アミタホールディングスとビューローベリタスが業務提携－総合サステナビリティサービス・ネットワークの構築－

アミタホールディングス（株）（東証JASDAQ市場上場：2195）（本社：京都市 代表取締役会長兼社長：熊野英介）とビューローベリタスジャパン（株）（ユーロネクスト上場のビューローベリタスSAの100％子会社）（本社：横浜市　代表取締役社長：佐々木泰介）は、この度、持続可能な社会の実現という両社に共通する使命のため、「総合サステナビリティサービス・ネットワーク」の構築に向けた業務提携を推進することで合意しました。

■業務提携の概要
（1）両社の事業概要
アミタグループは、企業の環境コスト・環境リスク・環境負荷を同時低減する「企業の環境化支援」を35年以上にわたり実施しており、そのサービスは廃棄物のリサイクル・環境認証審査・環境教育・生物多様性保全支援等、多岐にわたります。近年は地域の個性を活かした資源とエネルギーの循環モデル構築を目指す「地域デザイン事業」にも取り組む、社会課題解決企業です。
ビューローベリタスグループは180年以上の歴史を持つ世界最大規模の第三者検査・認証・監査機関であり、特にサステナビリティ領域においてはCDP（カーボンディスクロージャープロジェクト：767の国際的投資機関や政府機関、5,000社以上のグローバル企業ネットワークで推進）における正式な検証パートナーです。また、サステナビリティ保証サービス機関として、2013年Verdantix社の「Global Sustainability Leaders Survey : Brands」において最上位評価を獲得しています。

（2）業務提携の背景および社会ニーズ
本提携は、双方の各領域の高い経験と専門性を活かし、企業や地方自治体等に向けて、「環境施策」と「認証制度」を組み合わせた「環境取り組みの社会インパクトに対する信頼性を担保する」新たなサービス提供を目指すものです。
近年、上場企業をはじめとする多くの企業が、自社事業の環境影響や環境施策の定量的評価に取り組んでいます。さらに、これらの評価取り組みに対する信頼性の担保と情報発信ニーズも年々高まっており、環境省データによれば現在1,000社を超える環境報告書の発行企業のうち、半数以上が、何らかの形で自社取り組みに対する第三者評価を受けているといわれています。今後、環境インパクトの第三者評価に関する市場は、国内はもとより、目覚ましい事業発展を遂げるアジア全体で大きく拡大することが予想されます。
アミタグループとビューローベリタスグループは、企業の社会的責任に対する上記取り組みを支援するため、社会課題解決に資する新たな「総合サステナビリティサービス・ネットワーク」を構築します。

（3）想定される業務提携例
　 両グループの業務提携により、今後想定される事業分野は以下の通りです。※詳細は添付資料参照
・産業廃棄物の適正処理（リサイクル）認証
・グリーン調達のトレーサビリティ認証
・紛争鉱物等の管理認証
・水や鉱物資源等の持続的活用に関する認証
・労働安全衛生／倫理／人権マネジメント認証
・CO2の排出／吸収量算定検証　等

注）上記事業は、環境インパクト調査や認証取得に関するコンサルティングサービスではなく、企業や自治体が実施する算定スキームの信頼性や算定結果の検証／認証を第三者として実施するものです。

■両組織の概要
アミタホールディングス株式会社　代表取締役会長兼社長　熊野英介
2010年1月設立（グループ全体の設立は1977年）。東証JASDAQ市場上場（証券コード：2195）。自然資本と人間関係資本が増加する持続可能な社会づくりをミッションとするアミタグループの持ち株会社。グループには、企業の環境戦略支援をメインとするアミタ（株）、地域の循環モデル構築を支援する（株）アミタ持続可能経済研究所、森林認証や漁業認証等の環境認証事業を行う（株）アミタ環境認証研究所がある。

所在地：〒604-0847 京都府京都市中京区烏丸通押小路上ル秋野々町535番地
http://www.amita-hd.co.jp/

ビューローベリタスジャパン株式会社　代表取締役社長　佐々木泰介
1828年設立、世界140ヶ国61,600人の従業員が、品質、健康・安全、環境及び社会的責任分野における適合性評価サービスを提供する、世界最大級の第三者民間監査・検査・認証機関ビューローベリタス(本社フランス)の日本法人。

所在地：〒231-0023　神奈川県横浜市中区山下町1　シルクビル2F
http://www.bureauveritas.jp/