福祉と環境を融合した花園「かざはやの里」～かっぱのふるさと～2017藤まつり開催

かざはやの里は、三重県津市戸木町の風早池に隣接しており「風早池」は垂仁天皇が35年冬10月に全国に800作った灌漑池のひとつで、戦国の武将「藤堂高虎」公が「風早池」と名付けたと伝えられています。

身体に障がいのある利用者の自立支援を目的に、伊勢温泉ゴルフクラブのショートコースの半分（約5ヘクタール）に平成17年より「梅650本・藤1800本あじさい75000株」を植栽し、社会福祉法人正寿会の職員と利用者で育てています。受付や販売も利用者が担当してやりがいのある授産作業として、自閉症だった利用者もいきいきと活動しています。1年のうち最も良い行楽シーズンのため入園者は1日1,000人を超える日がゴールデンウイーク期間数日あります。対象者は主に東海・近畿地方ですが、外国人観光客も来園します。かざはやの里の9種類の藤は例年、4月20日頃「白(しろ)甲比(かぴ)丹(たん)藤」「紫(むらさき)甲比(かぴ)丹(たん)藤」巻貝のようで肉厚、花房が約30cm。4月25日頃「黒龍(こくりゅう)藤」「八重黒龍(やえこくりゅう)藤」藤の中で一番放芳します。八重黒龍藤は珍しい八重咲です。「口紅(くちべに)藤」小さな白い花びらの先がうっすら赤くなります。4月29日頃「長崎(ながさき)一歳(いっさい)藤」濃い紫色で花房が約50㎝「本紅(ほんべに)藤」珍しい赤い色の藤で約50㎝「九尺(きゅうしゃく)藤」青紫色で、昨年記録135cmでした。5月5日頃「白野(しろの)田(だ)藤」白銀に輝き約1m。藤棚の様子は長崎一歳藤、本紅藤、九尺藤の「オーロラのように見える藤棚」デザイン的に世界で類を見ない「9画3段円の藤棚」「階段状に巡る藤棚」「八重黒龍藤の塔」など10,000㎡に9種類の藤棚があります。藤まつり期間中のイベントは4/29（土）「昭和の音楽の日/昭和オールディーズ（Band）TOWER-Z（Band）よしおーず（弾語）のだの親父（マジック）」5/3「癒しの音楽の日/大谷清文（Piano）荒木弓佳（Violin）郁音会（箏）カレーのてちや（kitchencar）」5/5「藤堂高虎を偲んで～/安田タクロウ（弾語）シロモチくん（ゆるキャラ）ラッキーバーガー（kitchencar）」「花Queen撮影会/2016年度津クィーン坂口百・片岡優奈」「けんじくんの音楽絵日記/廣めぐみ（うた）中村里那（ピアノ）増田亮子（チェロ）ちはぴょん（イラスト）たむらけんじ（絵日記・お話）」5/7「かざはやの里の藤と2017年度津クィーン撮影会/井本水夏、三谷沢子、濵﨑紗由美」「かざはやの里deのど自慢/一般」藤まつりを盛り上げるために開催します。

＜3つの特長＞

1：行楽シーズンには最高の見頃を迎える藤は、見頃が1週間程度と短いので次週は花が散っています。

2：かざはやの里の位置する津市はインバウンドで脚光を浴びている「伊賀忍者」「伊勢神宮」「熊野古道」に約９０分程度で移動できます。

3：楽しいイベントで、花の好きな人に限らずご来園頂けるように企画して、日常生活から別世界の美しい花園で楽しい日を過ごすことで生活の質が向上します。

【今後の展望】

かざはやの里の取り組みで、社会福祉法人正寿会 風早の郷（就労継続支援Ｂ型）の通所利用者が活躍しています。綺麗な花を咲かせて、お客様に喜んでいただこうと暑い時も寒い時も頑張っています！！障がい者の自立支援になり、利用者は「梅・藤・あじさい」が綺麗に開花することを目標に通所し、QOLの向上につながります。お客様は花園で過ごすことで、美しい花を見た時に感じる「美しいこころ」「癒しの心」が芽生え、優しい、穏やかな人になるでしょう。

「福祉と環境を融合した花園「かざはやの里」～かっぱのふるさと～」http://www.kazahayanosato.com/