岐阜県郡上の名水を使って“水出しまち歩き”を!「水」のありがたさを再認識できる仕組みをつくる『郡上発!水出しコーヒープロジェクト』が6月26日スタート

「水出しコーヒーキット」を手に、岐阜県郡上市郡上八幡のまち歩きをしながら水出しコーヒーを楽しむ仕組みを作ります。一口500円から支援を受付けており、支援者には「水出しコーヒー体験会」への招待など各種リターンが用意されています。

良質なオーガニックコーヒー豆のみをフェアトレードで輸入し、自社で焙煎して提供するSlowCoffee(スローコーヒー)を運営している有限会社スロー(本社:千葉県松戸市、代表取締役:小澤陽祐)は6月26日から、クラウドファンディングのMotion Galleryで『郡上発!水出しコーヒープロジェクト』をスタートしました。

 

▼Slow Coffee(郡上発!水出しコーヒープロジェクト)

https://motion-gallery.net/projects/SlowCoffeeGUJO

 

目標金額は、8月31日23:59までに300万円。名水として知られる岐阜県郡上市の水を使って水出しコーヒーをつくることで、水に思いをめぐらせ、水のありがたさを再認識できる仕組みを作る試みです。水出しコーヒーとは、水出し麦茶等と同じように容器にパックを入れて水を注ぎ込み、一定時間おいておくだけで美味しいアイスコーヒーができるというものです。

 

■3点セットの水出しコーヒーキットを手に、まち歩き

『郡上発!水出しコーヒープロジェクト』は、3点セット(水出しコーヒーキット)を協力店から買うことから始まります。3点セットとは、500mlのタンブラー、500ml分の水出しコーヒー、湧き水を汲めるポイントが記された水汲みMAPです。プロジェクトは以下のような仕組みになっています。

タンブラーは赤ちゃんの哺乳瓶にも使われる安心素材を採用、コーヒーはメキシコ産オーガニックコーヒーを
100%使用、水汲みMAP(写真はイメージです)は美濃和紙を予定しています

 

・岐阜県郡上市の中心部である郡上八幡のカフェ・飲食店・旅館・街中の観光施設・商業施設などの協力店から「水出しコーヒーキット」(3点セット)を購入する(販売店は当初10か所程度を想定)。

・水汲みMAPを参考にまち歩きをして、水汲みポイントを訪れ、水の味を確かめて気に入った水で水出しコーヒーを仕込む(歩いてタンブラーが揺れると抽出時間が早まり、4〜6時間で出来上がる)。

・帰り道や宿泊施設、あるいは帰宅してから出来上がった水出しコーヒーを楽しむ。

・郡上八幡のお土産やお土産話になる。

・郡上の水を実際に体験したことで記憶に残る、水のありがたさを再認識できる。

 

 

 

この仕組みが形づくられ、郡上の水を体験する人が増えることで、郡上の人たちが脈々とつないできた「水とともにある暮らし」の知恵を学ぶことができます。さらに水を必要以上に汚さない、水は公共物、みんなの物という文化を、後の世代につなげていけると考えています。

 

「水出しコーヒーキット」の売り上げの1%は「郡上の水保全基金(仮)」に積み立てられ、水の保全、山の保全につなげていきたいと思います。

※郡上の水保全基金(仮)

定期的な水質調査や、水舟や共同井戸が傷んだ時の補修の資金などとし、郡上の水文化を守り、つないでいくための基金

 

また、今後、日本のどこかで大きな災害があったときには、郡上の水を被災地に送る「有志での水の保険」のような、奪い合いより分かち合う関係性を築いていきたいと考えています。

 

郡上市は、環境省が選定した「日本名水百選」の第1号に指定されたことで有名な宗祇水(そうぎすい)など、いたる場所できれいな水が湧いています。四方を山に囲まれた豊かな水量とミネラルを多く含んだ水は、専門家からも高い評価を受けています。

 

6月3、4日に郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)で開催された「いとしろアウトドアフェスティバル」のプレ実施でも、およそ40人が参加して「水の味が違う!」「清水に感謝」とご好評をいただきました。

 

 

 

プロジェクトで集まった資金は、上記の仕組みを形づくるまでに必要なプロジェクトの原資と経費に使用します。具体的には、汲ませてもらう湧き水や井戸水の水質検査費用、ロゴ、広報チラシ、水汲みMAPなどのデザイン費、印刷費、プロジェクト推進のための必要経費、人件費、クラウドファンディング手数料です。また、以下の物を製作します。

●「郡上発、水出しコーヒーあります」バナー

●「水出しキット販売ラック」

●モバイル屋台(郡上八幡で水出しキットを移動販売するための屋台)

 

■500円から支援可能、支援者にはバラエティに富んだリターンをご用意

本プロジェクトには支援金額によってリターンが定められています。プロジェクト詳細は以下です。

 

<郡上発!水出しコーヒープロジェクト>

・目標金額:300万円(目標到達か否かにかかわらず、集まった金額がファンディングされます)

・募集期間:2017年6月26日~8月31日23:59

・リターン例

1、コレクター限定UPDATE(プロジェクトの進行の途中経過をお伝えします)

2、試飲会やイベント出展時などに手渡し!「水出しプロジェクトステッカー」

3、「郡上の水で、水出しコーヒー体験会@東京」にご招待

4、「郡上の水で、水出しコーヒー体験会@名古屋」にご招待

5、「Slow Coffee17周年パーティ@松戸」にご招待

6、7月8日(土)開催、郡上八幡「水出しまち歩きツアー」にご招待

7、「石徹白(いとしろ)の水で“スペシャルな水出しコーヒー”体験会@東京」にご招待

8、モバイル屋台に掲げられる、支援者一覧にお名前を入れる

9、「郡上の聖地、石徹白でスペシャルな水出しコーヒーを作るツアー」にご招待

10、「水出しコーヒーキット」×5セット

11、「スローなコーヒー焙煎教室@松戸」に参加できる権利

12、「水出しコーヒーキット」×10セット

13、Slow Coffee詰合せ1万円相当

 

支援額によるリターン

500円:1

3000円:1,2

5000円:1,2,3もしくは1,2,4

1万円:1,2,5

2万円:1,2,6もしくは1,2,7もしくは1,2,8

3万円:1,2,9もしくは1,2,10もしくは1,2,11

5万円:1,2,12

10万円:1,2,13

 

■プロジェクトのきっかけは3・11による「水の奪い合い」の経験

プロジェクトを始めるきっかけは、弊社代表が一時的に水が飲めないという状況に直面した経験によります。東日本大震災後、Slow Coffeeの本社がある千葉県松戸市エリアの上水道を供給していた栗山浄水場・ちば野菊の里浄水場から放射性物質が検出され、行政から乳児の飲用を控えるよう、呼びかけが行われました[松田隆1] 。その後、代表の父親がペットボトルの水を確保しようとスーパーマーケットへ行きましたが、そこでは「水の奪い合い」が繰り広げられていました。

 

そのようなときに郡上に住む親族が、湧き水を大きなタンクに汲んで、送ってくれました。それによって「助かった。これで干からびなくて済む」と感じ、この時から「この体験をいつか行動として表現しよう」と心に決めました。

 

今後については、今回のプロジェクトをきっかけに、次のような流れになることを期待しています。

 

・郡上八幡の水で『郡上発!水出しコーヒープロジェクト』を体験した人が郡上を再訪し、他の湧き水を汲む。

・源流を知りたくなり、上流地域へ足を運ぶ。

・日本全国の美味しい水の出る場所へ出かける。

・世界各国の美味しい水の出る場所へ出かける。

・世界中で水について考える人が増える。

 

このような流れをつくって、水についてあらためて考える、水のありがたさを再認識できる仕組みを、賛同してくれる人たちと一緒につくりたいと思っています。

 

 

【有限会社スローについて】

本社:〒270-2241 千葉県松戸市松戸新田24番 京葉流通センター6-2号

代表者:代表取締役 小澤陽祐

設立:2000年7月

電話番号:047-703-9700

URL:http://www.slowslowslow.com

事業内容:

・焙煎

・卸売業

・飲食店経営

 



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企業情報

企業名 スローコーヒー/有限会社スロー
代表者名 小澤 陽祐
業種 食品関連

コラム

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