フルーク・ネットワークス、ITリーダーを支援するエンドユーザー・エクスペリアンスの改善と事業価値の向上を目指す、新たなボーダレス・エンタープライズ製品戦略を発表

米フルーク・ネットワークス社は、IT ネットワークとデータセンターの構築方法における根本的な変化に呼応し、「ボーダレス・エンタープライズ」、すなわち「ビジネスを行う上で、利用者の誰もが円滑なデジタル情報の流れに依存する組織」 のニーズに対応する製品系列の統合・強化を行う、包括的な戦略を発表しました。

フルーク・ネットワークス、
ITリーダーを支援するエンド・ユーザー・エクスペリアンスの改善と事業価値の向上を目指す、
新たなボーダレス・エンタープライズ製品戦略を発表

エンタープライズ・ネットワークとクラウド・アプリケーションの両方の性能に対する、
より深い可視化と根本問題解決能力を提供する、製品ラインの統合・強化を進める!

テスターからネットワーク管理まで幅広いネットワーク関連製品を提供する米フルーク・ネットワークス社の日本法人である株式会社TFFフルーク 社(東京都港区、代表取締役: ホワン・イー・ジェイ、資本金:1億円)は、米フルーク・ネットワークス社(本社:米国ワシントン州エバレット、以下米フルーク・ネットワークス)が、IT ネットワークとデータセンターの構築方法における根本的な変化に呼応し、「ボーダレス・エンタープライズ」、すなわち「ビジネスを行う上で、利用者の誰もが円滑なデジタル情報の流れに依存する組織」 のニーズに対応する製品系列の統合・強化を行う、包括的な戦略とともに、新たなSaaS としてのソフトウェアである「TruView Live 」を、米国時間5月19日(日本時間:5月20日)に発表したことをお伝えいたします。これにより、米フルーク・ネットワークスはその戦略の対象として、クラウド・アプリケーションも取り入れながら、エンタープライズ・レベルのリアルタイム・ネットワーク・アクティビティーとパフォーマンス・モニタリング能力の拡大を目指してまいります。

※米国の発表文の「ボーダレス・エンタープライズ」の詳細(英文)は、こちらをご覧ください。
http://www.flukenetworks.com/press-release/new-borderless-enterprise-product-strategy-fluke-networks-aims-help-it-leaders

「IT 部門は、従来から、テクノロジーとサービスの提供とその安定化に焦点を当ててきましたが、その一方で、企業の部門リーダーの方々は、競合に対する優位性と顧客獲得を迅速に成し遂げるソリューションの採用を熱望しています。これらの異なる視点は、時として、IT 部門とビジネス・リーダーとの間に軋轢を生むこともあります。しかし、彼らは満足なカスタマー・エクスペリエンスを提供できないことは、顧客とのつながりを失い、収益を悪化させ、従業員の生産性を定低下させるかもしれない、ということでは意見が一致しています。」 と、米フルーク・ネットワークスのアリフ・カリーム(Arif Kareem)社長は、述べています。従来の IT は、テクノロジーとビジネス収益とのバランスをとるという、重大な変換点に到達し、各事業部門は、クラウド・ベースのサービスを選択し企業に導入することでその影響力が高まりつつあります。そして、 IT リーダーの方々は、事業遂行のビジネス・パートナーとしての役目を果たすだけでなく、すべてのアプリケーションのQoS(Quality of Service)についても確実に達成されるようにしていかなければならなくなりました。そして、IT 部門は、ユーザー・エクスペリエンスの改善に対する説明責任を行うことが必要となり、重要なビジネス遂行上の利点を実際に示すことができます。

■ポイント・ソリューション・ツールは、ボーダレス・エンタープライズには有効ではない。
多くの IT 部門は、複数のポイント・ソリューション・ツール(一事象だけの問題解決に狙いを定めたツール)に頼りながら、アプリケーションとネットワークの監視とトラブルシューティングを行っています。しかしながら、これらは、「エンド・ユーザー・エクスペリアンス」、すなわち、ビジネスとIT リーダーが理解し、受け入れることのできるパフォーマンス指標を測定するために必要な「総体的な可視性」を欠いています。エンド・ユーザーが感じる実際の応答時間をモニターすることによって、IT 部門は自らの目的と事業目的との軸合わせを行い、その価値を実証することが可能となります。そして、このような「総体的な可視性」の欠如は、問題を特定し、解決するIT 部門の能力を阻害し、問題の真の原因を見つけるのに何日も、あるいは何週間もかかってしまうこともあります。アナリスト企業であるフォレスター社は、企業のネットワーク・パフォーマンス問題の31%が、その解決のために1ヶ月以上も費やしているということを報告しています。
さらに、エンタープライズ・マネージメント・アソシエーツ社によって最近実施された調査によれば、企業の大多数が何らかのアプリケーション・パフォーマンスの低下を経験していることを示し、回答者によって引用されたアプリケーション・パフォーマンスの低下の結果は、収益への影響(67%)、ユーザーの生産性の低下(77%)、カスタマー・エクスペリアンスへの悪化(79%)となっており、ネットワーク・パフォーマンスの低下は、結果的に重大な危険性を生じさせることを伝えています。

また、この報告書は、以下のように、クラウド・アプリケーション・パフォーマンス問題に取り組むのに、IT部門がいかに苦労しているかについても伝えています。
・29%の回答者が、ネットワーク・パフォーマンスに対する可視性に不満足している。
・21%の回答者が、アプリケーション・パフォーマンスに対する可視性に不満足している。
・29%の回答者が、問題を認識した時点で、パフォーマンス問題のトラブルシューティングの難しさを経験している。

■事業価値を証明するITリーダーに役立つ、ボーダレス・エンタープライズ戦略
機器、アプリケーション、ロケーションとクラウド・プロバイダーなど、多岐にわたるパフォーマンスとユーザー・エクスペリアンス問題の特定に役立つ一連の製品群として、米フルーク・ネットワークスは、以下のようなソリューションを用意しています。
・Visual TruView – 5つのツールを一つに統合することでクライアント、ネットワーク、サービスおよびアプリケーションにわたる問題の特定と解決の手助けをする、ユニファイド・ネットワークとアプリケーション・パフォーマンス・モニタリング・アプライアンス。
・OptiView XG – VoIP/Video/UC導入時の問題のトラブルシューティングとネットワーク品質評価用の有線と無線を統合したネットワーク・エンジニアのための堅牢な携帯型タブレット。
・OneTouch AT 10G Network Assistant –10G ネットワーク・データセンターのトラブルシューティングおよび接続性、サービスの可用性および経路性能の検証を行う現場技術者のための自動化携帯型テスター。
・AirMagnet – 侵入防止、無線の健全性評価とリモート・トラブルシューティングを含む、無線ネットワーク設計、解析およびセキュリティーに対応する広範な製品ライン。
・TruView Live (米国時間:5月19日発表) – サービスの可用性とパフォーマンスを確実なものとするためのリアルタイムのエンタープライズ・クラスのクラウド・アプリケーションのモニタリング機能を提供する SaaSサービス。
※TruView Live の発表に合わせて、お試しバージョンもご用意しています。(http://jp.flukenetworks.com/truviewlive
また、今年の後半には、VoIP,  モバイル・ユーザーおよびセキュリティー強化を含めた「ボーダレス・エンタープライズ」のニーズに取り組むため、さらなる製品展開の強化を予定しています。

注釈1)「ボーダレス・エンタープライズ」:
企業のアプリケーション配信インフラ、特に、それが社内において使われるクラウド・サービスを含む場合には、それらに対する可視化能力や制御能力を低下させる傾向あり、IT 部門は、効果的なネットワークとアプリケーション管理に取り組む機会がますます多くなっています。クラウド・コンピューティング(特に SaaS)、BYOD、モバイル・ユーザー、ユニファイド・コミュニケーション、およびいわゆる「シャドウ IT」※が、ネットワークとアプリケーション管理に複雑さを加えています。フルーク・ネットワークスは、これらがもたらす悪影響を緩和し、 IT リーダーに必要される洞察力を提供するためのボーダレス・エンタープライズ戦略をあらたに構築しました。
※シャドウIT(Shadow IT): 個人所有デバイスやクラウド・サービスを仕事で“勝手”に使うこと。個人所有デバイスを業務利用する「BYOD」(Bring Your Own Device)とは違い、「シャドウIT」は対象がデバイスに限らず、「会社で承認されている」BYODとは異なり、承認外の状況をいう。

注釈2)「すべての企業が、デジタル・カンパニー」:
利用するデジタル技術が企業の枠の内・外にあるかどうかに関わらず、事業の目標達成のために、これまで以上にその革新的なデジタル技術に頼らざるを得ないことから、「ボーダレス・エンタープライズ」への取り組みが始まりました。調査会社の IDC によれば、多くの企業のCEOは、CIOに対して従来の IT インフラを維持する一方で、企業内における大規模なデジタル技術への転換を図ることを期待しています。また、同時に、エンド・ユーザーは、それに対して、高い期待を寄せており、「アプリケーションがクラウド上にあるか、社内のサーバーにあるかどうか」、さらに「それによって、自分たちが社内で働くのか、社外で働くのか」、あるいは「個人の機器を使うのか、または企業が提供する機器を使用するかどうか」といったIT環境の違いに関わらず、アプリケーションに対する優れた応答性を要求します。それに対して、一般的な細分化された現在の IT 組織において、ユーザー・エクスペリアンスに関する説明責任とオーナーシップは未だ明確ではなく、ヘルプデスク要員とビジネス・アプリケーションの責任者は、トレーニング、アプリケーションのトラブルシューティングをサポートしたり、機器に関するアドバイスを与えることはできるかもしれませんが、一般的には、組織全体のクラウド・ビジネス・アプリケーションの説明責任は担わされておらず、パフォーマンス問題の発見と解決をできるような見識を持っていないということが現状です。

フルーク・ネットワークスについて
フルーク・ネットワークスは、問題解決の効率化とエンド・ユーザー・エクスペリアンスの確実な最適化を目指す、ネットワーク・パフォーマンス・モニタリングと診断ソリューションを提供する世界的なリーディング・カンパニーで、今日のボーダーレス企業環境にあってもその立場は変わりません。世界の先進企業が、WLANセキュリティー、 SaaS,、モビリティー、ユニファイド・コミュニケーションとデータセンターにおける最も困難な問題や新たに直面する課題の解決に、フルーク・ネットワークスを信頼し、共に取り組んでいます。本社、米国ワシントン州、エバレット。現在、日本を含む世界50ヶ国以上で事業を展開しており、弊社の高品質、高付加価値ソリューションは既に世界20,000以上の企業ネットワーク、システム・インテグレーター等のネットワーク設計、構築の専門企業などで使用されています。
詳細は以下のURLをご参照ください。 http://jp.flukenetworks.com/

※記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

企業情報

企業名 フルーク・ネットワークス (テクトロニクス&フルーク フルーク社)
代表者名 徐 贇
業種 コンピュータ・通信機器

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