ＱＬデンタルメーカー、奨学金返済支援制度の継続を決定。2018年3月卒業の新卒採用にも引き続き適用～2017年3月卒の採用にて一定の成果あり～

ＱＬデンタルメーカー、奨学金返済支援制度の継続を決定。

201８年3月卒業の新卒採用にも引き続き適用

～2017年3月卒の採用にて一定の成果あり～

セラミックスに特化した歯科技工所のＱＬデンタルメーカー株式会社(本社：神奈川県川崎市、代表取締役：石原 孝樹)は、2017年3月卒業の新卒採用者を対象に実施した「奨学金返済支援制度」を2018年3月卒業の新卒採用者にも継続して実施することを決定いたしました。

■制度の背景

歯科技工士の25歳未満の離職率は約79%（日本歯科技工士会推計）と言われ、平成26年度には歯科技工士学校の総定員数1,860名に対して入学者数は1,262名でその充足率は約68%となっており、歯科技工士は若年層全体の人口減以上に減っております

そのため、新卒の歯科技工士の採用は専門学校の求人倍率で10倍～20倍程度となっており、歯科技工所の運営上の大きな課題になっております。

一方、独立行政法人日本学生支援機構（JASS0）によると奨学金の貸与者は平成16年度約93万人が平成26年度には133万人へと18歳人口が減少しているにもかかわらず増加しております。大学生では2.6人に1人が日本学生支援機構から奨学金を受けている状況です。

こうした現状を踏まえ、ＱＬデンタルメーカー株式会社では、新卒者の採用力を高めると同時に、経営理念である「歯科技工士を一生続けられる場を作る」を実現するために、2017年3月卒業者に対して当制度を導入いたしました。

■制度継続の理由

2015年3月および2016年3月卒業生は各2名の採用となったのに対し、2017年3月卒業生は4名を採用できました。内2名が制度対象者です。

2017年の歯科技工士国家試験の合格者数は987名と2年前の1,134名と比べて13%減となっている中、当制度が一定の成果を得られたと判断したことから、制度の継続を決定いたしました。2018年3月卒業生の採用は、6名を予定しております。

■制度概要

奨学金の月々の返済額を別途手当として給与に上乗せし、支給します。

手当の支給は返済完了または退職まで続きます。

なお、繰り上げ返済は対象外となります。

対象 ：2018年3月卒業の新卒社員で学生時に奨学金を受給している者

ただし、実家通勤でない者（世帯主であること）

QＬデンタルメーカー株式会社について

『メタルフリーの低額自費診療を通じて、患者様・歯科医院・歯科技工士の3者が幸せになる仕組みを提供する』をミッションとして2014年に設立。

自費率（自由診療対象の技工物）100%で金属材料を一切使用せずセラミックスの技工物だけを製作する稀有な歯科技工所。

第104回「かわさき起業家オーディション」かわさき起業家優秀賞受賞。

■会社概要

商号　　： QLデンタルメーカー株式会社

代表者　： 代表取締役　石原 孝樹

所在地　： 〒214-0014　神奈川県川崎市多摩区登戸1664河興ビル2-6・7

設立　　： 2014年5月

事業内容： 歯科技工所

資本金　： ９９０万円

URL　　： http://www. qldm.co.jp/