UIEvolutionが未来創生ファンドより資金調達を実施

UIEvolution, Inc. (Seattle, WA、代表取締役兼CEO：Chris Ruff、以下、UIEvolution) は、スパークス・グループ株式会社（代表取締役社長：阿部 修平、以下、スパークス）が昨年設立した『未来創生ファンド』の第一号案件として500万ドルの資金調達を実施いたしましたのでお知らせいたします。

今回の資金調達により、UIEvolutionは自動車とスマートフォン、インターネットが連携する、IoT社会における優れたコネクティッド・カー向けサービスを実現するための技術開発を推進いたします。

■トヨタとの連携強化で車両データを活用したサービスを構築

本資金調達に合わせ、UIEvolutionは未来創生ファンドに出資をしているトヨタ自動車株式会社（社長：豊田 章男、以下、トヨタ）とのパートナーシップを更に強化いたしました。今回の提携により、UIEvolutionは車載機に実装する標準ミドルウェアをトヨタと開発し、グローバルに展開します。またトヨタが新たに構築するトヨタ・ビッグデータ・センターを介して取得した車両データを活用し、サービス開発をすることが可能となります。

2016年1月に米国で開催される家電見本市「CES」では、トヨタのブースにて車両データの活用をイメージしたサービスのデモンストレーションが実施される予定です。

UIEvolutionについて： UIEvolutionは2000年シアトルでの創業以来、『あらゆるデバイス同士が簡単・快適に連携し、誰でもコンテンツやサービスにアクセスできるような”おもてなし（User Experience）”を実現すること』をビジョンとして活動しているソフトウェアカンパニーです。日本法人は2006年に設立。オートモーティブ事業では、米国トヨタ自動車販売株式会社（Toyota Motor Sales, U.S.A., Inc.）や株式会社デンソー、クラリオン株式会社を始めとする国内外の自動車関連メーカーを中心に、自動車とコンテンツの快適なコネクティビティを実現する「車載インフォテインメント・システム」向け製品の開発、提供をしています。

未来創生ファンドについて：未来創生ファンドはスパークス・グループ株式会社を運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた3社による総額約135億円の出資により、2015年11月より運用を開始しました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に投資を行います。

プレスリリース：http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ151104-01.pdf