リングロー、2020年までに海外5拠点を目指す。11月からマレーシアにて半年間のテストマーケティングを開始。

IT機器リサイクル事業を展開しているリングロー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:碇敏之、以下、リングロー)では、2020年までに海外営業所5拠点の開設を目指して海外展開を強化していきます。その第一歩として、11月1日よりマレーシア(クアラルンプール)にて半年間のマーケティングリサーチを開始します。

■リングローの海外展開について

リングローは、どの国、どの都市に行っても当社サービスを受けられることを目標としており、リサイクル業界最大規模の商談会「European Broker Meeting」に2012年から3年連続出展してきました。視察ではこれまでに16ヶ国29都市に赴き、調査を積み重ね、11月1日よりマレーシアのクアラルンプールにて半年間のマーケティングリサーチを開始することになりました。今回の調査の結果を元に今後も海外展開を強化し、欧州、米国2拠点、ドバイの4拠点で開設を予定しており、2020年までにはマレーシアを含めた5拠点での開業を目指します。

 

■なぜ海外展開なのか

電子情報技術産業協会(JEITA)発表の「電子工業輸出実績表」によると、パソコンをはじめとする電気計測器の輸出量は2004年度の290万台(※1)から2014年度の570万台(※2)と約200%もアップしており、海外における日本製IT機器の需要は確実に高まってきています。しかし、国際電気通信連合(ITU)発表の「世界全体のパソコンやインターネットの普及率推移(数値は世帯ベースによる)」によると、先進国は80%超えであるのに対し、新興国は約33%、世界全体で見ると45%弱と、普及率に大きな差があることがわかります(※3)。この要因として挙げられるのは、国によってそもそものIT機器の流通量に差があったり、「パソコンは高級品で手が届かないもの」という認識があったり、パソコンに対して壁を感じてしまっている方がいたりと様々です。この現状を変えたいと考えるリングローでは、「リングローなら安心のサポートサービスに加え、日本の丈夫なパソコンを安価で手に入れることができる」という新しい概念を定着させることを目指しています。リングローの再生パソコンを中心として、世界中の誰もが平等にIT機器を使用し、情報の収集と発信ができるような世の中を創造していくことがリングローの夢です。

 

◆参照

※1 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) 2004年12月輸出実績表

http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/electronic/2004/export/expo_12.pdf

※2 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) 2014年12月輸出実績表

http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/electronic/2014/export_12.html

※3 Garbage NEWS.com

http://www.garbagenews.net/archives/1962433.html

 

■European Broker Meetingとは

European Broker Meetingは、毎年秋頃に2日間に渡ってヨーロッパ諸国で行われる商談会です。世界中からリサイクル業界の企業が集まり、30分ごとに商談を行います。今年度は全世界38ヶ国から234社が参加し、うち日本から出展した企業は2社でした。昨年度は500件以上もの取引が動いたほど、リサイクル業界では非常に大規模で重要な場とも言えます。リングローは2012年から出展を続け、日本の卸売リサイクル企業として初となる3年連続の出展を果たしました。また、昨年度に知り合った57社のうち5社と実取引を行い、European Broker Meetingをきっかけに着実に海外の企業と新たなつながりを広げています。

 

▲2013 年度からのEuropean Broker Meeting当日配布パンフレット。

 

 

■代表取締役 碇敏之のコメント

海外視察へ向かう度に強く伝わってくるのは、どの国・どの場面においても日本は非常に注目と期待のまなざしを寄せられているということです。それは社交辞令だけではなく、昔から続く自動車や重機が培ってきた日本への信頼度があってこそのことです。それにも関わらず、現状として日本のIT機器業界、特にリユース業界の日本企業はまだまだ国外に進出できていません。リングローではリユース業界こそ国外に出ていく必要性・重要性があると確信し、これを使命としています。

 

■会社概要

≪リングロー株式会社について≫

2001年7月に有限会社リペアシステムサービスとして設立。代表は元漁師で子ども6人を養っている碇敏之。主力事業は中古パソコンの販売・修理・買取。これまでの再生パソコン台数は1000万台を超える。2008年、埼玉県子育て応援企業宣言企業加入、2015年、東京都公安委員会の事務機器商許可、ネパール地震義捐金寄付。リサイクルの概念と平等なIT展開が世界中に広がることを理念として積極的な活動を続けている。

 

■名称:リングロー株式会社

■代表取締役:碇敏之

■本社所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-77-5 フォーラム・アイエス4階

■事業内容:中古パソコンの販売・修理・買取

■URL:http://www.ringrow.co.jp/



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企業情報

企業名 リングロー株式会社
代表者名 碇 敏之
業種 コンピュータ・通信機器

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