VPJ、大手楽器ブランドカンパニー星野楽器株式会社へデジタルアセット管理サービス『Digital Asset』を納品、グローバルな写真コンテンツ管理・配信を実現

VPJは、当社が提案・販売を行うクラウド型デジタルアセット管理サービス“DigitalAsset” を星野楽器株式会社へ納品しました。海外販売展開を行う同社は、楽器の写真コンテンツ管理・配信をセキュアに行える仕組みとして本サービスを採用しました。

星野楽器株式会社(本社:愛知県名古屋市、取締役社長 田中俊次)は、株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称:VPJ、本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼社長:三村 博明)が提案・販売を行うデジタルアセット管理サービス『Digital Asset』を採用しました。

<採用背景>
同社は自社ブランド「Ibanez Guiter」「TAMA Drum」を主力として海外販売を展開、世界中の著名なミュージシャンの間で世界三大ブランドの一つとして認知されている楽器ブランドカンパニーです。昨今、店舗販売に加えeコマースでの販売形態が増加する楽器業界において、アメリカ・ヨーロッパを中心にアジア諸国へもビジネスを展開する同社は、世界各国の販売店が展開するECサイトへ大量の写真コンテンツを掲載する必要がありました。競合他社よりも多くの写真コンテンツを販売店のECサイトに掲載することが今後の売上げに影響すると考えた同社は、楽器の写真コンテンツ管理・配信をセキュアに行える仕組みとしてVPJのクラウド型デジタルアセット管理サービス『Digital Asset』を採用しました。

<採用サービス概要>
同社で採用された「Digital Asset」はクラウドで提供されるデジタルアセット管理サービスです。本サービスではあらゆるデジタル資産を一元管理し、大容量データの効率的な共有が実現。Webブラウザから簡単にアクセスすることができ、使用用途に合わせたフォーマット変換・サイズ変換ダウンロードが可能です。
同社ではサービス導入前、世界各国の販売代理店への写真共有を、販売部の担当者を経由したFTPサーバでの転送・DVD等のメディアの航空便郵送等により行っていました。本サービスを活用し、各国の販売代理店が自ら必要なデータを探し、ECサイトに適した写真コンテンツをダウンロード出来る環境が構築されました。

<採用後の効果>
本サービスの採用により、同社では以下の効果が挙げられています。
・オンラインでのコンテンツ共有によるコピー用メディアコスト・航空便輸送費の削減
・オンラインでのコンテンツ共有による無駄な待ち時間・共有作業工数の削減
・ECサイトに応じたファイル形式・サイズの変換ダウンロードが実現
・代理店ごとにダウンロードが可能な環境の構築によりリアルタイムなデータ共有が実現
・BCPの観点からのデータ保全性の向上

<今後の展望>
現状、著作権・肖像権等により利用制限の判別が困難で、限定されたスタッフ以外はアーティスト写真を取得出来ない設定になっていますが、ポスターや店頭広告における販促活用ニーズは各国の販売店で共通しているため、効果的な販促活動が行えるようゲストダウンロード機能の活用を検討されています。ゲストダウンロード機能ではID/PWの都度発行の必要がなく、任意のデータのみを期間や回数を限定してダウンロードさせることが可能なため、管理者のID発行の手間削減に加え、アーティスト写真を他の誰にも公開せずに受け渡すことが可能となります。また、同社社内およびアメリカのグループ会社にて作成している動画コンテンツの制作素材データの共有スペースとしての活用、特に、増加する動画コンテンツ制作に向けた素材管理・共有への対応への期待も高まっています。

星野楽器株式会社について
星野楽器株式会社は愛知県名古屋市東区に本社をおき、「良質の楽器を世界規模で企画し、製造し、販売し、音楽を愛する方々に感動を生み出す」ことを基本精神に、100年余にわたって発展されてきた楽器ブランド・カンパニーです。特に、自社ブランド「Ibanez Guitar」と「TAMA Drum」は企画製造した楽器全体の90%が今や海外販売であり世界中の著名なミュージシャンの間で、世界三大ブランドのひとつとして認知されております。

VPJについて
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称:VPJ、本社:東京都渋谷区、資本金:3,500万円、代表取締役会長兼社長:三村 博明)は、カタログ・新聞・雑誌・ウェブ・タブレット・モバイル・TV・CMなどのメディア業界のコンテンツ制作現場へ「IT戦略」を提案するシステムインテグレータです。1994年設立以来、Windows、Mac、UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのネットワークシステム構築、通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意とし、最新のスマートフォンやタブレットにも対応しています。これまで画像、テキスト、グラフィックス、ビデオ等コンテンツ制作に関わるアプリケーションと連携するワークフローの構築で経験とノウハウを蓄積してきました。VPJが提供するソリューションは独自のワークフローシステムとデータベースなど最新のITをベースに構築されており、コンテンツの企画を手がける企業の販促宣伝部門・広告部門・広告代理店・出版社から、実際の制作を手がける印刷会社、デザイン事務所、映像プロダクション等へ幅広く納入されています。

企業情報

企業名 (株)ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
代表者名 三村博明
業種 その他サービス

コラム

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