東京新MOT総研 シリアスゲーム開発に参入~オランダを開発拠点に設定~
一般社団法人東京新技術経営総合研究所(東京都千代田区、代表理事:佐藤 貴士、以下「東京新MOT総研」)は、法人設立以来、技術経営(Management of Technology : MOT)の研究を推進して参りましたが、このたび技術経営研究の一環として「シリアスゲーム」をフォーカスし、本格的な開発に着手することを発表いたします。2016年4月より社内にシリアスゲームに関するワーキンググループを立ち上げ、本格的な学術研究、製品企画、およびシード期としてビジネスモデル設計に着手いたします。本格的な事業化を見据えており、2016年末を目処に、ゲーム開発会社を欧州オランダ国内で法人設立することを予定しています。
東京新MOT 総研は2014 年よりシリアスゲーム「ROE UP!」を制作販売して以降、シリアスゲームの可能性
の追求や制作ノウハウの蓄積に務めてまいりました。そうした実績などから2016 年冬、オランダ経済省企業
誘致局の支援協力を受け、オランダ国内のシリアスゲーム開発に関する政府機関、主要ゲームメーカー、大
学(Utrecht University、NHL University、Hanze University)などを視察してまいりました。
オランダは政府がシリアスゲーム開発を推進していることもあり、世界でもトップクラスのシリアスゲーム先進
国です。多くのソフトウェア開発者が存在し、また関連する医療や教育分野など関連産業も国際的にトップクラ
スを誇ります。東京新MOT 総研はこのたびの視察において、こうした優れたステークホルダーらとともに将来
シリアスゲーム開発を産学官連携で行う幅広い提携・開発支援の内諾を受けるに至ることができました。
ステークホルダーとの関係構築のほか、コンピュータ・シリアスゲームは昨今のハードウェア、ソフトウェアなど
の要素技術の進歩により製品パフォーマンスが向上し、はじめて一般消費者に受け入れられるサービス水準
が提供できるようにとなったと判断、また東京新MOT総研は事業展開に関してグローバル展開を想定している
ことなど、これら社内外の動向を鑑み、シリアスゲームの開発にあたっては欧州中心に位置するオランダ国内
に開発拠点を置くこととしました。
今後は日本国内外をはじめとするハードメーカー、ゲームクリエイター、映像制作者、教育関係者など、幅広い
連携先を募り、シリアスゲームに関する優れたビジネス開発に邁進してまいります。
【参考】
シリアスゲーム(Serious Game)… エンターテインメント性のみを目的とせず、教育、医療、スキル訓練とい
った社会問題の解決を主目的とする、ゲームジャンルの一つ。
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企業情報
| 企業名 | 一般社団法人東京新技術経営総合研究所 |
|---|---|
| 代表者名 | 佐藤 貴士 |
| 業種 | その他サービス |









