木が増えて森が荒廃していく?

環境破壊といえば、熱帯林の伐採などが問題として取り上げられることが多いが、今、日本では木を切らないことによる環境破壊が進んでいる。

現在、木材の安価な大量輸入が進むことで、国産の木が伐採されないまま放置され、多くの森林が荒廃に向っているという問題が起こっている。

日本の国土3778万haのうち森林は2514万ha。実に67%が森林である。このほとんどは昭和20〜40年にかけて植林された人工林で、これらは30〜40年かけて成長するため、近年、ようやく資源として利用できる時期を迎えた。ところが安い輸入材に追われ、国産材は高いという理由で敬遠されている。昭和30年頃は95%だったら国産材の利用量も、今ではわずか20%で残りの80%は輸入材である。
 
ログハウスメーカーのアルファフォアは、当初は100%カナダ産の輸入ログにて建築していた。だが、2000年事務所をあきる野市の森の中に移転。まわりにはたくさんの良質のスギ、ヒノキが育っており、東京唯一の林業区域である奥多摩の木を使ったログハウスづくりを開始した。2001年2棟、2002年3棟、2003年4棟、2004年8棟と年々施工数を増やしている。

メリットは森林破壊を防ぐだけではない。雨が多く湿度が高い日本の風土に長年耐えられる家をつくるには、気候の合った生産地の森林を活かすことが何よりなのである。国産だと、育った山が見れるなど、安心と耐久性を手に入れることができるのだ。

追伸:
ここ最近、防火規制が緩くなったり、健康や自然を求める傾向もあってか、住宅業界の中でもログハウス業界は好調です。ですが、今後、価格競争などが行われてしまうようになると、ますますコストの安い輸入材が多く用いられることになりかねません。国産材を使用することの大切さを、より多くの人々に伝えるためにも、是非、取材をお願いします。


平成17年7月14日
詳しいお問い合わせは
森田まで 042-533-0822 info@alphafore.com

〒190-0155東京都あきる野市綱代312
株式会社アルファフォア
http://www.alphafore.com/

企業情報

企業名 株式会社ソキュアス
代表者名 川近 充
業種 未選択

コラム

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