ミシュラン2015掲載の宿【万葉の里 白雲荘】　～ 日本の粋な伝統工芸を設えリニューアルオープン ～

■エントランス・ロビー

中国の唐から奈良時代に伝わり、平安時代には京都で貴族の間のふすま障子などに使われ始めたといわれている「京唐紙」を一面に設えたエントランス・ロビーが、お客様をお迎えします。また、日本独特の文様で古くは平安時代の仏像の切金文様のなかなどにみられる「麻の葉文様」をモチーフとして使用しており、白雲荘の伝統とモダンを表現しています。

■ダイニング

この度、新設しましたダイニング「千渓」では、大きな窓から見える湯河原の大自然や傍らを流れる千歳川の悠久のせせらぎなど、五感で感じながらのお食事をお楽しみ頂けます。また、ダイニング新設に伴いこれまでの料理内容も一新。相模湾で揚がった旬の魚や地元産の野菜などをふんだんに使った、和モダンテイストのお食事をご堪能下さいませ。

※釘を使わずに木を組んでいく伝統的な日本の木工技術「組子」を、ダイニングの全面に使用しています。古くは飛鳥時代より長い年月をかけて磨きぬかれた高度な技術は、量産ができず注文を受けてから、ひとつひとつ1mmを下回る精緻さで組んでいきます。組子から溢れる光もまた美しく、お料理の味わいを深くしてくれます。

■客室の改修

白雲荘が提供する全客室の畳を、色畳みに刷新。客室ごとに合った色にて畳を張り替えているため、同じタイプのお部屋でも全く違った雰囲気を楽しむことができます。また、一部の客室に大人気のローベットを設えました。非日常な時間を、心ゆくまでご堪能下さいませ。