5月13日にトークイベント「マニラの『困窮邦人』から考える社会問題~海外就職の落とし穴とは?~」
開発メディアganasは5月13日、「マニラの『困窮邦人』から考える社会問題~海外就職の落とし穴とは?~」と題するトークイベントを東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばで開きます。「困窮邦人」とは、海外で一文無し(またはそれに近い状態)になった日本人のことです。世界各地に500人いるといわれています。
「困窮邦人」とは文字通り、海外で一文無し(またはそれに近い状態)になった日本人を指します。ざっくり説明すると、下のような感じです。
1)外務省の定義だと、短・長期の滞在中に外務省(在外大使館)へ金銭的援助を求めた日本人(犯罪被害でお金をなくした人は含めない)
2)路上や公共施設で寝泊まりする人が多い
3)若者の困窮邦人が増えている(2012年だと39歳以下が3割!)
外務省の統計によれば、困窮邦人は全世界におよそ500人います。ただこれは大使館に金銭的援助を求めた人しかカウントしていないため、実際はこの何倍もの数がいると推測できます。困窮邦人が断トツで多い国がフィリピン(とりわけマニラ)なのです。
このトークショーでは、開発メディアganasの編集長・長光大慈が進行役を務め、フィリピンの邦字紙「まにら新聞」の元記者・篠塚辰徳さんをゲストに迎え、困窮邦人の実態とその裏にある社会問題に迫ります。フィリピン、日本のデータを提示し、困窮邦人はなぜ生まれるのか、日本大使館はなぜ助けないのか、「海外就職」がブームとなるなかで若者は困窮邦人になりうるのか――といった疑問を読み解いていくことを目指します。
◎日時:5月13日(火)午後7時10分~8時50分
◎場所:JICA地球ひろば セミナールーム601/602 (東京都新宿区市谷本村町10-5)
◎主催:開発メディアganas(特定非営利活動法人 開発メディア)
◎対象:海外就職に興味をもつ若者、困窮邦人の問題に関心のある方、フィリピンが好きな方
◎参加費:一般1000円、学生500円。1月10日の講演会(若者よ外国に行け、は盲目的すぎやしないか)にお越しいただいた方は無料にさせていただきます
◎定員:50人(先着順)
◎申し込み方法:devmedia.ganas@gmail.comあてにお名前、ご所属先、ご連絡先をお送りください
企業情報
企業名 | 特定非営利活動法人 開発メディア |
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代表者名 | 長光大慈 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
コラム
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