ファンドを活用し、全国の生産者のお米の付加価値を高めて消費者へ届けたい『越後ファーム雪蔵今摺米ファンド』の募集を開始しました。

金融・保険

全国から最高のお米をつくる農家や、卸会社から仕入れ、また自社でもお米の生産・精米・販売を行っている越後ファーム株式会社（代表取締役　近正宏光：新潟県東蒲原郡阿賀町、以下、越後ファーム）は、音楽ファンドやセキュリテ被災地応援ファンドなどのマイクロ投資の組成・販売を行い、新潟県内ではこれまでに8ファンドの組成実績があるミュージックセキュリティーズ株式会社（代表取締役：小松真実、東京都千代田区）と連携し、ファンドを立ち上げ、個人から小口で出資を募っています。

1年中、新米と同じ状態を保つ「今摺り米(いまずりまい)」と「雪蔵貯蔵」

一般に流通するお米は、収穫期に全量を玄米に脱穀してしまいますが、越後ファームでは、もみの状態で貯蔵しておき、受注を受けてから脱穀、精米をして出荷するようにしており、それを「今摺り米」と呼んでいます。脱穀した時点から食味の低下が始まりますので、手間はかかりますがこうすることで、食味が保たれます。そして、天然の雪の保冷効果で通年米を保管する「雪蔵貯蔵」により、乾燥を防ぐことができ、米の品質をより一層保つことを可能にしています。こうして貯蔵にもこだわることで、新米と同じ状態のお米を常時全国に届けられる環境を作りたいと越後ファームは考えています。

ファンドを活用し、全国の生産者のお米の付加価値を高めて消費者へ届けたい

越後ファームは、雪蔵建設で大きな設備投資を行い、これから成長し回収をしていく段階にあります。売り先はたくさん確保できており、日本橋三越内に出店している直営店とネット販売による直接販売が全体売上約4億円の20％程度をしめ、残りは、百貨店やギフトカタログなどへの卸販売の売上です。

しかしながら、自社で生産できるお米の量は限られています。雪蔵では現在の10倍以上の量を貯蔵可能です。そのため、お米の仕入れを増やしたいと考えていますが、仕入れは通常秋に1回の支払いが発生します。越後ファームでは、もみで貯蔵し、お客様が食べるときに少しずつ購入していただくことを推奨しているので、売上として回収は1年間かかってしまうという大きなキャッシュフローの悩みを抱えていました。今回のファンド資金をお米の仕入れ費用に充てることで、もっとたくさんのお米を仕入れることができます。そして、「今摺り米」と「雪蔵貯蔵」を用い、お米の付加価値を高めて消費者へ届けることは、全国のお米生産者の収入を増やすことにつながると考えています。

出資者には、売上に応じて分配金が支払われ、口数に応じて投資家特典をお届けします

上記の課題を解決するために「越後ファーム雪蔵今摺米ファンド」を組成し、全国からインターネットを通じて資金を募集します。出資者は事業者と匿名組合契約を締結し、米の仕入生産販売及び付随する受託業務事業の売上に応じて分配金が支払われます。

出資者は、事業の進捗状況と売上情報をWEB上で共有でき、事業を応援することができます。

また、出資口数に応じて下記の投資家特典をお届けします。

投資家特典

・1口につき越後ファームが生産したコシヒカリ5キロと2合分のお好きなお米を贈呈します。越後ファームが生産したコシヒカリは、2014年産と2016年産のコシヒカリを2.5キロずつご送付いたします。（発送は2016年10月末頃を予定しています）

2合分のお好きなお米は、日本橋三越の直営店にご来店時に直接お渡しいたします。

・6口以上ご購入頂いたお客様には、毎月5キロずつお届け致します。

【越後ファーム雪蔵今摺米ファンド】

http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=1978&pr=1