上田ハーローが外為オンライントレードにインターナップを採用

平成17年7月13日
（報道発表資料）

上田ハーロー株式会社
インターナップ・ジャパン株式会社

上田ハーローが外為オンライントレードにインターナップを採用
〜個人消費者向けインターネット取引の品質と信頼性を向上〜

上田ハーローは、独自に開発したオンラインシステムにより、
外貨保証金取引「上田ハーローFX」に参入いたしました。
本システムにつきましては、インターナップ・ジャパンの提供するP-NAPを
採用することにより、インターネットの品質と信頼性を確保し、
投資家が快適かつ確実に取引を行える環境を整えました。

１．背景
外貨保証金取引は、1998年4月の改正外為法施行以降、預貯金や証券、
商品に並ぶ個人（リテール）市場の資金運用、投資対象商品として
飛躍的拡大を示して来ました。更に今年7月からは金融先物取引法の適用を
受け、名実ともに新しい時代の投資商品としてステップ・アップすることに
なります。かかる状況下、これまで長年に亘り外国為替インター・バンク
（ホールセール）市場の取引仲介業者として活動して来た弊社では、
これまで集積してきた経験、ノウハウを活用し、独自に開発したオンライン・
システムで当業務に参入します。
一方、金融商品のインターネット取引につきましては、近年のブロードバンド
の普及によって、特に一般消費者の利用が拡大し、その競争も増してきてお
り、ホームページの利便性はもとより、その表示速度や安定性なども取引業者
の選択条件として評価対象となってきております。インターナップは、
インターネット上の混雑や障害を避けて高品質な接続を実現する、
独自のP-NAPによるインテリジェント・ルーティング(*5)を提供しており、
金融機関を中心に世界で1800社以上の企業等が利用し、その信頼性と品質は高
く評価されております。

２．システム構成
　上田ハーローFXのシステムは、インター・バンク直結による完全自動フルカ
バーを実現しました。
お客様の注文は全てそのまま自動的にインター・バンク市場へ発注（カバー注
文）されます。そのため、作為のある注文操作や人為的ミス、時間的ロスを排
除でき、きわめて透明度の高い、公正な取引を実現します。取引手数料は、
片道2〜5ポイントと格安に設定、通貨の現受渡しも可能です。
さらに使いやすいブラウザ、高い操作性と多彩な注文でリスクコントロールが
可能なことから個人のお客様から法人のお客様まで幅広いお客様のニーズに応
えます。
同システムのサーバーはインターナップ・ジャパンが運用するアクセスポイン
トである、P-NAPに接続されております。P-NAPは複数の一次インターネットサ
ービスプロバイダとトランジット接続(*6)し、それぞれを経由してインターネット上のあらゆる対地への混雑状況や障害状況などを測定しており、
その結果に基づいて、曜日や時間帯に応じて最適な経路でお客様へデータを
送出することが可能となります。また、P-NAPおよびP-NAPが接続するネットワ
ークは極めて高い冗長構成を取っており、インターネットや回線の障害の影響
を最小限に食い止める、極めて高い信頼性を持っております。そのため、
上田ハーローFXを利用するお客様に対して、いつでも快適かつ安定したネット
取引環境を提供することが可能となります。
　　　

３．今後の展開
上田ハーローは、上田ハーローFXを通じて個人消費者向け外貨保証金取引業務
の普及に努め。また、インターナップ・ジャパンはインテリジェント･ルーティ
ングや充実した保守体制によりこれを積極的に支援していきます。

　　　　　　　　　　　　　　　
＜本件に関するお問い合わせ先＞

上田ハーロー株式会社
電話：03-3517-1801
電子メール：info@uedaharlowfx.jp
ホームページ：http://www.uedaharlowfx.jp/

インターナップ・ジャパン株式会社　　
電話：03-5209-2222
電子メール：info@internap.co.jp
ホームページ：http://www.internap.co.jp




(*1) 上田ハーロー
上田ハーローは、日本の金融界に、短資業の基礎を築いた上田八木短資を中核
とする上田グループの一員。その企業哲学は正、清、誠の「三セイ主義」に
集約されています。信用が何よりも大切な金融界で、外為取引仲介、通貨オプ
ション、デリバティブ取引仲介業務に、高い実績と信頼を誇っています。
上田ハーローFXを銀行間市場と個人向け市場の架け橋として、個人投資家向け
に提供開始しました。

(*2) 「上田ハーローFX」
上田ハーロー株式会社が提供する個人投資家向け外貨保証金取引（外国為替証
拠金取引）
外国為替の売買をオンライントレードで行うことができる。
24時間取引、低い取引コスト、チャートやマーケット情報の提供といった高い
利便性と操作しやすいシステムが特徴。


(*3) インターナップ・ジャパン
平成13年4月10日に、インターナップ・ネットワークサービス社（51％）、
株式会社エヌ・ティ・ティ　エムイー（40％）、日本電信電話株式会社（９%）
の共同出資により設立したジョイントベンチャー会社です。第2種電気通信事業
者として、ISP、コンテンツデリバリ事業者、企業向けに、独自のインテリジェ
ント・ルーティング（最適経路選択）技術を活かした高速・高品質インターネ
ットサービスを提供しています。

(*4) P−NAP
Private Network Access Pointの略。 インターナップ・ジャパンが提供する
サービスのアクセスポイント。ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシス
コなどの米国主要拠点を始めとして、ロンドン、シンガポール、香港、シドニ
ーなど世界主要都市に設置されている。


(*5) インテリジェント・ルーティング（最適経路選択）技術
インターナップ独自のルーティング・ソフトウエアにより、複数のインターネ
ットバックボーンから、目的アドレスへの最適パスを検索・決定し、
データ送信を行います。インターナップが開発したインテリジェント・ルーテ
ィング技術は、米国で特許を取得しています。


(*6)トランジット接続
ISP等が他のプロバイダ接続を行う際、インターネット上の全てのネットワーク
への接続ルート（フルルート）を提供する接続で、通常は取引契約に品質保証
契約が含まれる。これに対し、ピアリングは２つのISP間のトラヒックのみを
相互に交換する接続で、通常取引契約とはならない。