M2M/IoT関連ソフトウェア企画開発/販売を手がける(株)アプトポッド、第三者割当による総額6.6億円の資金調達を完了
株式会社アプトポッド(東京都新宿:代表取締役 坂元淳一)はSBIインベストメント株式会社、みずほキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社の各社が運営管理するファンド、及びスパークス・グループ株式会社が運営する未来創生ファンドを引受先とする総額6.6億円の第三者割当増資が完了した事をお知らせ致します。
株式会社アプトポッド(東京都新宿:代表取締役 坂元淳一)はSBIインベストメント株式会社、みずほキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社の各社が運営管理するファンド、及びスパークス・グループ株式会社が運営する未来創生ファンドを引受先とする総額6.6億円の第三者割当増資が完了した事をお知らせ致します。
アプトポッドではこれまで、自治体や省庁、国内大手自動車メーカー等の研究開発部門を中心に遠隔地でのデータ計測(テレメトリ)やカーエレクトロニクスや車両通信制御(テレマティクス)などの分野等での採用実績を積み重ねてきました。
これらの知見を活かす事で、「ファストデータ」と呼ばれる膨大かつ短周期な高精細データを高速で収集し、解析やアプリケーションへのデータ活用までをサポートするシステムを提供することが可能となります。
今回の資金調達をスタート地点として、広い分野での活用提案を視野に入れた、大規模プロジェクトや大手企業・団体からの、新たなご要望やグローバル展開へ対応していきたいと考えております。
今後これに向けた人材採用の強化および製品機能の拡充、新たな研究開発に注力し、革新的な産業IoTの実現に向けて邁進して参ります。
■第三者割当増資の概要
SBIインベストメント株式会社をリードインベスターとする総額6.6億円の第三者割当増資が完了。引受先は以下の4社が運営管理するファンドとなっております。
・SBIインベストメント株式会社
・未来創生ファンド(スパークス・グループ株式会社を運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行はじめ計19社(2017年1月末時点)が出資)
・みずほキャピタル株式会社
・SMBCベンチャーキャピタル株式会社
■今回の資金調達により今後注力する分野
アプトポッドは、今回の資金調達により、特に以下の3分野に注力致します。
1.大型案件やグローバル展開への対応に向けた人材採用の強化
これまでの研究開発、概念実証(PoC)段階への対応から、より大規模な実用化に向けた案件への対応をご要望いただいており、またさらに需要が増えると予測されるグローバル展開を鑑み、エンジニア及びセールス・マーケティング人材を中心とした積極的な人材採用を行って参ります。
2.製品機能の拡充
産業向けの膨大な種類のリアルタイム配信データを汎用的なフォーマットで取得し、一覧でレビューすることが可能になるツール「Visual M2M®」に加え、自動車研究開発におけるデータ解析に特化した「Visual M2M® for Automotive Professional」や加速度センサー、ジャイロセンサーなど、スマートフォン、ウェアラブルデバイスなどからの情報データによる、人や移動体などの挙動分析を支援する「Visual M2M® for Sports Analytics」といったラインアップの拡充に注力して参ります。
3.新たな研究開発
自動車/産業計測や遠隔制御処理向けのデータ送受信処理ハードウェアの開発、センサーデータのリアルタイムな可視化、リアルタイム遠隔制御、実車による、実験・評価、音声波形解析など、革新的な産業IoTの実現に向けた新たな研究開発にも注力して参ります。
■補足:当社技術の適用が期待される分野
アプトポッドでは現在、以下2つのサービスを主軸に開発・提供を行っております。
・膨大な種類のリアルタイム配信データを、汎用的なフォーマットで取得し、一覧でレビューすることが可能になるツール「Visual M2M®」
・モバイルインターネット経由でリアルタイムに双方向でのデータストリーミングを実現するPaaSフレームワーク「intdash(β提供中、2017年春リリース予定)」
■当社の直近の事業の動き
コネクテッドカー※への応用に向け、既に複数メーカーの研究開発に協力している他、スポーツ選手の練習時のデータレビュー用途としても、実験的に当社のシステムを活用いただいております。
また、「国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構」の委託を受けて、米国カリフォルニア州の北部都市圏で日産自動車株式会社と兼松株式会社が実施する、電気自動車の行動範囲拡大実証事業においても、当社が開発した「Visual M2M®」を採用いただいております。
※コネクテッドカーとは:自動車にインターネット通信機能を付加し、自動運転などの自動車の制御だけでなく生活情報端末として利用者の利便性を高める機能を持った多機能移動体
■補足:当社の主力製品
1.Visual M2M®
https://www.aptpod.co.jp/products/vm2m/
クラウドを活用して自動車やウェアラブル端末など、様々なセンサーネットワークのリアルタイムストリームデータを高速に収集し、解析やアプリケーションへのデータ活用までをサポートするクラウドベースのファストデータフレームワーク。
センサー信号を高速処理する「Terminal Systems」、サーバーサイドでのリアルタイム処理を行うインバウンド処理モジュール「Fast Data Processing」、様々な計算処理を行う「Real-time Analytics」、ブラウザベースのビジュアルインターフェイス「Data Visualizer」の4つのソフトウェアで構成されており、データストリーム、グラフ解析、CSVファイルダウンロードなど様々な視点での高度なビジュアル化とデータ解析を実現致します。
多拠点のユーザーによる同時アクセスが可能であり、産業計測シーンにおけるデータサンプリングの手間を大幅に軽減する事が可能となります。
2.Intdash(β提供中、2017年春リリース予定)
https://www.aptpod.co.jp/products/intdash/
自動車、産業機器、ロボティクスの制御ネットワーク、ウェアラブルセンサーなど、ネットワーク上での遠隔操作でやり取りされるファストデータを、モバイル回線を介してリアルタイムに、確実に、そして双方向に伝達するための超高速IoTハブフレームワーク。
データを欠損なく送受信し、ログの取得解析、操作、プログラムなどを1つのフレームワークで実現し、モバイル回線による遠隔地での制御を可能に致します。
■補足:株式会社アプトポッドについて
ファストデータIoT/M2Mにおけるセンサーネットワーク技術、クラウド技術、およびユーザーインターフェイス技術まで、エンドツーエンドのテクノロジーを有するIoTソフトウェア/サービス企業です。産業シーンを中心に高速で大量なデータの収集、伝送、高度なリアルタイム処理、イベント処理を実現するエンドツーエンドのフレームワーク製品の提供を行っております。
■補足:会社概要
会社名
株式会社アプトポッド
代表者
代表取締役 坂元 淳一
設立
2006年12月28日
資本金
7億5,270万円(資本準備金等含む)
所在地
東京都新宿区四谷4-3 四谷トーセイビル5F
URL
<プロダクト>
Visual M2M®
https://www.aptpod.co.jp/products/vm2m/
intdash Beta
https://www.aptpod.co.jp/products/intdash/
VM2M 2nd Beta
https://www.aptpod.co.jp/products/vm2m2nd/
Automotive Pro Beta
https://www.aptpod.co.jp/products/automotive/
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※「Visual M2M」はアプトポッドの登録商標です。
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企業情報
企業名 | 株式会社アプトポッド (APTPOD, Inc.) |
---|---|
代表者名 | 坂元 淳一 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
コラム
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