竹枝ピアス制作でフィリピンの農山村の人々に長期的な生活支援を !
数年前語学留学でフィリピンに出かけた。その時に見た数々の光景が目に焼き付いている。小学生くらいの子供が、自分の赤ちゃんをおんぶして物乞いをしている様、母乳を与えている様、先生方が一品を持ち寄りグループでシェアーしながら食事をしている様。家族を支えるために、節約・倹約して一生懸命働いている姿であった。又、千円で6食分の食事が賄えることも分かってきた。何かできることはないだろうかと常に考えていた。昨年フィリピン カパンガンの農山村地域で、私のオリジナルの竹細工手法を披露した時、婦人たちの目が生き生きしていたことに気づいた。「この手法を学び取ってピアスを作ろう、そして販売したい。」との思いが強く伝わってきた。同時にこれが自分のできる唯一の方法だと気づいた。約10年間封印していた竹枝ピアスを世間に公開し、彼女たちに小銭を稼いでもらう手助けをしようと思い立った。これが大きな動機である。
竹枝ピアスを手掛ける、メルヘン工房竹の世界(所在地:奈良県桜井市茅原、竹造形作家 峙博恭)は、2017年3月14日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、竹枝ピアス制作でフィリピンの農山村の人々に長期的な生活支援を!のプロジェクトを開始しました。
「プロジェクト名」竹枝ピアス制作でフィリピンの農山村の人々に長期的な生活支援を !
https://readyfor.jp/projects/11865
本プロジェクトでは、竹枝ピアスを制作し、それらをリターン商品として支援して頂いた人々にすべて還元することになります。
数年前語学留学でフィリピンに出かけました。そこには貧しく悲惨な光景が待ち受けていたのです。小学生くらいの子供が自分の赤ちゃんをおんぶして、物乞いをしている様、母乳を与えている様、先生方が一品のおかずを持ち寄り、シェアーしながら食事をしている様を目のあたりにしました。自分に出来ることはないだろうかと常に考えていました。
昨年10月、フィリピンのカパンガンに出向く機会が訪れました。この地域の婦人団体は、生活向上のためいろいろなことに取り組んでいることも知りました。当日私のオリジナルの竹細工手法を披露しました。最初は竹の枝がローソクでなぜこのようにきれいに曲がるのだろうかと、不思議そうな顔でのぞき込んでいました。やがて顔の表情に変化が現れました。曲げてみたい、何かを作ってみたいと真剣な表情です。準備していたサワガニの甲羅に、足・ハサミ、眼を作ることにしました。悪戦苦闘でようやく出来上がりました。婦人たちは笑顔、笑顔でした。次に竹の伐採方法・時期、油抜きの手法等について話しました。現実感がないようで半信半疑でした。
次に竹枝ピアスを見せました。そして、詳しく説明を始めました。婦人たちの顔がだんだん紅潮してくるのが見て取れました。「早く作りたい、作ったものを販売したい」と熱気に溢れていました。今回は竹枝ピアス制作の走りなので、来年この地域に戻って来れればいいなと思っていました。
帰国後、記者クラブに10年間温めていた竹枝ピアスを公開すべく「投げ込み」を行いました。その後、読売新聞に掲載されました。その記事をfacebookにアップすると、知人がクラウドファウンディングの存在を教えてくれました。すぐに内容を確認し、自分の夢を叶えてくれるのはここしかないと思い、熱い希望をもって応募しました。
一口1.000円から支援を受け付けており、現地で制作した竹枝ピアスや私のオリジナル作品などのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは4月12日(水)午後11時で〆切であり、目標金額の30万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。
例えば、1,000円ご支援いただきますと、6食分の食事が賄えることになります。現地の人々にとりましては、願ってもない収入源となります。カード決済や銀行振り込みで手続きが完了し、個人情報は一切外部に流出することはございません。
このプロジェクト達成後は、ご支援頂きました内容によりまして、現地での制作活動の模様をプリントした絵葉書等、ピアス、イヤリング、そして私のオリジナル作品等をお礼として、わたくしが責任を持ちましてお届けいたします。
【クラウドファンディングとは】
インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。
【今後の展望】
達成後の7月、竹枝ピアスの制作指導のためフィリピンのカパンガンに出向きます。5年以上乾燥させた竹の枝、材料、道具や渡航費・滞在費等すべて自前です。ご支援頂きましたすべてを、竹枝ピアスを制作頂いた人たちに還元いたします。併せて、現地調達の竹を伐採・乾燥させる手法の指導、それらの材料が使用できるまでの間、毎年現地に出向き材料等の提供並びに指導を継続します。
日本では販売網を確立すべく奔走します。なぜなら、現地で制作したピアスを日本で販売するメリットが大きいからです。
「プロジェクト名」:竹枝ピアス制作でフィリピンの農山村の人々に長期的な生活支援を !
https://readyfor.jp/projects/11865
【メルヘン工房竹の世界】について
工房:〒633-0073 奈良県桜井市茅原
ギャラリー:奈良県桜井市初瀬
竹造形作家:峙 博恭(そわ ひろやす)
開始:1996年10月
Tel:090-5671-7399
URL:http://www43.tok2.com/home/hiroyasusowa
作品:各種昆虫、恐竜、花、花器、竹あかり、ピアス、ひな人形
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企業情報
企業名 | メルヘン工房竹の世界 |
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代表者名 | 峙 博恭 |
業種 | その他サービス |