(6月4日・原宿)　ネパール地震被災者支援事業　駐在スタッフ一時帰国報告会　5年間駐在のスタッフがネパールの「今」をお伝えします

特定非営利活動法人ADRA Japan（本部：東京都渋谷区、理事長：稲田 豊）は、6月4日(木)に東京、原宿でネパール地震被災者支援事業に従事するスタッフ、小川真以（31歳、北海道出身）による一時帰国報告会を開催します。自らも被災したスタッフが、ネパールの震災前や当日の様子、被災者の現状について報告いたします。

2015年4月25日、ネパール中部（首都カトマンズの北西約80kmの地点）でマグニチュード7.8の強い地震が発生しました。周辺国を含めた犠牲者の数は8,000人を超え、約79万棟の建物に全半壊の被害が確認されています。
ADRA Japanはこの状況を受け、発災当日から支援活動を開始しました。「支援が届きにくく、助けを必要としているところに支援を届ける」という方針の下、カトマンズ周辺のダディン郡、ラリトプール郡で食料やテントなどの緊急物資を配付しました。今後はアクセスの悪い山間部のラスワ郡で仮設家屋の建設支援を行ないます。

6月4日の報告会では、ADRA Japanのこれまでの被災者支援活動とネパールの現状を報告いたします。報告者の小川真以は2012年からネパールに駐在し、中西部の山岳地域を中心に妊産婦のための医療支援に従事してきました。ADRA Japan入職以前も含め、5年以上にわたってネパールの人々と深く向きあい続けてきた彼女が、震災前後のネパールについてお話しします。皆様とともに、ネパールの今後について考える機会にしたいと考えております。

日　時： 2015年6 月4 日（木）19：00～20：30　(開場18:40)
場　所： SDA原宿クリスチャンセンター　1階　集会室（東京都渋谷区神宮前1-11-1）
明治神宮前(原宿)駅5番出口より徒歩１分（ http://www.adrajpn.org/A_Access.html）
参加費： 無料
参加方法：03-5410-0045またはsupport_adra@adrajpn.orgにご連絡ください。当日参加も可能です。

●特定非営利活動法人 ADRA Japanについて
途上国や災害被災地において開発支援や緊急支援活動を行なう国際NGOです。世界約120か国のADRA支部と連携し、人種・宗教・政治の区別なく、自然災害や紛争の被災者、医療を必要としている人々、教育を受けられない女性や子どもたちなどに、自立を助ける支援や緊急支援を行なっています。