エコマリンパワー社、Aquarius MREシステムの特許取得

特許承認により船舶用風力併用ソーラーパワーシステムの商用生産の道が開かれる

2015年10月5日、福岡 ー エコマリンパワー株式会社（EMP）は、革新的な船舶用風力併用ソーラーパワーソリューションである Aquarius MRE（船舶用再生可能エネルギー）システムに関する特許が、日本国内において付与されたと発表しました。Aquarius MREシステム／Aquarius MREは、硬帆とソーラーパネル、エネルギー貯蔵モジュール、船舶用コンピュータープラットフォームの高度な統合システムで、風と太陽から得られるエネル ギーを使うことで、船に再生可能エネルギーを利用することが可能になります。

Aquarius MREシステムに使用される硬帆は、EnergySail®（特許出願中）のテクノロジーを基にしていま す。EMP社の EnergySail テクノロジーは大阪の Aquariusイノベーションラボにて、実現可能性テストおよび機能テストに合格しており、EnergySail の生産センターが尾道の寺本鉄工所になることを今年始めに発表しております。

また、Aquarius MREシステムのマリンソーラーパワーの構成部品は、今年、高速旅客フェリー「ブルースターデロス船」において首尾よく評価されました。

特許取得ついて、エコマリンパワー社の最高技術責任者であるアトキンソン・グレッグは、「Aquarius MREシステムのコアテクノロジーの多くをカバーする特許の付与は、当社にとって大きな節目です。特許取得により、システムの完全商品化に向けた道を切り 開く手助けになり、船会社や造船所に対して、現実的な船舶用再生可能エネルギーシステムを提示することが可能になります。」とコメントしています。

Aquarius MREシステムについての詳細は www.ecomarinepower.com/technologies をご参照下さい。

エコマリンパワー社について

エコマリンパワー株式会社（EMP)は、旅客フェリーや調査船、石油タンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約／排気 ガス削減ソリューションを開発する、国際性にフォーカスを持ったテクノロジー企業です。これらのテクノロジーには、EnergySail®（特許出願中）やAquarius MAS™、Aquarius MREシステム™（特許登録済）などがあります。

EMP社は、最新の再生可能エネルギー技術を取り入れた持続可能船コンセプトの開発も行っており、現在、Aquarius エコシップやAquarius 無人水上船（USV)など、いくつかのデザインプロジェクトに取り組んでいます。拠点は福岡市。

エコマリンパワー社についての詳細は、ホームページ www.ecomarinepower.com をご参照下さい。