軽井沢の森に「ケラ池スケートリンク」が2016年11月18日（金）に開業｜軽井沢星野エリア

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森に囲まれた屋外スケート場「ケラ池スケートリンク」が2016年11月18日（金）、「軽井沢星野エリア」（長野県軽井沢町星野）に、新たに開業します。「森を感じるスケートリンク」がコンセプトのこのリンクでは、小鳥の声が聞こえる中、軽井沢のシンボルである浅間山を眺めながら、氷の上を散歩するようにスケートを楽しんでいただけます。

このたび、スケートリンクを開設する「ケラ池」は、周辺をすっぽりと森に囲まれ、たくさんの野生生物が訪れる自然豊かな場所です。木立の向こうには、軽井沢のシンボル・浅間山を望むこともできます。そのような環境に屋外スケート場を開設するにあたり、スケーティングの楽しさだけではなく、森の自然そのものを楽しめるリンクにしたいと考え、「森を感じるスケートリンク」というコンセプトを設定。その後、約3年半にわたる検討、準備期間を経て、2016年冬、いよいよ開業する運びとなりました。

最初のスケートリンク「星野リンク」から受け継ぐもの

歴史をさかのぼること、昭和26年（1951年）。現在のケラ池と同じ場所に、最初のスケートリンク「星野リンク」がオープンしました。その後、軽井沢町内には次々とスケートリンクが誕生し、昭和30年代には東京から「銀盤号スケート列車」が運行されるほどのにぎわいになります。しかし、時代の変化に伴い屋外スケートリンクは徐々に姿を消していきました。この度の「ケラ池スケートリンク」は、軽井沢の冬の伝統を受け継ぐと共に、池の形状などを工夫することによって、新しいスケートの楽しみ方を提案するものです。

本物の森のなかの池であること

ケラ池は、「国設軽井沢野鳥の森」に隣接しており、春から秋にかけては何種類もの野鳥やトンボ、カエルが訪れます。屋外スケート場は全国にありますが、このような池がそのままリンクになる場所は多くありません。特に12月下旬～2月の厳冬期にかけては池の全面が凍り、希少なスケート体験を楽しむことができます。

氷上の散歩を楽しむように

ケラ池は、ひょうたんのような形状をしています。池の中には所々に島があり、島をめぐるように滑っていくと、見える景色が変わります。同じ場所を一定方向にグルグルと回る必要はなく、自由に、まるで氷の上を散歩するかのように楽しめるのが特徴です。島のベンチに腰掛けてひと休みすれば、小鳥の声が聞こえ、木々の向こうに見える浅間山の雄姿に、開放感と自然の豊かさを感じることができます。

ショートレッスンで氷に親しむ

スケート靴の履き方から、基本の滑り方まで、初心者向けのレッスンを開催します。

■開催：期間中の毎週土曜日、日曜日

■時間：10:30～11：00

■定員：10名

■料金：レッスン料無料／当日先着順

星降る夜のイルミネーション

軽井沢を代表する冬の風景「霧氷」をテーマに、イルミネーションが輝き、幻想的な雰囲気でスケートを楽しめます。

■開催：期間中の毎週金曜日、土曜日、および12月25・29・30・31日、1月2・8日

■時間：17:00頃～19:00

今後の展望

「軽井沢の冬の楽しみといえばスケート」と、どなたにも思っていただけるよう、来シーズン以降も新たな提案をしてまいります。また、スケートをとおして、冬の軽井沢観光に貢献できることを願っております。