XORveR.com が、既知平文攻撃から暗号鍵を護る技術の特許査定を取得

XORveR.com は、低コストで暗号に対する既知平文攻撃手法を極めて実現困難にするXORveR(エクスオーバ)技術を開発し、日本国での特許査定を取得しましたことを、報告させていただきます。通信機器においてXORveR技術を利用することで、暗号化に関わるコストを低減し、利便性を向上させ、製品の寿命を延長することが可能となります。

XORveR.com は、低コストで暗号に対する既知平文攻撃手法を極めて実現困難にするXORveR(エクスオーバ)技術を開発いたしました。

そして、本技術が日本国での特許審査で特許査定を取得し、登録手続きを行いましたことを、報告させていただきます。

 

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XORveR技術の概要

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表題にある既知平文攻撃とは、暗号化前のデータと暗号化後の暗号文のサンプルを複数個(通常で数万個以上)収集することで、秘密鍵を計算する攻撃を言います。

XORveR技術は、これらの数万個以上のサンプルを必要とする攻撃に対して、数十個以上のサンプルは使用できないという制限を強制します。

 

さらに詳しい情報に関しましては、XORveR.com公式ページ http://www.xorver.com/ を御覧ください。

 

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産業的な利用価値

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ペースメーカー等の体内埋め込み機器では暗号方式が危殆化(攻略された)した場合には、生命の危険にまで及ぶことは言うまでもありません。

そこまでクリティカルな用途でない場合、Wi-FiやRFIDやICカードにおいてもセキュリティ向上は重要な懸案事項です。

たとえば流通拠点でRFIDが盗聴されたならば、販売状況などの営業情報が第三者に筒抜けとなり、事業計画に悪影響を及ぼすことが危惧されます。

 

しかし、安全性の高さを求めて高度な暗号方式を使用するには問題があります。

高度な暗号方式の利用では、暗号処理を行う回路は複雑になることは自明です。

複雑化することで、実行される計算の時間ならびに消費電力は増大していきます。

機器の操作感は悪化し、頻繁に充電が必要となるなど、デメリットを甘受せざるを得ません。

 

XORveR技術を適用するならば、これらのコストを低減し、暗号方式の危殆化を回避することで製品の寿命を延長することが可能になります。

 

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特許情報

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・PCTへの出願(補正前)資料

https://patentscope2.wipo.int/search/en/detail.jsf?docId=WO2015166701

・補正内容のPDF

http://www.xorver.com/160722%20P160118-1%20%E6%89%8B%E7%B6%9A%E8%A3%9C%E6%AD%A3%E6%9B%B8%EF%BC%88%E5%8F%97%EF%BC%89.pdf

・特許査定通知のPDF

http://www.xorver.com/160816%20P160118-1%20%E7%89%B9%E8%A8%B1%E6%9F%BB%E5%AE%9A.pdf

 

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問い合わせ先

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XORveR.com (代表:加沢一郎)

メールによるお問い合わせ : contact@xorver.com

 



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企業情報

企業名 xorver.com
代表者名 加沢一郎
業種 コンピュータ・通信機器

コラム

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