小児医療を支える次世代の医療人材を育むために、今年もブラック・ジャック セミナーを国立成育医療研究センターにて開催します

国立成育医療研究センターはジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の共催のもと、「ブラック・ジャック セミナー」を開催いたします。当センターの若手医師をはじめとしたスタッフとともに、実際に治療現場で使用される医療機器を用いて手術体験を行います。このセミナーは、実際の小児医療の現場での体験を通じて、「将来医師になりたい」「医療に携わりたい」と関心を抱く方々が増えることを期待して、これからの日本の小児医療を支える人材を育てることに貢献できればという願いを込めて企画いたしました。国立成育医療研究センターは、病院と研究所が一体となり、健全な次世代を育成するための医療と研究を推進することを理念とするナショナルセンターです。成育医療の専門家を育成し啓発普及のための教育研修を行うことを基本方針のひとつとして掲げており、今回の企画を通じて、次世代の医療人材の育成を期待するところです。

 

ブラック・ジャック セミナー

【実施概要】

 

1.共 催:国立成育医療研究センター,ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

2.参加対象:小学生3年生以上、中学生、高校生

3.日 時:平成27年8月27日(土)

・午前の部:9:00~11:30 (集合8:30)

・午後の部:14:00~16:30 (集合13:30)

4.定 員:計40名

・午前の部 小学3年生~6年生:20名

・午後の部 中学生、高校生:20名

5.会 場:国立成育医療研究センター(東京都世田谷区大蔵2-10-1)1階 講堂

6.参加費:無料

7.申し込み方法:下記を参照の上、<お申し込みについて>よりお申し込みください。

8.募集期間:2016年6月30日(木)必着

 

<お申し込みについて>

BJseminar@ncchd.go.jp

 

【国立成育医療研究センター】

 

我が国の成育医療の中核的機関として、小児医療、母性医療、父性医療及び関連・境界領域を包括する成育医療に関し、研究・開発、医療提供、医療従事者の研修、情報発信、政策提言などを行う。

 

【ジョンソン・エンド・ジョンソン】

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、創業以来人々の「クオリティ・オブ・ライフ(QOL)」の向上を目指し、安全性の高い良質な製品とサービスの提供に、全力で取り組んできました。一般消費者向け製品から、医療用医薬品、先進的な技術を利用した高度な医療機器に至る幅広い製品群は、世界の人々の健康を支え、皆さまとともに歩んでいます。

企業理念「我が信条」にある"地域社会への責任"として、将来を担う子ども達に医師の仕事に対する夢と希望を抱いて欲しいという思いから、社会貢献活動の一環として、2005年7月、医療機関と共催にて、子ども向けの手術体験として「キッズセミナー」をスタート。2011年1月、手塚プロダクションのご賛同を得て「ブラック・ジャック セミナー」に名称を改め、今日までに開催200回を超え、6,000名以上のみなさんにご参加いただきました。今後も、全国各地での開催を予定しております。

 

■セミナー立案者である医師の想い

 

時代とともに、子どもたちが将来就きたいと思う職業が変化し、医学を志す学生が減少しています。ブラック・ジャック セミナーは、医学に直接触れる機会を学生に提供することで、彼らの心を刺激したいという想いから立案しましたが、開始当時はこれほどまでに広がるとは想像していませんでした。実際に、ブラック・ジャック セミナーの受講を経て、医学部に通っている学生が誕生していることを、大変嬉しく思います。

 

■手塚プロダクションより

 

ブラック・ジャックが愛される理由は、命の大切さを描いているところにあると思います。手塚治虫は17歳で終戦を迎え、戦後、医学部に入りました。職業はご存じの通り漫画家ですが、戦争を体験したことと、医学を学んだことで、命の大切さを身をもって知り、それを若い世代に伝えていきたいと考えたのです。その手塚が描いたブラック・ジャックを医学の未来に役立てられることを、手塚も心から喜んでいることでしょう。これからも、ブラック・ジャックを通じて、命の大切さを伝えていければと思います。

 

■ブラック・ジャック セミナー卒業生の声

 

中学3年生の時に、「ブラック・ジャック セミナー(当時の名称:キッズセミナー)」に参加し、現在医学部に通うセミナー卒業生は、参加当時、医師という職業を将来の選択肢のひとつとしか考えていませんでしたが、キッズセミナーに参加したことで、医師という存在を身近に感じるようになりました。現在も、大学の講義の際、セミナーで使った機器が登場することがあります。セミナーでの手術経験は、医学生となった今も生きていると感じます。

 

■セミナー参加者の感想

 

中学生からは、「医学部に行きたいと漠然と思っていたが、手術体験に参加したことで、医師という職業がより具体化され、医師になりたいと思った」、「医師という職業に元々興味があったが、セミナーを通して人の命を預かることに対する重みを感じた」、「医師という職業をセミナーで体験することにより、非常に身近に感じた」など、本セミナーがきっかけで、医師を志す気持ちが強くなったという声が多く寄せられました。



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企業情報

企業名 国立成育医療研究センター
代表者名 五十嵐 隆
業種 医療・健康

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