本多忠勝が築いた海道の名城「桑名城」に関する資料97点（初公開53点）が集結　　特別展「徳川四天王の城 ― 桑名城絵図展 ―」を開催

平成28年2月9日

桑名市

http://www.city.kuwana.lg.jp

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　 本多忠勝が築いた海道の名城「桑名城」に関する資料97点

　　 （初公開53点）が集結

　 特別展「徳川四天王の城 ― 桑名城絵図展 ―」を開催

　 日程：平成28年3月5日(土)～4月10日（日）

　 会場：桑名市博物館 （三重県桑名市京町37-1）

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　　桑名市博物館（三重県桑名市京町37-1）は、平成28年3月5日(土)

から4月10日（日）まで桑名城絵図を中心に、初公開53点を含む関

連資料97点を集めた初めての特別企画展

「徳川四天王の城 ― 桑名城絵図展 ―」を開催します。

　桑名城は、徳川四天王の一人である本多忠勝が1601年（慶長6年）

から2年かけて、揖斐川河口に築いた平城・水城の近世城郭です。

度重なる焼失や風水害による破損、また、桑名藩が幕末に幕府軍と

して戦ったことから、明治政府の廃城令によって廃棄が決まり、取

り壊されたため城郭は現存していませんが、かつては「海道（東海

道）の名城」と称えられた城郭でした。

　本展は、創建時から廃城となった明治期までの城絵図37点をはじ

め、初代歌川広重など桑名を描いた浮世絵12点や、徳川秀忠と江の

息女千姫を、2代目藩主本多忠政の嫡男忠刻の正室として迎えるた

めに三之丸御殿を新築したという伝承を彷彿とさせる「勢州桑名新

御城御建方指圖」（東北大学狩野文庫蔵、初公開）など、桑名城に

関する貴重な資料を集めた初めての企画展です。

　また、焼失した天守が確認できる「勢州桑名城図」や桑名城修理

図面「伊勢桑名城 諸国城郭修覆圖の内」、櫓の大きさが克明に記

された「桑名城記」（東北大学狩野文庫蔵、初公開）など、多くの

城絵図を比較することにより、天守に付櫓が２つも存した事や御殿

に舞台があった事など、今回初めて明らかになったこともあり、学

術的にも発見が多く、非常に意義のある企画展です。

「徳川四天王の城 ― 桑名城絵図展 ―」 概要

■主催

　　桑名市

■会期

　　平成28年3月5日(土)～4月10日（日）

　　※会期中、展示替えがあります。

■会場

　　桑名市博物館 1・2階企画展示室

　　（三重県桑名市京町37-1）

■主な展示品

　　「勢州桑名新御城御建方指圖」

　　　（東北大学狩野文庫蔵、初公開）

　　「勢州桑名城図」

　　　（国立国会図書館蔵、初公開）

　　「伊勢桑名城 諸国城郭修覆圖の内」

　　　（東京大学史料編纂所蔵、初公開）

　　「大鏡院様時代桑名城郭図」

　　　（鎮國守國神社蔵）

　　「徳川家康日課念佛 徳川家康筆」

　　　（当館蔵）

■交通案内

　　◎車にて

　　　東名阪自動車道桑名I.C、伊勢湾岸自動車道

　　　桑名I.Cより約10分〔無料駐車場20台〕

　　◎電車にて

　　　ＪＲ・近鉄・養老鉄道「桑名」駅、三岐鉄道

　　　「西桑名」駅より徒歩20分

　　◎バスにて

　　　市内循環バス「宮通」より徒歩3分

　　　Ｋバス「博物館前」すぐ

■休館日

　　3月7日・14日・22日・28日、4月4日

■開館時間

　　午前9時30分から午後5時まで（入館は閉館の30分前）

■入館料

　　一般（高校生以上）500円 小中生 無料

　　桑名市博物館メールマガジン購読者は携帯画面を見

　　せるか、プリントアウトしたものを見せれば本人及び

　　同伴者合計2名まで100円引き

■催しなど

　　◎展示解説

　　　3月13日（日）、4月2日（土） 両日共

　　　午後1時30分から担当学芸員による展示解説を

　　　行います。

　　　予約不要。入館料のみで参加できます。

　　◎図録「徳川四天王の城―桑名城絵図展―」販売

　　　今回展示する資料とその解説を掲載した

　　　オールカラーの図録を販売します。

　　　販売価格1,300円。

以上