「馬ッコ文化」がフランスへ凱旋！　岩手特化型クラウドファンディング「いしわり」で協力者募る

若手のネットワークづくりのためのセミナーや、長期実践型インターンシップのコーディネートを手掛ける特定非営利活動法人wiz（所在地：岩手県大船渡市、代表理事：中野圭）が運営する岩手に特化したクライドファンディング「いしわり」で、2015年5月15日（金）、新たなプロジェクトがスタートした。

「馬ッコ in フランス！」と題した新たなプロジェクト。遠野市で農林業に従事しながら、馬搬（ばはん）文化と技術の継承・宣伝・普及活動をする岩間敬さんが実行委員会の代表。この夏、フランスのペルシュロン馬祭りに岩手伝統の馬事文化（馬搬、流鏑馬、チャグチャグ馬コ）が招待されている。今回は、その凱旋披露のための渡航費用や本物の装束を輸送するための費用として100万円の協力を募集する。

【背景】
この夏、ヨーロッパ・フランスのペルシュロン馬祭りで「馬搬、チャグチャグ馬コ等、日本の馬事文化を披露してほしい」と、フランスの馬祭りの実行者から、馬ッコ in フランス！実行委員会代表の岩間氏が招待されている。

【プロジェクトの目的】
馬祭りへの参加を世界に岩手の馬ッコ文化を発信する機会、また、海外での馬文化を学び岩手に持ち帰る機会としたいと考えている。今回のクラウドファンディングでは、実際に使用されている本物の伝統的装束や、特殊な大きさと形態の道具一式を岩手からペルシュに往復運送するための費用100万円を募る。

【協力、返礼品について】
この取り組みに協力できる金額は2,000円～300,000円となっており、金額に応じて、ペルシュロンポストカードや馬乳石鹸（ノルマンディー産、貴重な馬のミルク入り石鹸）等のフランスペルシュロンゆかりのグッツや、遠野での馬体験等の返礼品を用意している。いしわり上での協力募集期間は、7月10日までとなっている。

【実行者からのメッセージ】
代表の岩間氏は「ヨーロッパで馬の文化に触れると、岩手の未来の可能性が見えてくる。馬祭りへの参加で岩手の伝統をPRするだけではなく、馬を活かす文化・環境・価値観を岩手に持ち帰りたい」と意気込んでいる。

【プロジェクトの概要】
名称：「馬ッコ in フランス！岩手からヨーロッパへ、"馬ッコ文化"が凱旋します！」
募集期間：2015年5月15日（金）午前10時～7月11日（土）午前0時
サイトURL：http://ishiwari.iwate.jp/
実行者：馬ッコ in フランス！実行委員会（代表：岩間 敬）
馬ッコinフランス！Facebookページ：https://www.facebook.com/umakkoinfrance
協力者対象：どなたでも

【今後の展望】
「馬ッコinフランス！」プロジェクトを通じて、岩手の馬の文化で世界との交流を生む。伝統が世界に着目されることでその文化を見直すきっかけとして、担い手・継承者不足の解消にもつなげたい。今後も、馬、人、自然を活かした新しいライフスタイルの実現を目指した実践を続ける。