7/30「くまざわ書店アリオ札幌店」にて【「家族が治すうつ病」出版記念セミナー】が開催されます

6月9日に株式会社法研から『家族が治すうつ病』が出版されました。これを記念して7月30日(日)午後2時から、くまざわ書店アリオ札幌店にて「出版記念セミナー」が開催されます。「うつ病患者を支える家族」の視点に立ち、24時間365日、患者を支え続けるための知識とノウハウをお伝えするセミナーです。

◯うつ病ジャンルのコミックエッセイが流行しています。

NHKで取り上げられて30万部超えのベストセラーとなった、『うつヌケ』、

ショッキングなタイトルの『死ぬぐらいなら会社辞めればができない理由』などです。

 

◯年間自殺者が3万人を下回って3年が経ちますが、

うつ病により休職してしまい復職できないうつ病患者は増えています。

また、会社には行けなくても海外旅行には行けるような「新型うつ」も増えています。

 

◯今回ご案内するセミナーは

6月9日に発売された書籍『家族が治すうつ病』の出版を記念して開催されるセミナーですが、

受講料無料で、書籍の購入義務等もないのでお気軽に参加していただくことができます。

 

◯うつ病に関する知識やノウハウはかなり浸透してきましたが、

一つ屋根の下で24時間365日、患者を支え続ける「家族」の立場に立ったセミナーが、

ショッピングセンターのような準公共的な空間で広く一般に開かれた形で開催されたことは、

札幌では例がありません。

 

■日 時:2017年7月30日(日)14:00~15:30

■場 所:くまざわ書店アリオ札幌店内特設会場

(札幌市東区北7東9アリオ札幌3階)

■講 師:うつ病相談専門カウンセラー川田泰輔

■参加料: 無料(書籍の購入義務もありません)

■内容:

1.お話:「家族がうつ病を治す方法」(60分)

(1)うつ病常識クイズ

(意外と知らないうつ病の常識をクイズで確認します)

(2)うつ病を寄せ付けない「マインドフルネス」体験

(3)うつ病家族の困りごとトップスリー徹底解説

(薬の副作用、患者との接し方、職場復帰)

 

2.質問会(30分)

・「質問用紙」に質問を書いてもらい、それにお答えします。

 

3.応援メッセージサイン会(30分)

・書籍ご持参の方に、応援メッセージをサインします。

 

■主催:うつ病家族サポートセンター

■書籍:書籍『家族が治すうつ病』をご持参に限り、サイン会に参加可能。

■定員:18名( 下記のいずれかの方法により事前申し込みが必要です )

■申込み:

(1)ウェブ( http://my.formman.com/t/AK0t/

(2)電話( 080-6089-0860 不在時は折り返し連絡します )

■問合せ:info@utu-sapo.jpへメール、または080-6089-0860へ

 

 

◯セミナー当日は、「うつ病患者の家族のお悩みトップスリー」と題して、

(1)薬の副作用

(2)患者との接し方

(3)職場復帰

のテーマについてお話します。

 

(1)の、「薬の副作用」については、

うつ病になりたての頃は、頭の中の9割近くが

このテーマで占められているのではないかと思うほど、

患者さん本人やご家族から、質問の多い項目です。

私の答えとしては、医師が信頼できるなら、

薬の心配はせずに、黙って出された薬を飲め!という考え方です。

ただし、これは、うつ病になってから、

3ヶ月とか、半年とかの期間限定のアドバイスです。

半年から1年を超えて、うつ病が治らない場合、

薬の問題は、よく考える必要があります。

本でも書いたのですが、セカンドオピニオンがほしいところです。

ただし、口では気軽に「セカンドオピニオン」と言いますが、

実際にセカンドオピニオンをもらおうとすると、

費用的には原則全額負担(10割負担)で数万円かかるし、

主治医に対して、

「セカンドオピニオンを聞きたいので、紹介状を書いてください」と

言い出すと、人格が豹変することも少なくないようなので、

いろいろと気まずい思いをする可能性もあります。

そんな嫌な思いをしないように、主治医との治療関係はそのままで、

素知らぬふりをして保険証を出して3割負担で初診扱いとして

別の医療機関を受診しても、うまくいくとは限りません。

 

(2)の、「患者との接し方」については、

これは、患者の同居家族に対するメッセージなのですが、

おそらく出版記念セミナーには患者さんご本人もいる中で、

どれだけ本音のざっくばらんな話ができるのか。

オブラート無しで家族同士の本音の会話をしてしまえば、

間違いなく患者本人を傷つけてしまうので、細心の注意が必要です。

また、患者さんに聞かれても問題ない範囲で、

家族は患者と接するときにこういうところに注意しましょうと

お伝えしても、「わかっちゃいるけど、できない」ということになりやすく、

アドバイスとして、患者家族に対して刺さらないときがほとんどです。

本当は、すぐはできないけど、

少なくとも、「理想の接し方に近づこう」という意思をもって

日々を過ごしてもらうことが大切なのですが、

「でも、実際、むずかしいですよね」と言われて、終わりになりがちで、

こちらとしても、伝え方を改善しないといけないなと痛感しているところです。

 

(3)の、「職場復帰」については、

患者と家族だけでは完結せず、主役は患者と職場ですので、

家族は手をこまねいてみているしか無いという

もどかしい状況になってしまいます。

ここで積極的に職場の上司などに家族の側からアプローチして

関与していく方法もありますが、

多くの場合で、職場の方に「ウザイ」とか「モンスター」とか

思われてしまって、うまくいかないという場合が多いようです。

職場復帰の問題は、時期的な締切が明確になるので、

このプレッシャーとの闘いも重要です。

結局は、職場復帰が出来ないと、

実質的にはうつ病が治ったことにならないので、

この職場復帰ということは本当に大切なことです。

形に残ってしまうテキスト形式では言語化出来ないのですが、

セミナーでは、職場復帰を考える頃になると、

「うつ病になった本質的な原因」と向き合う必要があると指摘しています。

パワーポイントでスライドを事前に作っていくのですが、

私のセミナーはスライドの説明よりも、

脱線して、「こんなことをいうと問題があるのですが」とか、

「悪口というわけではないのですが~」という前置きで始まる、

アドリブというか思いつきで話す話が、好評のようです。

 

◯セミナー詳細

http://bit.ly/2rmBGx8

 

 



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企業情報

企業名 うつ病家族サポートセンター
代表者名 川田 陽子
業種 医療・健康

コラム

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