マルペケは、ライフパートナーズ株式会社さまとの、地域活動支援に関する協定締結に至りました。この取り組みは、地域と企業との支え合いに目を向け、始めた活動です。

農林水産

疲弊する地域の現状と、企業が求める支援の形の一つです。今回の締結には、三重県名張市滝之原地区で、後継者不足に悩むお米産業の継続が目標となります。この地域は、昔からのお米どころで、日本穀物検定協会の行う食味評価試験では、近年、魚沼産コシヒカリと同ランクの特Aを4年連続で獲得しています。この美味しいお米の獲れる産地であっても、衰退消滅を待つ地域ばかりです。この現状をWebデザイナー兼無農薬の米農家として、地域産業の継続を願った活動です。

+LOCALというサイトを運営しております、

マルペケ（フリーランスWebデザイナー兼米農家所在地：愛知県名古屋市北区、代表：加藤康次）は、

ライフパートナーズ株式会社（所在地：名古屋市中区、代表：竹内弘樹氏）と、

地域活動支援に関する協定を締結するに至りました。

プロジェクト「you + LOCAL」

http://tasu-local.jp/project/

ライフパートナーズ株式会社とマルペケは、地域活動の活性化に向け連携協定を結びました

【背景】

今の日本の農業分野は、戦後の食糧難脱出に向けた大量生産化を目的とした農業が発展してきました。国内農業のおよそ99%が、農薬+化学肥料を使用し、形や色の綺麗な作物生産に従事しています。戦後70年が経ち、世界でも有数の物の豊かな国と再生した日本ですが、そのしわ寄せとも言える現象が、農家の後継者断絶に繋がっています。今の日本では、農業では食べて行けないところまで来ています。量を「価値」とした産業に成長を求めた結果、起こった革命は食品の価格の低下と、品質の一定化です。

もともと、生鮮食品は鮮度低下の問題があるため、早く多く「買い取ってもらう」感覚が強く、生産者側に価格決定の主導権がないことが、原因です。

この価格低下が原因で、人件費どころか経費すら圧迫する状況に、現在の農家たちは耐えてきました。このあと控えるTPPを考えると、とてもではありませんが、リスクが大きすぎ後継者のいない業界は消えてしまうでしょう。

そこで、大量生産・大量消費とは、別の価値を求め、日本、様々な地域での多様生産・選択消費を、という考えと行動を起こし、同じく地域に危機感を感じるみなさんと共に、暮らしの輪が作れたらと考えています。

マルペケがコーディネイトできる共生先の産業の衰退を止め、また支え合い継続のできる仕組み作りを目指します。

【製品・サービスの概要】

連携協定内容の説明

「自然と育てる、滝之原のお米：三重県名張市滝之原地区」

要約でも書きましたが、この地域は昔からのお米どころで、日本穀物検定協会の行う食味評価試験では、近年、魚沼産コシヒカリと同ランクの特Aを4年連続で獲得しています。この美味しいお米の獲れる産地であっても、衰退消滅を待つ地域ばかりです。この現状をWebデザイナー兼無農薬の米農家として、地域産業の継続を願った活動です。

・連携費 1口：￥100,000（税別）

・滝之原地区の耕作放棄地、引退した田んぼを活用し、無農薬で育てるお米の消費（白米30kg）

・サイト（+LOCAL：http://tasu-local.jp/）へのパートナー名バナーを設置（契約開始日より1年間）

・該当年度の米袋に、パートナー枠でお名前を記載

・パートナー連携オフィシャルバナー、1点

マルペケは、いただいた連携費をお米の売り上げ、自身の地域活動にあて、地域産業の継続を進めます。

Webサイト、SNS、メールマガジン（予定）を使い、随時農家による現場の情報発信、圃場の状況、栽培方針など、真摯に自分の仕事に取り組む姿勢を共有し、預かった連携費で作られる農作物の状況を知ってもらいます。

ゆくゆくは、無農薬など地域農業の新しい価値開発のした支えになれればと考えています。

＜3つの特長＞

1：農業の価値=収穫量、から、農業の価値=消費者ニーズへの積極的な挑戦

2：支援企業のビジネススタンスの提示

3：地域との信頼共生関係を築く足がかりに