有事の防災を、平時の緑づくりで支援/『防災』と『緑』のイベントを活用し、大規模な分譲マンションほど難しい居住者コミュニケーション、多世代の共助の仕組みを支援!

マンション市場において、植栽管理事業を手掛ける東邦レオ株式会社と防災減災研修を行うプロジェクトチーム『CCJ(Community Crossing Japan)』は業務提携し、『防災』と『緑』によるイベント運営・コンサルティングノウハウを複合活用することで居住者が主体の『長期的なコミュニティづくり』を支援する仕組みをパッケージ化、平成27年9月15日よりサービスを開始いたします。

震災後の新時代、暮らしの分野では様々に価値観が変化しており、分譲マンションや団地ではプライベート空間の充実はさることながら、いざという時に居住者同士が助け合えるよう、多世代間でも自然に繋がりあえる『きっかけ』の創出が、これまで以上に求められています。

 

国土交通省が平成26年4月に発表した『平成25年度マンション総合調査』によると、マンション管理に関して取り組むべき課題として『防災対策』の関心が一番高いものの、大規模災害への対応状況としては『定期的に防災訓練を実施している』管理組合が4割以下で、約3割が『特に何もしていない』と回答しているのが現状です。

 

居住者主体の管理組合が主導で防災に関する取り組みを新たに実践する場合(1)企画・運営面のノウハウ構築、(2)イベント費用などのコスト捻出、(3)住民の参加促しなど、大別して3つの課題に対処する必要があります。しかし緊急時対策の取り組みは日頃の生活では優先順位が低いため、特に子育てに忙しい若いファミリーなどが継続的に参加し続けるためには工夫が必要です。

 

有事に関係する『防災』に関しては比較的男性が興味を持ちやすく、日常に関係する緑やお花を用いたイベントは女性や子供に人気の高いコンテンツです。これらの取り組みを複合化させることで、老若男女まで多世代の居住者が集い継続的に興味を持って参加いただくことが可能になります。

 

そこで植栽管理を通じてコミュニティづくりを実践する東邦レオと、防災減災研修を行う『CCJ(Community Crossing Japan)』は多様な世代の住民が参加しやすいイベント・ワークショップの共同開催、コンサルティング活動をもとに『入居者が主体の長期的なコミュニティづくり』を支援する新サービス『クリエイティブグリーン・防災ソリューションパッケージ』を開発、9月15日(火)よりサービスを開始いたします。

 

特に東邦レオが植栽管理を担当しているマンションでは、植栽管理費や緑のコミュニティイベント運営費などの予算枠の一部を防災イベントに振り返ることで、新たな防災の取り組みに対し初期投資を抑えてスタートすることも可能です(自社調べで防災イベント1回分の費用削減を想定)。

 

[2者のコラボレーションによって生まれる新たな価値]

◎被災生活に役立つ「緑」の重要性レクチャー

◎防災訓練コーディネート

◎被災地での防災研修ツアーの実施

 

 

分譲マンションでは管理組合が「住民の合意形成」を図りながら様々な課題に対処しなければならず、いざという時のために居住者同士が自然と繋がりあえる関係性が必要です。東邦レオ、CCJの両者が協業することで『本音で会話ができる場づくり』に寄与したいと考えています。

 

このサービスの対応範囲は首都圏(1都3県)のマンション管理組合を想定しており、業務提携により来年度(平成28年度)、30棟(約10,000戸)の受注を新たに目指します。集合住宅において両社の強みを活かし、さらなる『居住価値の向上』と『コミュニティづくり』の場と機会を創出するため、今後も様々なサービス開発に努力して参りたいと存じます。

 

<東邦レオのこれまでの取り組み>

植栽管理『クリエイティブグリーン』を展開する東邦レオでは、『管理組合との積極的な対話』と『長期視点の管理手法』をもとにコストを抑えながらも景観を維持するサービス体系を開発しています。また敷地の緑(落ち葉)やハーブを活かしたコミュニティイベントの開催、お花の植え替えや芝刈りなど居住者による自主管理に向けた支援を行うなど、リアルな場で多世代間が触れ合える「場」と「きっかけ」を提供します。

http://www.mansion-green.jp/

 

<CCJ(Community Crossing Japan)のこれまでの取り組み>

東日本大震災後の2011年9月に『人間関係が希薄な大都市において人々は助け合うことができるのだろうか」という危機感から生まれた、防災減災研修を行うプロジェクトです。混乱する震災時において、一人ひとりが「よき避難者」すなわち「受け身で支援を待つのではなく、変化する状況のもとで主体的に適切な行動をとることができる(自助)避難者』となり、個人同士でも互いに助け合える『共助の関係づくり』をワークショップや防災訓練、講演会、被災地見学を通じてプロジェクトを実践しています。

http://communitycrossing.net/



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企業情報

企業名 東邦レオ株式会社
代表者名 橘 俊夫
業種 未選択

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