「梅田スタートアップファンド」の第１号投資先を決定～世界中の料理に出会えるレシピアプリ　ヤムスクロール株式会社～

ヤムスクロールはシリコンバレーの金融サービスSigfigのエンジニア出身のアントン ゾロトコブ氏とグローバルコンサルティングファームのAccenture出身の水上 翔太氏により、「テクノロジーとビジネスの仕組みで食生活をより楽しくする」ことを目的に、2015年3月に設立されました。

SBCグループ会社の株式会社サンブリッジ グローバルベンチャーズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：平石郁生）が運営するインキュベーション施設GVH Osakaに入居しながら、料理のプロが監修した世界中の料理レシピをスマートフォンやタブレット向けに提供するアプリ「Yumscroll（ヤムスクロール）」を開発・運営しています。Yumscrollは、独自開発のレシピ記述言語「recipeGRAPH」により、キッチンでの利用に最適なUIを実現し、マルチデバイスに最適化してコンテンツを提供することが可能です。2014年12月8日にアプリをローンチし、現在約2万ダウンロード、アクティブユーザーは毎週平均13%の成長率となっています。

平石（SBC投資ディレクター兼務）は、「Yumscrollのユーザー数が着実に成長している点、更にrecipeGRAPHを通じてグローバルな事業展開が可能な点を評価して、梅田スタートアップファンドの第1号投資先として決定しました」と述べています。ヤムスクロールは、今回調達した資金を活用して、Yumscrollの音声対話型料理レシピの開発や自動レシピ翻訳機能の言語追加など、ユーザーの価値創造と海外展開を加速させます。更に中核人材の採用を進めて、新規事業の立ち上げ、マーケティング活動の強化、英語圏をはじめフランス、スペイン語圏への海外展開を強化していく予定です。

【ヤムスクロール株式会社】

会社名：　　ヤムスクロール株式会社

所在地：　　大阪市北区大深町3-1　グランフロント大阪タワーC7階

設立日：　　2015年3月20日

代表者：　　アントン ゾロトコブ/水上 翔太

事業内容：　世界中の料理に出会えるレシピアプリ「Yumscroll」の開発・運営

URL：　　　http://yumscroll.com/

【梅田スタートアップファンド】

  関西に事業拠点を持つ創業間もない「シードステージのスタートアップ（成長志向の新興企業）」に特化したファンド。「シードステージ」と呼ばれる創業間もないスタートアップに対する資金供給を通じて、起業を志す人材を梅田に吸引し、関西におけるスタートアップ活動を活性化していくことを目的としています。阪急電鉄株式会社がメインの出資者であることから、同社とのシナジーのある分野を中心に、社会にイノベーションをもたらす可能性があるスタートアップへの投資を行って参ります。

運営者

会社名：　　株式会社 サンブリッジ コーポレーション

本　社：　　東京都渋谷区恵比寿南１-５-５ JR恵比寿ビル11F

設立日：　　2010年9月30日

資本金：　　9,000万円

代表者：　　代表取締役 アレン・マイナー

事業内容：　グループ会社のマネジメント及びジョイント・ベンチャー設立等の投資事業