第二回一般社団法人ホウ酸処理協会総会報告

 ホウ酸による劣化対策に取り組む一般社団法人日本ホウ酸処理協会では、2014年7月4日 第二回総会を開催し、2014年の施策、記念講演、優秀会員表彰等を行い、ホウ酸処理の普及 発展つき協会員のさらなる取組を確認しました。

(一社)日本ホウ酸処理協会(略称JBTA、荒川民雄会長)では去る7月4日、会員、来賓及び関係者およそ100名が参加し第二回定期総会を開催し、住宅劣化対策における本協会の主導的役割をさらに深める2014年の協会施策を発表しました。
 以下総会内容をまとめました。
 
浅葉健介(JBTA)理事の発表要旨
「住宅業界の今年度の第一四半期は消費税の影響を明らに受けています。次10%の税率引き合上げではさらに大きな影響が出ることも予測されています。日本の将来は、増えてゆくものと減ってゆくものに大別されます。新設の持家、工務店数、大工数が大きく減り、逆に空き家、高齢者数、リフォーム件数は大きく伸びてゆきます。
 社会と市場の変化を読み解くと、新たなに湧き起こる中古流通やリフォームマーケットの風が吹いていることがわかります。JBTAの役割は中古住宅のアプローチ、工務店サポート、OB顧客活性化の3項目に集約されます。私達は“中古リフォームの市場”にエッセンスを入れる新しいネーミング「re Borate(リボレイト)」を提唱します。
 re Borateのreはリフォームやリノベーション市場を示し、住宅の隠れた部分である影をデザインするという意味です。」
 
 講演2題 ランチェスター経営戦略とロングライフデザイン
総会記念講演1としてランチェスター経営戦略コンサルタントとして高名な岡漱一郎氏が「アベノミクス時代をランチェスター戦略で勝つ」の演題で講演しました。デフレからインフレへの転換期に中小企業経営者の最大関心事である収益性が、ランチェスターの法則で明らかにされ、参加者一様に競争戦略の実効性に聞き入りました。
同講演2は新建新聞社三浦祐成社長が「ロングライフデザインの可能性」のテーマで講演しました。ローカル、ローテク、ローインパクト、そしてロングライフデザインこそ地域工務店の選択肢と説きます。劣化対策業に本気で取組むことで、ホウ酸市場も変える人が応援される市場に変化すると締めくくりました。

 責任施工を担保する新商品2種類発表
 JBTA会員の日本ボレイト株式会社(本社:東京都江東区、浅葉健介社長)ではホウ酸の弱点をカバーする『ホウ酸溶脱防止剤』の発売を8月1日から開始します。ホウ酸は木材固着型の保存剤で、水濡れに弱い特質を持ちます。ホウ酸溶脱防止剤の販売により雨対策のバリエーションが拡充します。同時にホウ酸処理確認剤クルクミンテスターも販売します。充分な雨対策‐養生等を実行したうえでも、想定外の降雨によりホウ酸溶脱が懸念される事態は起こります。また無色透明なホウ酸処理の施工の見える化を求められることもあります。クルクミンテスターはホウ酸が性能基準以上処理されていることを確認するスプレーです。ホウ酸が規定量ある部分で赤く発色し、規定量未満の部分は黄色のままで反応しません。再処理施工箇所確認や施工報告書写真として有用です。

トップボレイトランキング表彰及び特別賞合計10社
2013年度ホウ酸処理に特別の貢献があった3社にトップボレイトランキング賞が、セミナー企画や社寺建築などホウ酸処理施工のPRに尽力した7社が表彰され、ホウ酸処理の発展、普及に向けた尽力を称え総会を終えました。

 

企業情報

企業名 日本ボレイト株式会社
代表者名 浅葉健介
業種 その他製造業

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