客がその間を行き交った。防災公園の芝生には子ども連れの家族や若者のグループの輪が生まれ、寝転んで仰げば、よく晴れた青い空に飛行機が横切っていくのが見えた。

こんなに開放感あふれるフェスはなかなかない。商業的な音楽フェスに比べればまだまだ手作り感にあふれ、雑多な印象ではあるが、アート、音楽、映画、ダンス、パフォーマンスといったジャンルを超えた表現を余すところなく見せよう、そして思いきり楽しもうという祝祭的な心意気では負けていない。むしろ何でもありの多様性は今風であるし、各自が何かを持ち寄って工夫しながら、つまりはDIYの精神と手法で作られたこのフェスは、人に対しても、未来に対してもつねに可能性のチャンネルが開かれている。実行委員会が掲げていた目標がSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト:米国テキサス州オースティンで毎年行われている複合ジャンルの文化の祭典)だったと聞けば、さらに夢も膨らむ。

2日間のこの創造的祭事を実現するために実に多くの人間が関わった。そして、集まった観客の多くは今回のフェスティバルがなければこの地を訪れることもなかったはずだ。地域活性や都市再生をテーマにしたアート・イベントが全国各地に広まり、逆にその没個性的な画一化が昨今「地域アート」とひとくくりにされて批判されたりもするが、「鉄工島フェス」は見事に〈いま・ここ〉にしかない時間と空間を作り出すことに成功したといえるだろう。

また、音楽ライブ会場となった須田鉄工所のステージに飾られた根本敬によるゲルニカ大の巨大絵画《樹海》は、京浜島の〈いま・ここ〉を映し出すシンボリックなスクリーンにも見えた。一般的に美しいと思われる絵とは異なる様相に戸惑う方もいるかもしれないが、BUCKLE KÔBÔをアトリエにして会期の半年前から準備と制作が続けられたこの作品には、作者の独特な感受性──それはどこか霊感的なアンテナともいえる──で受信されたこの島の状況がリアルに描き出されている。何度も塗り重ねられ混沌とした画面は現代の物質的な豊かさを裏で支える産業の構造や、私たちの日常生活からは見えない矛盾や不安までも目の当たりにさせてくれる。その生なましいリアリティーは、打ちおろすハンマーの金属音や工作機械のノイズ、バーナーの炎までをサウンドとして再構築してみせたPBCのパフォーマンスや、リサイクル工場の内部にTENGAoneが直接スプレーで描いたグラフィティ・アートにも共通する。ピカソの《ゲルニカ》同様に「文明の自画像」ともいえる作品群が、ここ京浜島から生まれたことは、いつか歴史的な出来事として語られる日が来るかもしれない。いや、それ以前に私たちは豊かで便利な生活がどこの何で支えられているかを「鉄工島フェス」で見た作品群の記憶とともに日常生活の中でふと思い出すに違いない。

その意味で今回、京浜島につけられた「鉄工島」という別名は、かつてここが鉄工所の島だった事実をリマインドすると同時に、現実世界の京浜島に地図とは別の仮想世界を上書きするマーカーとして有効に機能するはずだ。そのことで今後、描かれていく「鉄工島」=クリエイティブな宝の島のイメージは、これからの人間の文明と文化の未来像をリロードしてくれるのではないか。



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事務局長 伊藤悠

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