2004年に急逝した作家・鷺沢萠が一番つたえたかった“差別”と“絆”がテーマのコメディ2作品「ウェルカム・ホーム！」「ばら色の人生」を8月30日から7日間公演

1995年の旗揚げ公演以降、コメディやミステリーを中心とした作品を発表、上演している劇団「イルカ団！（イルカ団Co.）」は、2001年に演劇プロデュースチームを共に結成した作家・鷺沢萠の原案・脚本による「ウェルカム・ホーム！」「ばら色の人生」の2作品を東京・目黒区のウッディシアター中目黒で連続上演します。期間は8月30日（火）から9月5日（月）までの7日間で、計14公演。「ウェルカム・ホーム！」は9年ぶり、「ばら色の人生」が15年ぶりとなる復活再演です。

2004年に急逝した作家・鷺沢萠が一番つたえたかった家族、友人、仲間そして“差別のない平和な世界”――1995年以来、コメディやミステリーを中心とした作品の発表や上演、プロデュースを続けている劇団「イルカ団！（イルカ団Co.）」（所在地：東京都世田谷区、代表者：小林ヒデタケ）は、2001年に演劇プロデュースチームを共に結成した作家・鷺沢萠の原案・脚本による2作品「ウェルカム・ホーム！」「ばら色の人生」を東京・目黒区のウッディシアター中目黒で8月30日（火）～9月5日（月）の7日間、連続上演します。それぞれ9年ぶり、15年ぶりとなる復活再演です。

▼公演紹介ページ：http://www.maroon.dti.ne.jp/ratatattat/information.htm

■イルカ団！×鷺沢萠の代表作2作品を9年ぶり、15年ぶりに復活再演

イルカ団！が8月30日から7日間連続で公演を行う「ウェルカム・ホーム！」「ばら色の人生」は、2001年に演劇プロデュースチームを結成した作家・鷺沢萠の原案・脚本、主宰の小林ヒデタケが共同執筆と演出を手がけ、上演した作品です。

『川べりの道』で文学界新人賞を18歳で受賞後、数多くの作品を書き遺した作家・鷺沢萠。そんな彼女は、脚本も執筆しています。小説とは違った作風で、ライフワークとなっていた「国籍」や「差別」といったテーマをエッセンスとして織り込んだコメディを、イルカ団！の主宰である脚本家・小林ヒデタケとの共作により生み出しました。

2004年に急逝した鷺沢萠が一番つたえたかったのは、“家族、友人、仲間たちの、あたたかくて強い絆の物語”そして“差別のない平和な世界”。世界も日本も、差別や平和をめぐる議論が活発に交わされている2016年夏、あらためて世に問う機会です。

イルカ団と鷺沢萠とのコラボレーションから生まれた2作品を、高橋あゆみ（NHK「とと姉ちゃん」等）ら若手を中心としたフレッシュな俳優たちが演じます。