アリオン、MHL HDCP 2.2およびMHL 3.2の認証プログラム提供開始

　アリオン株式会社（本社台湾、以下アリオン）は、Digital Content Protection LLC（DCP, LLC）よりMHL HDCP 2.2のATC（Authorized Test Center）として認定を受け、MHL HDCP 2.2認証プログラムの提供を開始しました。アリオンでは昨年9月よりHDMI HDCP 2.2の認証プログラムを提供しておりますので、本認定によりHDMI、MHLの両インターフェースに対するHDCP 2.2認証試験が実施可能となりました。

　DCP, LLCはデジタルコンテンツ保護技術をライセンスするために設立された業界団体です。HDCP規格は、BD/DVDプレイヤーなどのAV再生機器からテレビなどの表示機器にデジタルAV信号を送受信する経路を暗号化し、コンテンツの不正コピーを防ぐ著作権保護技術です。この技術はHDMIをはじめ、DisplayPort、MHLといった各高速信号インターフェースの著作権保護技術として幅広く採用されております。

　また、アリオンはSony MHL ATCの認証試験場所としてMHL 3.2の受信（Sink）機器に対する各種試験の提供を開始しました。MHL 3.2規格は、4K UHDデジタル映像信号に対応した高速信号インターフェース規格です。アリオンではMHLおよびHDCP認証プログラムをワンストップで提供できます。

　アリオンはDCP, LLCに認定された第三者認証試験機関として、MHL, HDMI, DisplayPortに対応した各種HDCP認証プログラムを提供しています。また、携帯端末、PC、車載機などの幅広い機器に対する製品と一般市場で発売されている対応製品との互換性問題の解決をサポートします。当社のサービスにご興味をお持ちの方は、お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

◆　アリオン株式会社について
1991年に台湾で創業、2002年に日本ラボ設立。規格認証試験や互換性試験、性能試験、適合性試験などの総合的な第三者検証ソリューションを提供する世界有数の製品品質検証および技術コンサルティング企業。完全カスタマイズによる検証プランを提案。
　アリオン　ウェブサイト：http://www.allion.co.jp/