船旅気分を味わう海沿いの温泉旅館「星野リゾート　界 アンジン」2017年4月13日開業

特徴

１．最上階の大浴場とサンブエナデッキ

8階にある大浴場からは、太平洋を一望することができます。男女それぞれに、御影石の内風呂と海風を感じる岩造りの露天風呂を備 えています。朝焼けから、空のグラデーションが美しい薄暮、海に映る月の道・ムーンロードや花火まで、ダイナミックな景色を満喫できます。大浴場と同じ最上階には、ゆったりしたソファに座りビールや紅茶で喉を潤すことができる湯上がり処と、それに続く展望デッキ「サンブエナデッキ」を配しています。サンブエナデッキという名称は、三浦按針が造船した帆船名に由来しています。船の甲板をモチーフにした開放的な空間です。

２．全室オーシャンビューのアートな客室

界では、滞在を通して地域の文化に触れられる「ご当地部屋」を用意しています。界 アンジンのご当地部屋は、その昔、船旅で使われていた舵（かじ）や櫂（かい）などを取り入れたアートワークが特徴で、そのデザインは海へのロマンをかきたてます。スイートタイプの客室には、アンティークな音をお楽しみいただけるレコード機器を備えています。 快適に過ごせるよう、客室は、ソファを配したリビングスペースと、界オリジナル寝具「ふわくもスリープ」を備えたベッドスペースに分かれています。

３．英国のエッセンスを加えた和会席

伊豆らしさを感じる食材に、三浦按針の出身である英国のエッセンスを加えた和会席を提供します。 ハイティーツリーをイメージした3段の器を用いた八寸、そして英国の伝統料理からヒントを得た台の物「魚介と柑橘の紙蓋焼き」など、たくさんの海の幸を楽しむことができます。長い航海に耐えられるよう開発されたインディア ンペールエールビール（IPA）も、お食事に合わせて味わうことができます。15パターンの素材からなるパーテーションで仕切られた、アーティスティックな半個室の食事処にてお召し上がりいただけます。

４．アンジンの旅した時代に想いを馳せるご当地楽

地域の文化を体感できる無料の体験プログラム「ご当地楽」は、「青い目のサムライ紀行」と題し、三浦按針が英国から日本にたどり着き、日本初の西洋式帆船を作り上げるまでのストーリーをお伝えします。水先案内人であった三浦按針に想いを馳せ、大航海時代の船旅に触れるひとときを楽しむことができます。

設計事務所・スーパーポテトによる内装デザイン

界 アンジンの内装は、商業空間のデザインを数多く手掛けてきたスーパーポテトがデザインしました。スーパーポテト（代表・杉本貴志氏）は1973年、インテリアデザインの設計会社として創業し、ホテルの内装デザインから複合施設の環境計画、総合プロデュースまで国内外の幅広い分野で活躍しています。海や船をテーマにした新たな界の世界観を表現しており、船の古材を使ったデザインが随所に取り入れられています。

アンジンと伊東の繋がり

英国人航海士のウィリアム・アダムスは、静岡県伊東市にて日本初の西洋式帆船サン・ブエナ・ベントゥーラ号を造船しました。 時の将軍・徳川家康公にその功績を称えられた彼は、「水先案内人」を意味する「按針(あんじん)」という日本名を授かり、青い目のサムライと呼ばれていました。按針が伊東の船大工と共に造船した際のドックが、今の界 アンジンが建つ辺りにあったと言われており、施設の名前を「界 アンジン」と名付けました。 毎年8月には「按針祭」という夏祭りも開催され、祭りのクライマックスを飾る花火鑑賞は、界 アンジンが特等席となります。

「星野リゾート　界 アンジン」施設概要

■住所：〒414-0023 静岡県伊東市渚町5-12

■TEL ：0570-073-011（界予約センター）

■URL：http://kai-ryokan.jp/anjin/

■アクセス：JR伊東線伊東駅より車で約3分または徒歩約15分

■客室数：全45室

按針みなとの間 オーシャンビューツイン（定員2名・20室、定員3名・12室、各 約39㎡）

按針みなとの間 オーシャンビューダブル（定員2名・8室、約39㎡）

按針みなとの間 オーシャンビュースイート（定員4名・5室、約77㎡）

■チェックイン 15:00～、チェックアウト ～12:00

■料金：1泊2食付 2名1室一人あたり29,000円～（税・サ・湯込）

星野リゾート

http://www.hoshinoresort.com/